今回は1810年に生まれたドイツの作曲家シューマンが、
作曲し未完のままで終わったツヴィッカウ交響曲をとりあげる。
今回聴いたCDはフランク・ベールマン指揮、
ロベルト・シューマン・フィルハーモニーの演奏によるもので、
M.ヴェントのクリティカル・エディションによる初録音盤である。
第1楽章アダージョ-アレグロ・モルトは、
弦楽器の重々しいユニゾンの序奏で始まる。
そのあと悲しい感じの主題が現れ、色々な楽器に引き継がれる。
シューマンらしい旋律であり、若々しい部分もみられる。
展開部では後半激しくティンパニなどで盛り上がり、
再現部に入り、最後は力強く始まる。
第2楽章アンダンテ・クワジ・アレグレット-
スケルツォ風間奏曲(アレグロ・アッサイ)は、
軽快で流れるような旋律で始まり、
金管楽器が活躍し荒々しい部分もみせ、
スケルツォの要素も入ってくる。
最後は悲劇的な感じになり、
盛り上がったところで突然終わる。
未完成であることがここで分かるが、
最終的にどうしたかったのだろうと想像しても、
これ以上は無理な気もする。
作曲し未完のままで終わったツヴィッカウ交響曲をとりあげる。
今回聴いたCDはフランク・ベールマン指揮、
ロベルト・シューマン・フィルハーモニーの演奏によるもので、
M.ヴェントのクリティカル・エディションによる初録音盤である。
第1楽章アダージョ-アレグロ・モルトは、
弦楽器の重々しいユニゾンの序奏で始まる。
そのあと悲しい感じの主題が現れ、色々な楽器に引き継がれる。
シューマンらしい旋律であり、若々しい部分もみられる。
展開部では後半激しくティンパニなどで盛り上がり、
再現部に入り、最後は力強く始まる。
第2楽章アンダンテ・クワジ・アレグレット-
スケルツォ風間奏曲(アレグロ・アッサイ)は、
軽快で流れるような旋律で始まり、
金管楽器が活躍し荒々しい部分もみせ、
スケルツォの要素も入ってくる。
最後は悲劇的な感じになり、
盛り上がったところで突然終わる。
未完成であることがここで分かるが、
最終的にどうしたかったのだろうと想像しても、
これ以上は無理な気もする。