Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ハヴァーガル・ブライアンのヴァイオリンとピアノのための伝説を聴く

2016-09-30 22:59:26 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1919年に作曲したヴァイオリンとピアノのための伝説である。
ジェラルド・カンバーランドの詩に基づく作品である。
演奏はショルト・カイナッチのピアノ、
ジョナサン・ストーンのヴァイオリン演奏によるものである。
暗いピアノの音に、ヴァイオリンも絡み、
哀愁の漂う旋律で始まり、そのあとは軽快な部分や、
ゆったりとした部分や力強い部分も続く。
いったん静まり、ヴァイオリンが歌うように旋律を奏でる。
いつものブライアンとは違ったロマン派的な室内楽曲である。
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ハヴァーガル・ブライアンの3つのユニゾンの歌を聴く

2016-09-28 21:55:57 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1914年に作曲した3つのユニゾンの歌である。
ジェラルド・カンバーランドの詩に基づく作品である。
演奏はマーク・ストーンのバリトン、
ショルト・カイナッチのピアノ伴奏によるものである。
第1曲「山とリス(The Mountain and the Squirrel))は、
ラルフ・ワルド・エマーソンの詩に基づくもので、
ピアノの前奏に続き、バリトンが歌い始める。
明るくユーモアにも富んでいそうな感じである。
第2曲「ロスト・ドール(失われた人形) (The Lost Doll)」は、
チャールズ・キングスレイの詩に基づくもので、
民謡風の旋律がバリトンにより歌われる。
第3曲「ホワット・ダズ・リトル・バーディー・セイ?
(What does little birdie say?) 」は、
ロード・アルフレッド・テニスンの詩に基づくもので、
軽快で明るい民謡風の歌であり、可愛らしくもある。
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ハヴァーガル・ブライアンの死んだ子供の独白作品13aを聴く

2016-09-26 21:39:39 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1906年に作曲した死んだ子供の独白作品13aである。
ジェラルド・カンバーランドの詩に基づく作品である。
演奏はマーク・ストーンのバリトン、
ショルト・カイナッチのピアノ伴奏によるものである。
ピアノの軽快な前奏に続き、バリトンが歌い出す。
ピアノが繰り返す音型が陰影を時々与えたりする。
最後は神秘的な感じを残したまま、穏やかに終わる。
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ハヴァーガル・ブライアンの3つの歌作品6を聴く

2016-09-25 06:52:58 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1905年に作曲した3つの歌作品6である。
演奏はマーク・ストーンのバリトン、
ショルト・カイナッチのピアノ伴奏によるものである。
第1曲「悲しい歌(Sorrow Song))は、
サミュエル・ダニエルの詩に基づくもので、
重々しいピアノの前奏に続き、バリトンが歌い始める。
悲しい心情が歌われ、最後はピアノの重々しい音で終わる。
第2曲「メッセージ (The Message)」は、
ジョン・ダンの詩に基づくもので、
軽やかなビアノの伴奏に乗り、バリトンが歌う。
流れるようであっという間に終わる曲である。
第3曲「別れ (Farewell) 」は、
レジナルド・ヒーバーの詩に基づくもので、
しみじみとしたピアノ伴奏のあとバリトンが歌い出す。
趣きのあるしんみりとした曲で、
最後はピアノの音だけが残り、静かに終わる。
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ハヴァーガル・ブライアンの3つのイルミネーションを聴く

2016-09-24 08:28:09 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1916年に作曲した3つのイルミネーション(ピアノ編)である。
演奏はショルト・カイナッチのピアノによるものである。
第1曲少年たちとパステル(The boys and the pastille)は、
重々しい低音の2音の音型に旋律が重なって始まる。
そのあとは軽やかな感じの旋律が奏でられ、
流れるような旋律とそれを分断する音が繰り返され、
最後は冒頭の部分の断片が奏されて終わる。
第2曲蝶々のワルツ(The Butterfly's Waltz)は、
蝶が舞うような旋律が繰り返される曲である。
第3曲ヴィーナスと警官(Venus and a Bobby)は、
重々しい低音の旋律に、高い音が軽快に絡んで始まる。
そのあとは高音が繰り返す音に低音の旋律が絡んでいく。
そして高音と低音が交互に旋律をやりとりし、穏やかに終わる。
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