Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

グスタフ(グスターヴ)・ホルストの「汝の剣を身に着けよ(Girdon Thy Sword)」を聴く

2023-12-10 16:26:35 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
今回は1874年生まれのイギリスのグスタフ・ホルストが、
1927年に作曲した「汝の剣を身に着けよ(Girdon Thy Sword)」を聴いた。
聴いたCDはジョシュア・ライアンのオルガン、ウィリアム・ヴァン指揮、
ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団の演奏による。
讃美歌の歌詞はイギリスの詩人ロバート・ブリッジズによるものである。
CDでは男声合唱が歌い、続き少年合唱団、そして女声合唱団も入る。
最後は全体で力強く歌って終わる。ここでいう剣は神のことばなのだろう。
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グスタフ(グスターヴ)・ホルストの「われらが祝福する救い主(Our Blest Redeemer)」を聴く

2023-11-29 06:48:47 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
今回は1874年生まれのイギリスのグスタフ・ホルストの合唱曲、
「われらが祝福する救い主(Our Blest Redeemer)」をとりあげる。
この作品には作品番号がなく、1919年に作曲された作品である。
聴いたCDはウィリアム・ヴァン指揮、
ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団の演奏による。
歌詞はイギリスのハリエット・オベールによるもので、
讃美歌などの作詞で知られる女性の詩人である。
作品はパブリック・スクールの讃美歌として、
作曲されたもののようであり、アカペラの曲である。
女声合唱のユニゾンで始まる歌の旋律は素朴であり、
やがて、男声合唱も加わり、ハーモニーが重なりあう。
神を讃える宗教的な内容で、最後はアーメンで終わる。
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グスタフ(グスターヴ)・ホルストの「私たちではなく、主よ(Not Unto Us,O Load)」H.22を聴く

2023-11-21 21:01:03 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
今回は1874年生まれのイギリスのグスタフ・ホルストの作品で、
1893年から1996年の間に作曲された合唱曲、
「私たちではなく、主よ(Not Unto Us,O Load)」H.22をとりあげる。
この作品の歌詞は詩篇第115篇と144篇から成っている。
聴いたCDはジョシュア・ライアンのオルガン、ウィリアム・ヴァン指揮、
ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団の演奏によるものである。
オルガンの音に導かれ男声合唱で始まる最初の詩は、
詩篇第115篇によるもので神を讃え、神への信仰が述べられている。
女声合唱も加わり、男声の独唱も入るが、その中で、天は神のもので、
地は神から人類に授けられたものという内容が歌われる。
後半はオルガンの間奏をはさみ女声の独唱に始まる。
男声合唱が加わり、合唱全体で、詩篇第144篇の中の、
われらはあなたに新しい歌を歌うという内容の歌詞が歌われる。
オルガンの重厚な響きとともに最後は力強く終わる。
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グスタフ(グスターヴ)・ホルストの讃歌「我は汝に誓う、我が祖国よ」H.146を聴く

2023-11-19 10:24:59 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
自分のホームページが閲覧できない状況になっていたので、
しばらく、ブログをやめていました。
大丈夫になったようなので再開します。
これからはグスタフ(グスターヴ)・ホルストの作品で、
今までとりあげていなかった作品をとりあげていきます。
今回は、1921年に作曲された讃歌「我は汝に誓う、我が祖国よ」H.146、
原題はI vow to thee, my countryをとりあげる。
聴いたCDはジョシュア・ライアンのオルガン、ウィリアム・ヴァン指揮、
ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団の演奏によるものである。
詩は1859年生まれの外交官セシル・スプリング・ライスによるもので、
「木星」の中間部に出てくるせんりつにのって歌われる。
オルガンの伴奏に乗って1番では祖国への忠誠心の内容、
2番では平和で穏やかな理想の国家の内容の歌詞が合唱で歌われる。
第一次世界大戦休戦協定記念式典の中で歌われたこともあって、
内容は愛国的であるが、軍隊も王もいない理想の国家については、
そんな理想の国家があったらいいのになとも思うのである。
権力者がいるから権力者の名のもので戦争が行われ、
軍隊があるから終わりなき戦闘が続いてしまう。
第一次世界大戦のあとに歌われた理想の国家は、
今になっても実現しているとはいえないのだろうな。
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グスタフ(グスターヴ)・ホルストの「ヴェーダ賛歌」作品24(H90)より第3群を聴く

2018-04-20 19:04:39 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
今回でホルストの作品についての紹介は終わる。
今回取り上げるのは、1874年生まれのホルストが、
1907年から1908年にかけて作曲した「ヴェーダ賛歌」作品24(H90)である。
リグ・ヴェーダをホルスト自身が翻訳し、曲をつけたものである。
今回はその中の第3群を聴いた。
今回聴いたCDはクリストファー・モルトマンのバリトン、
ステュアート・ベトフォードのピアノ演奏である。
第1曲「ヴェック(語り)」は、ピアノの奏でる優しい和音に、
バリトンが入って歌い始め、ドラマティックに盛り上がって終わる。
第2曲「創造主」は、深遠で哲学的な内容である。
神は原初のもの、創造主であることを歌って終わる。
第3曲「信仰」は、透明感のあるピアノの音に、
バリトンが加わって最も神聖な信仰心を歌っていく。
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