そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

ビルマを懐柔するアメリカ

2011-12-07 | 政治と金

ヒラリー・クリントンが、ビルマの軟禁を解かれた民主活動家、アウンサPhoto ン・スーチー訪問した。予定時間を越えて、二人で3時間ほど話し合ったようである。女同士のツーショットは、少々気が引くが見ごたえがある。何よりも、ヒラリーの髪型を含めた表情が、これまで見たことがないからである。

アメリカは、1600人とも言われる、政治犯の釈放を要求している。更に、交易などの自由化や開放を要求している。

ビルマの核開発疑惑も拭われたわけではない。経済制裁に苦しんだ、ビルマ政府が、スーチー女史を利用し、アメリカとの距離を縮めたと見れなくもない。

アウンサン将軍の肖像の前で、女史と写真に納まり、政府は女史の軟禁を解いたのである。

ビルマが中国に接近すると見せかけることで、アメリカを取り込もうとCosying_up_to_yangonしているのである。

中国は、現在パキスタンとの関係修復に懸命である。

アメリカはアメリカで、中国へのけん制のために、ビルマの取り込みには、またとない機会だと判断したのである。二人のツーショットは、ビルマの民主化へのパフォーマンス的だけではないのである。

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