Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

エドヴァルド・グリーグの「狩人」 EG157を聴く

2023-09-27 22:45:51 | エドヴァルド・グリーグの作品
今回は1843年ノルウェー生まれのグリーグの作品で、
1905年に作曲された「狩人」 EG157をとりあげる。
今回聴いたCDは、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのバリトン、
ハルトムート・ヘルのピアノ伴奏によるものである。
軽快な行進していくようなピアノのリズムに乗って、
猟師が犬を連れて狩りにでかける朝の情景が歌われる。
曲からも狩りに出かける猟師の楽しさが伝わってくる。
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エドヴァルド・グリーグの「呼び声(農場の歌)」を聴く

2023-09-25 21:05:27 | エドヴァルド・グリーグの作品
今回は1843年ノルウェー生まれのグリーグの作品で、
1894年から95年の間に作曲された7つの子どもの歌 作品61より、
第3曲の「呼び声(農場の歌)」をとりあげる。
今回聴いたCDは、エリーザベト・シュヴァルツコップのソプラノ、
ジェラルド・ムーアのピアノ伴奏によるものである。
呼び声に応えて夏の農場に集まってくる動物たちと、
その動物たちとじゃれあって遊ぶ子どもの姿の情景が、
浮かび上がってきそうな歌詞の内容である。
この詩はビョルンソンによるもので、
弾んだピアノの伴奏の上で、ソプラノが軽やかに歌う。
北欧の短い夏を思わせるように、
この作品は1分ほどの短い曲である。
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エドヴァルド・グリーグのヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調作品13を聴く

2023-09-24 15:44:47 | エドヴァルド・グリーグの作品
今回は1843年ノルウェー生まれのグリーグの作品で、
1867年に作曲されたヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調作品13をとりあげる。
今回聴いたCDは、イェフディ・メニューインのヴァイオリン、
ロベルト・レヴィンのピアノ演奏によるものである。
第1楽章レント・ドロローソ-ポコ・アレグロは、
ピアノの音に続き、ヴァイオリンが旋律を奏でる前奏で始まる。
ドロローソは悲痛なという意味であり、その意味通り深い悲しみを感じる。
主部に入り生き生きとした躍動的な主題が奏でられる。
もう一つの主題はメランコリックな旋律であり、対照的である。
北欧らしい二つの主題は展開部で変形されていき、
再現部を経て、最後盛り上がって終わる。
第2楽章アレグレット・トランクィロは、
ピアノに続きヴァイオリンが抒情的な旋律を奏でていく。
この旋律も北欧的な魅力に富んでいる。
第3楽章アレグロ・アニマートは、
ピアノの舞曲風の弾んだ音に乗って、
ヴァイオリンが明るく生き生きとした旋律を奏でていく。
両者の掛け合いによって盛り上がって最後は力強く終わる。
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エドヴァルド・グリーグの5つの詩 作品70の第1曲「エロス」を聴く

2023-09-21 23:05:46 | エドヴァルド・グリーグの作品
今回は1843年ノルウェー生まれのグリーグの作品で、
1900年に作曲された5つの詩 作品70の中の、
第1曲「エロス」をとりあげる。
この詩はベンゾンによるものである。
今回聴いたCDは、キルステン・フラグスタートのソプラノ、
ウォーウィック・ブレイスウェイトの指揮、
フィルハーモニア管弦楽団の演奏によるものである。
詩の内容は女性に対する情熱的な愛を歌ったものである。
曲も管弦楽伴奏ということもあってか、
ドラマティックな音楽でどこかワグナー風である。
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エドヴァルド・グリーグの叙情小品集第6集作品57を聴く

2023-09-20 22:56:04 | エドヴァルド・グリーグの作品
今回は1843年ノルウェー生まれのグリーグの作品で、
1890年から1893年にかけて作曲された、
叙情小品集第6集作品57をとりあげる。
2つの曲の詩はアンデルセンによるものである。
今回聴いたCDは、アイナル・ステーン=ノックレゲルグの、
ピアノ演奏によるものである。
第1曲「過ぎ去った日々」は、三部形式の曲である。
重々しく始まる最初は過去のことを表現している。
過去の出来事を思い出して、感情の高ぶる部分が見られる。
中間部では舞曲的なところに幸せが垣間見ることができる。
第2曲「ガーデ」は、甘美な旋律が流れるように奏でられ、
楽しく甘い思い出を回顧している感じである。
第3曲「幻影」は、ショパンを思わせる曲である。
ロマンティックな曲で、やや悲しい感じでもある。
第4曲「秘密」は、静かに始まるが、
途中で高揚していくところもあり、
変化に富んでいるところがある。
第5曲「彼女は踊る」は、軽快な舞曲で、
タイトル通りで、楽しく弾んだ音楽である。
第6曲「郷愁」は、三部形式の曲である。
しみじみとした旋律で始まる冒頭の部分と、
中間部の明るく軽やかな旋律が対照的である。
こういった軽快な部分に北欧的な部分がみられる。
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