Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジャック・イベールの祝典序曲を聴く

2021-03-27 18:19:05 | 古典~現代音楽フランス編
健康診断の結果、血糖値が高いため、
糖尿病の治療として薬を飲み始め、
ようやく数値が下がって来たかと思ったら、
今度は痛風となり、散々な目に合っています。
健康に気を付けなければいけないという天の声かと思い、
お酒なども控え、家で静かにしています。
さて、今回は1890年生まれのイベールが、
1940年に作曲した祝典序曲を取り上げる。
今回は佐渡裕指揮、ラムルー管弦楽団の演奏を聴いた。
日本の紀元2600年のお祝いとして、
フランス政府の委嘱を受けて作曲したもののようだ。
ティンパニの音で始まり、重々しい感じで始まる。
その開始は祝典的な感じではないが、
その後明るい主題が出て盛り上がりをみせ、
華々しい感じにもなり、コラール風の旋律も現れ、
静かで緩やかに曲は進行していき、
徐々に壮大さも加え、力強さを増していく。
弦楽器の速い動きの上で、金管楽器が高らかに旋律を奏で、
終わりに向けて盛り上がりを見せて最後力強く終わる。
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イゴール・マルケヴィチ(マルケヴィッチ)のシネマ序曲を聴く

2021-03-20 16:04:50 | 古典~現代音楽スイス編
今回は1912年生まれのマルケヴィチ(マルケヴィッチ)が、
1931年に作曲したシネマ序曲を取り上げる。
今回はクリストファー・リンドン=ジー指揮、
アルンヘム・・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴いた。
指揮者として有名なマルケヴィチではあるが、
作曲家としても多くの管弦楽曲を残している。
弦楽器中心にリズミックな旋律で始まる。
金管楽器がそれに荒々しさを加えていく。
車のクラクションの音も入り、実験的な試みもみられる。
金管楽器が絡んでいきながら盛り上がりを見せて終わる。
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ヴァンサン・ダンディの交響変奏曲「イスタール」作品42を聴く

2021-03-07 10:40:31 | 古典~現代音楽フランス編
久しぶりにブログを書きます。
しばらくはフランスの作品をとりあげていきます。
今回取り上げるのは1851年生まれのダンディが、
1896年に作曲した交響変奏曲「イスタール」作品42である。
今回はピエール・デルヴォー指揮、
ロワール・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴いた。
古代メソポタミアの女神であるイスタール(イシュタル)が、
冥界に下り若き恋人を救うために、
宝物や衣服を取りながら7つの門を超えていく様子を、
主題と変奏により表現した音楽作品である。
ホルンの序奏に始まり、弦楽器中心に主題が奏でられる。
木管楽器が奏でる下降する旋律は、冥界に下る様子を表現し、
ヴァイオリン・ソロにより第一の変奏が開始され、
その後各楽器に受け継がれ変奏が展開される。
最後に向けてはロマンティックに盛り上がり、静かに終わる。
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