田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

マダム・イン・ニューヨーク(English Vinglish)

2014年09月27日 18時05分02秒 | 日記

 ビジネスマンの夫、2人の子供のために日々家事をこなす専業主婦シャシ(シュリーデヴィ)は、家族の中で唯一英語ができないことが悩みだった。ある日親戚の結婚式の手伝いを頼まれ単身渡米するも、英語が話せないためつらい思いをする。そんな時「4週間で英語が話せる」という英会話学校の広告を見つけた彼女は、身内に黙って学校に通い始めるが……。(シネマトゥディより)

 

 

 今頃すみません。田舎に降りて来るのが遅かったもので。でも、見れて良かった!実は少し迷っていたのです。家族に尽くして来た、お料理上手な専業主婦がなんらかのキッカケ(今回は姪の結婚式の手伝いのためニューヨークに単身出てくる)で自分探しを始め、人生を主体的に切り開いてゆく・・・なんて、わりとよくある話で「予想できるな」などと、ひねくれたことを考えていました。

まったく!どうして自分はこんなに擦れてしまったのでしょう!人生はそんな単純なものではなく、十人十色。それぞれに個性的で、予想できないことが起きると言うのに!

いや、本当によくできていました。

インドの人たちって、結構英語を話しますよね。映画を見ていても(そういう類のものが日本に来ないだけかもしれないけれど)、この主人公の女性(シャシ)のようにヒンズー語しか話さない人が珍しいほど。

シャシの家庭も、そこそこお金持ちで、娘も成績優秀。姑と同居をしていますが、シャシは専業主婦。でも、お菓子作りが得意で、それを生かして販売も。評判も上々です。

一方、夫はいつも仕事で忙しく、ポジションも重要なのか、ほとんど職場では英語です。娘の英語の成績も優秀で、実は母親が英語を話せないことを恥じています。

そんなこんなで、シャシはことあるごとに家族にバカにされ、あるいは「料理を作っていればそれでいい」と言われたり、まるで無能者扱いです。妻や母親にこんなこと言うのかしら、と思うほど。見ていてつらかったですね。

そうは言っても、本人も積極的に勉強するでもなく、「家族のため」をいいわけに、いつも状況に流されるままに生きて来た女性なんですね。本人は「自分のことを後回しにしてでも、家族のために一生懸命やってきた」と思ってるでしょうし、実際そうなんですが、現実的にこういう女性に決断力は乏しく、難しいことや大きなことから逃げていることも多いんですね。

さて、そんな彼女が、ニューヨークに住む姉から「娘が結婚するので、その準備を手伝って欲しい」と連絡を受けます。夫は忙しいし、子供たちは学校があるので、専業主婦であるシャシだけが早めにニューヨークに行くことになります。

一人で行動などしたことないシャシは、「できない」「行けない」「せめて下の子だけでも連れて行きたい」などとメソメソしていますが、結局そんなことできずに一人で飛行機に乗ることになります。

案の定、英語もわからずおろおろするばかり。そんなの予想がつくんだから、夫も娘ももっと協力して最低限の英語を仕込むことはできなかったのか、と優しくない家族に腹も立つわけですが(実際、バカにしているヒマがあったら教えればいいと思う)、そこはうまくできたもので、シャシは人の目を惹くほどの美人なんですね。行く先々で、そばにいる男性がちゃ~んと助けてくれます。だからといって何も起きないのですが。

さて、ニューヨークに着けば、英語が話せる姉も姪もいると安心していたのですが、彼女達も結構忙しい。そのうち一人になってしまいます。

カフェに入るもちゃんと注文もできす、人にぶつかっちゃったりして問題ばかり起こし、メゲるシャシ。そんなときも、後ろに並んでた男性が助けてくれたり。

しかし、さすがに危機感マックスのシャシ、「4週間で英語を話せる」というバス広告を見つけ、一発奮起。お菓子で稼いだお金をつぎ込んで、英会話クラスに通い始めます。

この英会話クラス、4週間毎日通うんですね。こういうスタイル、日本でもあるのかしら。かなり自由の効く人でないと続けづらい気がする。

ともかく、シャシは通い始めます。このクラスがまた、楽しそう!いろんな国の人たちがいて、みんなそれぞれ個性的で、みんなすっごくいい人。いいなぁ、とっても楽しそう。先生もゲイなんだけど、とてもかわいげのある男性。随分前に「なんとかかんとかのイタリア語講座」(題、だいぶ違うかもしれないけれど)とか言う映画を見た時も、クラスの人たちがとっても個性的で楽しくて、そこからいろいろ発展してゆく物語だった。あちらの外国語講座って、日本と違って基本的に密なのかしら。どの映画でも、日本より楽しそうに見えるんですけど。

こっそり通っていたシャシには、予定より早く家族がニューヨークに来てしまったり、結婚式のために作ったお菓子がパァになることがあったりと、いろんな障害が立ちはだかるわけですが、唯一知ってて味方してくれた姪と、心優しいクラスメイトたちのおかげで、一歩も二歩も前進した人生が開かれて来るわけです。

危険ではない程度の淡い恋も盛り込み、素敵な話に仕上がっています。前述もしましたが、語学学校の生徒さん達と先生が、本当に素敵です。私も、なにか習ってみようかしらんと思いました(笑)。

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実は海外に行くのがすごく苦手。 世界遺産とかいろんなところを見てみたいとは思いま