子ども・子育て支援新制度シンポジウム

6月14日(日) 子ども・子育て新制度シンポジウム

 今年度から各自治体が実施主体としてスタートした子ども・子育て支援新制度

 地域で何がどう変わっていくのか、利用者にとってどうメリットがあるのかがイマイチわからないままです。

 というわけで、昨日午後から現代劇場大ホールで開催された「高槻子ども子育てシンポジウム」に参加しました。

 今回のシンポジウム高槻市、私立保育園連盟・幼稚園協力会や保護者、NPO法人等、子育てに関わる関係者が一堂に会してこれからの就学前教育について考える内容です。

 芥川高校和太鼓部のオープニングに続く基調では、児童福祉分野の第一人者である山縣文治(関大人間健康学部教授)さんとラジオDJの山本シュウさんが新制度について軽妙に説明。

 第二部では、高槻市子ども・子育て会議の会長も務めた広瀬道代(平安女学院大子ども教育学部長)、私立保育園連盟会長の坂本玉器(津之江さくら保育園園長)、私立幼稚園協力会会長の岡部圭二(高槻双葉幼稚園園長)、地域NPOの立場で石井聡子(子育て支援ネットワークティピー理事長)、高槻市から万井勝徳(子ども未来部部長代理)さんらによるパネルディスカッションが行われました。

 今回の新制度の大きな柱の一つが、幼稚園と保育所の垣根をなくす認定こども園と地域型保育ですが、オール高槻で子育てを考えていこうというのは時機を得た試みでした。

 ただ、サービス利用にあたって1~3号の認定を受ける必要が出て来たり、延長保育料が大幅に負担増が生まれたりで保護者からの不安も解消されていません。

 社会的システムの変化に対応した子育てに関わる地域の社会的資源をどうつくっていくか、アンテナを高くしていくことももこれからの課題ですね!

 

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