今回は1933年生まれのポーランドの作曲家ペンデレツキが、
1991年から1992年に作曲した交響曲第5番に触れる。
今回聴いたCDはアントニ・ヴィット指揮、
ポーランド国立放送交響楽団の演奏である。
1楽章制で1992年にソウルで初演された。
韓国国際文化協会50周年を記念して委嘱された作品ということだ。
弦楽器の持続する1音と、下降する弦楽器の音型で始まる。
重々しい感じで、金管楽器と打楽器も加わり、
この緊張感はショスタコーヴィチを思わせもする。
5分に近いあたりから弦楽器の奏でる音型をもとに、
フーガ風の展開が始まっていき、
やがて木管楽器や金管楽器も絡んでいく。
そのあと10分過ぎにはいったん静かな感じになり、
鐘の音も鳴り響きわたるが、再び冒頭の音型が現れ、
上昇や下降する速く動く3つの音型が繰り返される。
これはとても印象的であり、木管楽器が奏でる音型は、
ショスタコーヴィチの滑稽な感じをみせる音楽を想起させる。
徐々に荒々しい感じになり盛り上がり、他の楽器でも繰り返される。
そして忘れたころに上昇や下降する速く動く3つの音型が現れる。
まるで幻影のように現れては消えるこの音型も重要な要素になっている。
やがては打楽器と金管楽器で盛り上がっていく。
それが終わると再び冒頭の音型が繰り返される。
またフーガ風の展開にもなっていき、闘争的な音楽になり、
徐々に盛り上がっていき、壮大な感じにもなっていく。
それが終わると静かになり、イングリッシュホルンや、
オーボエなど木管楽器が活躍し、鐘の音が鳴り響く。
最後は弦楽器が中心になり、冒頭の音型を繰り返し、
ホルンやトランペットが響き、再び激しい音楽になり、
持続した音が続き、最後は荒々しい感じで終わる。
1991年から1992年に作曲した交響曲第5番に触れる。
今回聴いたCDはアントニ・ヴィット指揮、
ポーランド国立放送交響楽団の演奏である。
1楽章制で1992年にソウルで初演された。
韓国国際文化協会50周年を記念して委嘱された作品ということだ。
弦楽器の持続する1音と、下降する弦楽器の音型で始まる。
重々しい感じで、金管楽器と打楽器も加わり、
この緊張感はショスタコーヴィチを思わせもする。
5分に近いあたりから弦楽器の奏でる音型をもとに、
フーガ風の展開が始まっていき、
やがて木管楽器や金管楽器も絡んでいく。
そのあと10分過ぎにはいったん静かな感じになり、
鐘の音も鳴り響きわたるが、再び冒頭の音型が現れ、
上昇や下降する速く動く3つの音型が繰り返される。
これはとても印象的であり、木管楽器が奏でる音型は、
ショスタコーヴィチの滑稽な感じをみせる音楽を想起させる。
徐々に荒々しい感じになり盛り上がり、他の楽器でも繰り返される。
そして忘れたころに上昇や下降する速く動く3つの音型が現れる。
まるで幻影のように現れては消えるこの音型も重要な要素になっている。
やがては打楽器と金管楽器で盛り上がっていく。
それが終わると再び冒頭の音型が繰り返される。
またフーガ風の展開にもなっていき、闘争的な音楽になり、
徐々に盛り上がっていき、壮大な感じにもなっていく。
それが終わると静かになり、イングリッシュホルンや、
オーボエなど木管楽器が活躍し、鐘の音が鳴り響く。
最後は弦楽器が中心になり、冒頭の音型を繰り返し、
ホルンやトランペットが響き、再び激しい音楽になり、
持続した音が続き、最後は荒々しい感じで終わる。