田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

マチェーテ(MACHETE)

2014年05月09日 19時28分13秒 | 日記

 

 

 

クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスによる『グラインドハウス』内で流れた偽の予告編を基に、ロドリゲスが長編映画として製作したエロとバイオレンス満載のB級アクション。ナイフの使い手、マチェーテが元メキシコ連邦捜査官の職と妻子を失い、アメリカで陰謀に巻き込まれ、宿敵と相まみえる激闘を描く。ロドリゲス監督作品ではおなじみの俳優ダニー・トレホを主演に、ジェシカ・アルバやロバート・デ・ニーロやリンジー・ローハンなど豪華競演陣がB級映画に溶け込み、手に汗握るエンターテインメント作品に仕上がった。(yahoo!映画より)

 

 

 今頃すみません。録り置き作品の消化です。「グラインドハウス」は映画館で(!)見たんですよ、おもしろかったですね。そこでフェイクの予告編も見てるんですよ、でもなぜか食指が伸びなかったんですね、今まで。大いに反省です。おもしろかった!!とってもグロでバカバカしいけれど、最高におもしろい。やりますねぇ。こういう才能を持った人、尊敬します。

主演は顔から怖いダニー・トレホ。いい人なのに、そして本当に強いのに、顔が怖すぎる(笑)。作中でも、路上ファイターに「おい、ブ男」などと呼びかけられてる。男の人だから、顔なんて気にしなくていいんだろうけれど、そう呼ばれて振り向くなよって感じだった(笑)。

そんなダニーも、冒頭ではれっきとしたメキシコ連邦捜査官。上司が制するのも聞かず、女性を助けに行ったのが運のつき。上司も女もちゃ~んと麻薬王とつながっている。世の中、お金だもんね(笑)。妻と娘を殺された挙句に自分も重傷を負わされ、建物ごと焼かれてしまう。

ここで、麻薬王はなんとスティーブン・セガール!私、久しぶりに見ました。お元気でがんばっておられるのでしょうか。ダニー・トレホが小さいのかな。セガール親父は随分大きく見えました。

さてしかし、マチェーテは生きていました。今はテキサスの片隅で。普段は庭師として働いていますが、その面構えからストリート・ファイトに誘われたのが運のつき。彼の強さ・不敵さに目を付けた男から、あるヤバい仕事を大金で依頼されます。でも、それは罠だった。

まんまとハメられたマチェーテは、その面構えもはっきりとテレビで流され、逃亡犯となってしまいます。しかし、このまま引っ込んでなるものですか。大ナタの名手、本当に強い男が立ち上がります。

とまぁ、大筋はこんなものなのですが、B級臭プンプンのおしゃれなこの映画に、ずらりと有名俳優がそろい踏みです。

なんと言っても、チンケな上院議員のロバート・デ・ニーロ。妙にハマってる。そして、メキシコ系移民を手助けするグループの頭に、相変わらず強い女のイメージ、ミシェル・ロドリゲス。彼女、ずっとこのイメージですね。わざと?一度ロマンス映画なんかの彼女も見てみたい気もします。

あと、「シン・シティ」にも出てたジェシカ・アルバ。やっぱかわいい。なにげに驚いたのがリンジー・ローハン。クルックルの金髪ロングで、ヤクはやりまくるわ、同じイメージの母親役の女性と素っ裸になってマチェーテと戯れるわ、そのまま素っ裸で誘拐されるわ、最後には尼さんの格好で出て来て銃をぶっ放すわ、やりたい放題。結局、彼女が一番目立ってたかも。オイシイ役でした。

そして悪役の端くれにドン・ジョンソン。元気だったのか!あと、今は牧師となっているマチェーテのお兄さんにチーチ・マリン。彼も定番ですが、彼は牧師って風貌でしょうか(笑)。

その他、妙にセクシーなナースが出てきたり、ドクターが人間の腸は18メートルもあるんだ、と無意味なレクチャーをしたり、そのすぐ後にマチェーテが本当に撃った男の腸につかまって、下の階に下りたりと、あんまり意味のなさない場面や、人が大ナタでぶった切られるなどの超グロ場面がいくつもあったり、とにかく「ここまでやるか」のこだわり画面オンパレードです。

それに、ほとんどしゃべらない強面マチェーテが、女にモテるんですねぇ。やっぱり、強くて寡黙な男はモテるのでしょうか。女性たち、がんがん脱ぎます。でも、場面はすぐ暗転して期待はあっさり裏切られます。これもわざとかなぁ(笑)。

そうそう。最後のクライマックスで、仲間たちがいろんな車に乗っていざ合戦(?)に向かうんだけれど、異様にハネてる車があるの!あれ、絶対にまともに乗れないと思う。なんのギャグ?

あと、セガールの中途半端な切腹シーンにもつんのめりそうになりました。向こうではウケるのでしょうか。

これ、確か続編も来てましたよね。録り逃したなぁ・・・。いや、ひょっとしてそもそもwowowで放映してなかったのか?定かではありませんが、久しぶりにそのアホらしさがウケまくりでした。

疲れてる時、落ち込んでいる時にお勧めです。

 

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ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男(THE HOAX)

2014年05月07日 22時52分51秒 | 日記

 

 ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男の場面カット画像

 

『HACHI 約束の犬』のラッセ・ハルストレム監督が、1970年代にアメリカで実際に起きた詐欺事件を基に描く人間ドラマ。当時隠遁生活を送っていた、大富豪ハワード・ヒューズの偽の自伝を創作した作家の驚くべき手腕を鮮やかに映し出す。憎めない主人公を、『シカゴ』のリチャード・ギアが熱演。彼の親友に『17歳の肖像』のアルフレッド・モリナがふんしている。次第にうそと現実の境界線があいまいになっていく展開に、くぎ付けとなる。(yahoo!映画より)

 

 

 録り置きの映画の消化。少し前の映画です。実話なんだとか。

ハワード・ヒューズなんて言っても、私なんかはディカプリオの映画でしか知らないわけですが、確かにあの映画でもかなり個性的な人物でしたよね。

この映画の主人公、リチャード・ギア扮するグリフォード・アーヴィングは、絵画における贋作のプロ、エルミア・デ・ホーリーに関する本を書いて一発当て、才能はあると言われていた作家。しかしその後続かず、スランプ。でも、プライドと意地だけはあって「今に今世紀最高の作品を書いてやる」などと本気で思っています。

そんな彼が思いついたのが、すでに人前に出なくなっていた、成功した変人ハワード・ヒューズの自伝を書くことでした。彼の筆跡をまね、「グリフォードに一任する」などという手紙をでっち上げ、出版社に持ち込み。なぜか筆跡鑑定で「本物」とされたこの手紙を信じ、出版社はグリフォードと契約します。

それからの彼は、腕利きの調査員ディック(妙に若いアルフレッド・モリーナ)とワシントン.D.Cの議会図書館で公文書を盗み撮りしたり、ペンタゴンから資料を盗み出したりと、怒涛の情報収集を始めます。

極めつけはヒューズの元側近で、今は袂を分かっているノア・デートリッヒの資料でした。これもうまくコピーすることができた二人。自伝は着々と書かれてゆきます。

とにかく人前には出ないハワード。そんな彼の自伝を巡って、なんどか嘘が露見しそうになりながらも、口八丁手八丁なグリフォードに言い負かされ、結局は出版社は多額の報酬を払うことになります。もちろん、グリフォードにではありません。ハワードにです。小切手の換金も一筋縄ではいきませんね。本人には会ってないのですから。

そんなとき、突然ラスベガスの消印で段ボール箱が届きます。中にはハワード・ヒューズとニクソン大統領陣営におけるお金のやりとり(つまり賄賂)の資料などがぎっしり。これが後に「ウォーターゲート事件」として世にさらされるものですね。

これを送ってきたのが誰なのかは、はっきりとは描かれていませんでした。ひょっとして、なにかでニクソン氏に腹を立てたヒューズ本人が、露見させるために送ってきた?あるいはグリフォードの実力を試したかったヒューズ本人がわざと送った?真相はわかりません。でも、はったり続きで倒れそうになっていたグリフォードは、この資料でずいぶん救われるのです。

嘘に嘘を上塗りしてゆくグリフォード。そのストレスから、だんだん現実と嘘の見境いも見失ってゆきます。それにとりつかれてゆくというのでしょうか。また、昔懐かしい愛人(ジュリー・デルピー)とも再会するのですが、彼女についても妻に対して嘘を塗り固めてゆきます。ほとんど自分がわからなくなっているのでしょうか。あるいは、嘘をつくことに酔っているのでしょうか。少しずつ、おかしくなってゆきます。

 

さて、こんな大ウソ、バレないはずはありません。いつかバレます。ハワード・ヒューズ氏、(多分)激怒です。見えないからわからないけれど。しかし、「こんな男に自伝を頼んだ覚えはない。大ウソだ」としながらも「しかし、本自体はよくできている」と言わしめたのです。グリフォードさん、お金も返したんでしょうかねぇ。大金だけど。

全体的には、話が少し駆け足で、わかりづらいところがありました。この事件について、多少の知識があればサクサク理解しながら見れたかもしれません。しかしなんの知識もないと、ただのバカが、「筆跡鑑定でバレなかった」とか「簡単に資料が盗めた」とかの立て続けの幸運に恵まれ、さらに誰が送ってきたのかわからないけれど、重要な資料も手にして・・・というあり得ない話にしか見えません。

本人に乗り移られたようにおかしくなってゆく、という描写も中途半端な感じを受けました。

しかし、これが実話なんですものね。事実は小説よりも奇なり、とは言いますが、まさにそんな感じ。蓋を開けてみれば、なんのことはない。冷静になって考えれば、「なんで騙されたんだろう」と皆が思ったに違いありません。この話が1970年代。まだまだ最近ですものね。なんだか複雑です。

 

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アメイジング・スパイダーマン2(The Amazing Spider-Man 2)

2014年05月04日 23時26分57秒 | 日記

 

 アンドリュー・ガーフィールド主演、マーク・ウェブ監督のメガホンで人気ヒーローシリーズをリブートした「アメイジング・スパイダーマン」(2012)の続編。スパイダーマンとしてニューヨークの人々を守り、ひとりの男性として恋人グウェンを愛する日々を送るピーター・パーカー。しかし、街を離れていた旧友のハリー・オズボーンが戻ってきたことから、その生活に少しずつ変化が現れる。そんな中、高圧電流を武器とするエレクトロ、強力なサイ型パワードスーツの超人ライノ、高速グライダーで全てを切り裂く冷酷なグリーン・ゴブリンなど、スパイダーマンのいない世界を作ろうと目論む強敵が次々と出現する。ハリー役に注目の若手デイン・デハーン、エレクトロ役にオスカー俳優のジェイミー・フォックス、ライノ役にポール・ジアマッティなど豪華キャストが新参入。(映画.comより)

 

 

 今回はチビ息子が一緒だったため、3D吹き替え版で鑑賞。映像は素晴らしく、3Dもその価値があるものでした。チビも「おぅ」とか言いながら受け身になってました(笑)。

しかし、スパイダーマンも案外大胆な行動をしますよね。あれで彼がピーターだと皆が知らないって、本当かな。スーパーマンと一緒で、少し考えればわかる気もする(笑)。あと、グェンのお父さんの言葉を気にして「君を巻き込むわけにはいかない」と言いながらよく会ってたり、卒業式では公衆の面前でディープキスしたり、スパイダーマンの格好のまま蜘蛛の糸で「I love you」と書いてそのままさらったり、あんまり気を使ってませんよね。まぁ、グェン自身が聡明で大胆な性格だってこともあるだろうけれど。

冒頭の卒業式は、高校?大学?どちらにしても、普段のエマ・ストーンのいでたちが派手すぎると感じるのは私だけでしょうか。ロングの金髪をクルックルにカール。常に真っ赤な口紅をつけて、目元はぐるりとパンダメイク。ギャングの情婦じゃなんだからさ(笑)。彼女は美しさで目を引くし、あの役(ショーン・ペンの情婦ね)の方が似合ってたと思いますね。

さて、冒頭の卒業式で述べたエマのスピーチ(卒業生の総代だったため)が、ずっと後でピーターに影響を及ぼすことになります。ものすごく奥の深いまっとうなスピーチなんですが、まっとうすぎて年配者が若者に諭しているような感じを受けます。アメリカでは同級生にこんな「上から目線」なスピーチをするんでしょうか(笑)。

ともかく、この映画の上映時間が長いのは、マーク・ウェブ監督が「恋愛分野」をしっかり描いたためだと思われます。さすがに恋愛映画の名手、ウェブ監督。二人は濃密な時間を過ごしていました。

さて、もう一人の主人公、ジェイミー・フォックス演じるマックス(エレクトロ)なんですが、彼は自己承認願望が強かったために、悲劇を起こしてしまいます。「誰かに認めてもらいたい、必要とされたい」この1点のみです。そこへ偶然スパイダーマンが、助けついでに「君が必要なんだ」な~んて言ったもんだから、あらぬ妄想を抱くんですね。これだけで、自分の誕生日すら彼が祝ってくれているように二役芝居をするっていうのも、なんだか病んでる気もするけれど、しかし彼はもともと才能はあり、かの大企業オズコープ社の電気基盤を作ったのも彼ですし、いろんなことをまかせてもらえる電気技師だったのです。

それなのに、職場の人間みんなにあれほど軽んじられてるのはまったく理解できません。それに、あれだけの大企業なのに、大事なことをたったひとりにまかせて、み~んなさっさと帰っちゃうのも変だと思う。

そして、久しぶりに登場のハリー・オズボーン。この役はみんなハンサムな役者を持ってくるんですね。今回は、あんなに美しいのに、ややおでこが怪しいデイン・デハーン。彼は血筋で必ず出るという不治の病に侵されていて、もう長くはありません。そこで蜘蛛と人間が共存しているはずのスパイダーマンの血を欲するのですが、スパイダーマンは分けてくれません。「危険性を調べないと、死んでしまうかも」とか言って。「どうせ放っておいても死ぬんだから、分けてあげればいいのに」と思ったのは私だけでしょうか。

ともかく、そんなこんなでスパイディに恨みを持つ輩が手を組んでしまったり、巨大な会社を若い新社長デハーンから横取りしようとする社の重鎮たちがいたりと、話は右往左往しますが、基本はニューヨークを舞台に暴れまわる男たちの驚異的な映像を楽しむ映画なので、深く考える必要はありません。しかし、映像は本当に素晴らしかった!

ラスト近くでは、まさかの出来事。こんな主要メンバーが死んじゃうなんてショックでした。いや、もしかしたら次回作で生き返ってるのかもしれませんが(原作、読んでないけど)。あと、ライノ(ポール・ジアマッティ)の出番が思っていたよりうんと少なかったので、ちょっと驚きました。

しかし、やっぱり少し長かった。もう少しスリムになったと思う。次回はもう少しタイトにお願いしたいところです。

ちなみにクレジット中に入るボーナス映像も、吹き替えでした。ついでに言うと、主題歌も日本語の歌が流れてました。全然聞いたことないものでしたが。

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ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う(The World's End)

2014年05月02日 22時54分42秒 | 日記

 

 「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004)、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」(07)のエドガー・ライト監督と主演サイモン・ペッグ&ニック・フロストのトリオが、母国イギリスを舞台に描くSFコメディ。20年前、一晩で12軒のパブをめぐる「ゴールデン・マイル」に失敗したことが忘れられないゲイリーは、再挑戦するために当時の仲間アンディら4人を集め、故郷ニュートンヘイブンに舞い戻る。やがて5人は、町の人々の様子がおかしいことに気づくが、戸惑いながらもひたすら12軒目のパブ「ワールズ・エンド」を目指して飲み続ける。(映画.comより)

 

 

 

 これを見なきゃですよね!でも、大阪でも2館、しかも1館は早々に夜1回になっちゃうし、本当にインディペンデントだった・・・。でも、「宇宙人ポール」まで見た私達(なにげに娘も一緒)としては、行かねばなるまい(笑)。

私個人的には、「ショーン・オブ・・・」を見た時は、イマイチ突き抜けたおもしろさも感じられず、かと言ってホラーと言うほど怖いこともなく、なんとなく消化不良な印象を受けてました。どちらかと言うと、「宇宙人・・・」の方がウケたかな。

でも、今回の作品は笑えました。アホすぎる!多分、ホラー(ゾンビ?)の類の映画によくある「社会的な風刺」みたいな視点はあるのでしょうが、今回は物事を深く考えずに浅~く鑑賞しました(笑)。

大人になった今となっては、絶対に友達になりたくないキャラ、サイモン・ペグ。冒頭からそのアホさ加減にうんざりします。しかし、男友達って不思議ですね。なんだかんだ言いながら、みなさん忙しいにも関わらず、結局5人全員集まるのですから。ま、日頃のストレスもあるのでしょうね。

そして始まったリベンジ、「pub crawl」。40代って、そんなに飲めるものなのでしょうか。

しかし、今や若かりし頃のパブの面影はなく、同じ場所にあってもみ~んなチェーン店になっちゃって、内装やメニューまで画一だったりします。

そんなパブに一喜一憂しながら飲み続ける仲間たち。「なにかがおかしい」と気付くのは後半戦に入ってからです。

太っちょのニック・フロストが半ばまできっちり禁酒していてお水を飲み続けます。どうやらサイモンとの間に忘れられないつらい過去があるようです。やがてエディ・マーサンがいじめられっ子だった辛い過去を告白し始め、いじめっ子だった奴がな~んにも覚えてない面で話しかけたりします。世間とは往々にしてそういうもの。このへんはなんだかリアルでつらかったですね。

そのうち、何軒目かでとうとうゾンビ(ネットワーク?)に襲われてしまったサイモン。でも、調子よく酔っ払っていたからか、相手が若かったからか、やっつけてしまいます。すると、人間ではなかった!見かけは普通の若者だったのに。なんなんだ!どうなっているんだ!

よく考えるとかなりシリアスなシチュエイション。しかし、サイモンは飲み続けることをやめません。どんなにゾンビ(?)に襲われようと、グラスを手にしています。そのうち、4度くらい続けて飲むのを阻止されたサイモンが「Mother f○ck!」と叫んだりして、もう収拾がつきません。

どうにかして逃げるべきだと思うのですが、男たちは「ここで急に逃げたら怪しまれるから、何食わぬ顔で予定を完遂すべき」との結論に達し、結局店をはしごし続けます。なんでなんだよ(笑)!

そこにはマーティン・フリーマンの妹(ロザムンド・パイク。えぇっ!)も合流していて、若かった時の記憶がいろいろ蒸し返されたりもします。

基本、コメディですから、笑っているうちにオチが着くわけなんですが、なんとも考えさせられるオチでした。これでいいのか?いや、いいんでしょうね。

イギリス俳優総出の(ハリー・ポッターには負ける)の愉快な映画でした。

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