今日は、荻窪から西荻窪駅まで歩きました。
西荻窪のCopo do diaで近田さんのライブを聴きました。
今日聴いたのは1936年生まれのベネットの作品。
彼はケント州のブロードステアーズに生まれ、
王立音楽アカデミーで学び、バークリー等に師事した。
その後1950年代にピエール・ブーレーズに学び、
イギリスやアメリカで教育活動に従事した。
映画「オリエント急行殺人事件」の音楽の作曲を
手がけたことでも有名な作曲家である。
ピアノ協奏曲第1番は1968年に作曲された。
ブーレーズに師事し、しばらく間もない時期の作品だからか、
セリエル音楽からの影響が強く残った作品である。
今回聴いたのは、スティーヴン・コヴァセヴィチのピアノ、
ギブソン指揮のBBC交響楽団の演奏によるCDである。
モデラートの部分は、煌めくようなピアノの音と、
浮遊するようなオーケストラの響きから始まる。
現実的でない、夢の中にいるような音楽であるが、
ピアニストには高度な演奏テクニックが要求される。
いかにも現代的でセリエルの音楽風である。
プレストは、ピアノと管弦楽が、時に荒々しく、
時に軽快さを装って、音楽は進行していく。
ここでもピアノの演奏は攻撃的で、ダイナミックであり、
管弦楽はうねりのある音楽を作り出していく。
レントは、弦楽器を中心に静かな音楽が展開される。
続いてピアノ・ソロが入り、カデンツァ風に演奏する。
そしてピアノと管弦楽によって徐々に盛り上がりをみせる。
情熱的な音楽であるが、最後はピアノだけになり静かに終わる。
ヴィーヴォは、再びピアノと管弦楽により、
激しく荒々しい音楽が展開されていく。
打楽器とピアノによりリズムが強調され、
金管楽器も加わり、ダイナミックな部分もある。
後半途中からピアノのカデンツァ風の部分があり、
そのあとピアノ・ソロが弾くリズムに合わせ、
管弦楽も加わり、最後は荒々しさの中突然終わる。
それにしてもスティーヴン・コヴァセヴィチのピアノはすごい。
西荻窪のCopo do diaで近田さんのライブを聴きました。
今日聴いたのは1936年生まれのベネットの作品。
彼はケント州のブロードステアーズに生まれ、
王立音楽アカデミーで学び、バークリー等に師事した。
その後1950年代にピエール・ブーレーズに学び、
イギリスやアメリカで教育活動に従事した。
映画「オリエント急行殺人事件」の音楽の作曲を
手がけたことでも有名な作曲家である。
ピアノ協奏曲第1番は1968年に作曲された。
ブーレーズに師事し、しばらく間もない時期の作品だからか、
セリエル音楽からの影響が強く残った作品である。
今回聴いたのは、スティーヴン・コヴァセヴィチのピアノ、
ギブソン指揮のBBC交響楽団の演奏によるCDである。
モデラートの部分は、煌めくようなピアノの音と、
浮遊するようなオーケストラの響きから始まる。
現実的でない、夢の中にいるような音楽であるが、
ピアニストには高度な演奏テクニックが要求される。
いかにも現代的でセリエルの音楽風である。
プレストは、ピアノと管弦楽が、時に荒々しく、
時に軽快さを装って、音楽は進行していく。
ここでもピアノの演奏は攻撃的で、ダイナミックであり、
管弦楽はうねりのある音楽を作り出していく。
レントは、弦楽器を中心に静かな音楽が展開される。
続いてピアノ・ソロが入り、カデンツァ風に演奏する。
そしてピアノと管弦楽によって徐々に盛り上がりをみせる。
情熱的な音楽であるが、最後はピアノだけになり静かに終わる。
ヴィーヴォは、再びピアノと管弦楽により、
激しく荒々しい音楽が展開されていく。
打楽器とピアノによりリズムが強調され、
金管楽器も加わり、ダイナミックな部分もある。
後半途中からピアノのカデンツァ風の部分があり、
そのあとピアノ・ソロが弾くリズムに合わせ、
管弦楽も加わり、最後は荒々しさの中突然終わる。
それにしてもスティーヴン・コヴァセヴィチのピアノはすごい。