Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ミヒャエル・ハイドンの交響曲第1番ハ長調P.35を聴く

2017-09-29 06:41:24 | 古典~現代音楽オーストリア編
今回取り上げるのは、1737年生まれのミヒャエル・ハイドンが、
1758年頃作曲した交響曲第1番ハ長調P.35である。
今回聴いたCDはボーダン・ワルチャル指揮、
スロヴァキア室内管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、明るく生き生きとした旋律で始まる。
その旋律を奏でる旋律に木管楽器や金管楽器が絡み、
さらに打楽器で荘厳さが加わり、最後力強く終わる。
第二楽章アンダンテは、ゆったりとした旋律を奏でて始まる。
弦楽器のみの楽章で前楽章とは対照的である。
第三楽章メヌエットは、弦楽器が奏でる舞曲風の旋律に、
金管楽器と打楽器が加わり、華やかさがみられる。
中間のトリオは弦楽器中心に流れるような旋律が奏でられ、
再び冒頭のメヌエット主題が繰り返されて堂々と終わる。
第四楽章プレストは、弦楽器の軽やかな旋律で始まる。
打楽器も加わり壮麗な感じで、金管楽器とともに、
盛り上がりをみせ、最後力強く終わる。
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フランツ・イグナーツ・ベックの交響曲変ロ長調作品3の2(Callen 14)を聴く

2017-09-28 06:16:31 | 古典~現代音楽ドイツ編
今回取り上げるのは、1734年生まれのベックが、
作曲した交響曲変ロ長調作品3の2(Callen 14)である。
今回聴いたCDはケヴィン・マロン指揮、
トロント・カメラータの演奏による。
第一楽章アレグロ・コン・スピリートは、
弦楽器による生き生きとした旋律で始まる。
それに木管楽器や金管楽器も絡んでいく。
木管楽器の絡むところが甘美な感じでいい。
第二楽章ラルゴは、優雅な旋律でゆっくりと始まる。
弦楽器のみにより奏でられていく旋律は、
やや憂いも感じさせ叙情的である。
第三楽章メヌエットⅠ&2は、
弦楽器と管楽器による舞踏的な旋律で始まり、
優雅さとともに華やかさを感じる。
もう一つが木管楽器を中心とした舞曲風の旋律である。
第四楽章プレスティシモは、軽快な旋律で始まる。
弦楽器の旋律に木管楽器や金管楽器も絡んで、
明るく生き生きとした感じの主題が、
展開されていく中で叙情的になるが、
再び明るさを取り戻して、最後は力強く終わる。
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ヨハン・バプティスト・ヴァンハルの交響曲ニ短調(Bryan.d1)を聴く

2017-09-27 06:11:43 | 古典~現代音楽オーストリア編
今回取り上げるのは、1739年生まれのヴァンハルが、
作曲した交響曲ニ短調(Bryan.d1)である。
今回聴いたCDはコンチェルト・ケルンの演奏による。
第一楽章アレグロは、悲しげな旋律で始まる。
疾風怒濤を感じさせる速い動きで進んでいく。
それはモーツアルトの交響曲第25番を感じさせる。
駆け抜けていくような疾走感がたまらなくよい。
第二楽章アリオーソ,マ・ノン・レントは、
優雅な感じの旋律が弦楽器と管楽器により奏でられて始まる。
旋律は繰り返されていき、牧歌的な雰囲気を出していく。
第三楽章メヌエットは、短調のメヌエット主題で始まる。
その主題が繰り返されたあと、明るい中間部のトリオに入る。
ここでは木管楽器と金管楽器が活躍し、大らかな感じである。
そして冒頭のメヌエット主題が繰り返されて終わる。
第四楽章プレストは、激しい感情のあふれる旋律で始まる。
対照的な明るい旋律も出て、盛り上がりをみせる。
この二つの主題による提示部を繰り返した後、
二つの主題を中心に展開され、最後は力強く終わる。
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カール・シュターミッツのチェロ協奏曲第4番ハ長調を聴く

2017-09-26 06:14:12 | 古典~現代音楽ドイツ編
今回取り上げるのは、1745年生まれのカール・シュターミッツが、
作曲したチェロ協奏曲第4番ハ長調である。
今回聴いたCDはコンチェルト・ケルンの演奏による。
第一楽章アレグロ・モデラートは、
弦楽器全体で明るく軽快な主題を奏でて始まる。
やがて独奏チェロが入り、旋律を朗々と奏でていく。
弦楽器全体の部分とチェロ中心に展開される部分が繰り返され、
主題も展開されていき、チェロのカデンツァが入ったあと、
弦楽器全体で旋律を奏で、木管楽器も絡んで終わる。
第二楽章アンダンテ・グラツィオーソは、
弦楽器で穏やかで優雅な旋律を奏でて始まり、
やがて独奏チェロが入り、その主題を引き継いでいく。
そのあとは独奏チェロを中心に曲は展開され、
チェロのカデンツァが入り、最後は弦楽器全体で終わる。
第三楽章ロンド(アレグレット)は、舞踏風の旋律で始まる。
弦楽器に木管楽器や金管楽器が絡んでいき、
続いてそれに独奏チェロが絡んでいく。
やがて独奏チェロが中心となって曲は展開し、
短いチェロのカデンツァが入る。
最後は全体で主題を奏でて華やかに終わる。
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クララ・シューマンの音楽の夜会作品6よりトッカティーナを聴く

2017-09-22 07:19:13 | 古典~現代音楽ドイツ編
今回取り上げるのは、1819年生まれのクララ・シューマンが、
1834年から36年にかけて作曲した音楽の夜会作品6の中の、
1曲にあたるトッカティーナである。
今回聴いたCDはミカエラ・グリウスのピアノ演奏による。
軽快で速いテンポで流れていく旋律に始まり、
穏やかな感じの叙情的旋律が現れる。
最後は再び盛り上がりをみせて力強く終わる。
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