田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

レギオン

2010年07月15日 23時09分56秒 | 日記
<ネタバレあり>


あはは!なにもかもが中途半端でおもしろすぎる!
これはいったい何を描きたかったのか。なまじポール・ベタニーがずっと大真面目顔なので余計おかしい。

ひさしぶりに見たデニス・クエイドやチャールズ・S・ダットン、タイリース・ギブソンなど、役者さんも絶妙に微妙(笑)。

大天使ミカエルなのに銃を撃ちまくるわ、神に逆らってるわ、その割にはガブリエルに「おまえは命令に従った。私は御心に従った」とか理解不能なこと言って助かってるわ、わけがわからない。おもしろすぎるだろ!じゃ、命令に忠実に従ったガブリエルは何だって言うんだ!
そのガブリエルもなんだか微妙な役者さん。彼は、誰?

で、「この赤ちゃんは将来救世主となる」って言うから、「実は父親は俺、大天使ミカエルさ」とか言うのかなって思ってた(笑)。さすがにそれはないか。

それにしても、ポール・ベタニーって、「ダヴィンチ・コード」でも宗教的な役をやってたのに(漠然とした表現でごめん)、こういう役柄が好きなのかな。

でも、こういうB級っぽい映画、実は好きだったりする。楽しみました。
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新しい人生のはじめかた

2010年07月15日 22時35分13秒 | 日記
<ネタバレあり>


田舎にもやってきました、都会で一館上映のインディペンデント映画が。
わりと期待していたので、勇んで見に行きました。

ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンの二人はさすがの名優。あと、私の記憶違いでなければ、その昔「ザ・コミットメンツ」で見かけたお姉さんがエマの同僚役で出てました。

ダスティンは御歳73歳なんですってね、お若いですねぇ。娘が結婚するって言っても全然違和感なかったですもの。エマは昔から好きな女優さんですが、あんなに大柄な女優さんだったんですね。まさか某映画のメリル・ストリープのように大女に加工してあるわけではないんでしょうしね。

それにしても、冒頭のダスティンのみじめさはどうでしょう。
離婚原因が彼にあるとはいえ、あれほどの扱いを受けるものなのですね。人生って、うまくいかないときはとことんうまくいかないもの。悪あがきしてもどうにもならないときはどうにもならないのに、ダスティンは長い人生を経てきてるのにあきらめずに悪あがき。
見ている方も「はぁ~~」って感じ。気持ちはわからなくはないんだけどね。

で、フランス映画「ピアニスト」のような主人公、エマ。女性にとって、母親の存在って大きいですね。同じ女として、「自分ももしも結婚せずにいたら、こうなってたかも」と思わせてリアル。
若い頃、「今はまだそんなわけにはいかない」と思って中絶したことも、今は傷つくのが怖いのも、いちいちリアル。なんだかわかる気がしてつらかった。

その点、どんどん押してくるダスティンの強さはどう。私は、ここのところが少し不思議でした。これほど女性に対して積極的に出れる男性が、そんなにさびしい余生(?)を送っているでしょうか。もちろん、エマがぴったり理想で、いままでそれだけの女性がいなかったのかもしれませんが、それにしても草食男子じゃあるまいし、これほどの行動力のある男性が・・・と思ってしまいました。
ま、たまたま彼女がいない時期だっただけかもしれませんが。

ダスティンの娘さん役の女性がかわいかったですね。

ともかく、私のような中年女性には応援歌となる映画なのでしょうが、どことなく「そんなこと、ないよな・・・」って思ってしまうところもあるのでした(笑)。
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脳内ニューヨーク

2010年07月04日 23時02分14秒 | 日記
あはは!やっぱりチャーリー・カウフマンとスパイク・ジョーンズの世界だよね。といっても私は凡人だから理解できるわけではないんだけどね。

ただなんとなくおもしろかった。その世界観が理解できるわけではないのに、なんとなくおもしろいと感じてしまうのは、ひとえにフィリップ・シーモア・ホフマンの演技がよかったからだと思う。あと、彼をずっと観察していたおじさんと。

私は女だから、男性の真の気持ちなんて永遠にわからないんだろうけど、この、フィリップがず~~と落ち込んでいる理由が「奥さんに冷たくされたから」という類のものだったとしたら、ちょっと驚き。

だって、世の大多数の男性たちは、うるさい奥さんや自分を相手にしない奥さんなんていないほうがせいせいするだろうし、ましてやこの演出家は若い子にもモテる。
なんとはなしに、人生に迷っているのかな、悩んでいるのかな、と思って見ていたんだけれど、ひょっとしてここに悩みの根本があるのだったら驚きだな。

もちろん、私が大いにはずれたことを言っているのかもしれないのですが・・・。


しっかし、”ずっと火事の家”とか、そんな発想どこから出てくるのかな。非凡だよなぁ・・・。
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アイアンマン2

2010年07月04日 22時47分22秒 | 日記
すんごい娯楽作だね。「1」だってそうだけど、ありえなさすぎる設定にありえなさすぎるストーリー。でも、見ていて楽しい。

冒頭のトニー・スタークの登場の仕方ったらどうでしょう!こんな男性、近くにいたら本当に会ってみたいわぁ。きっと魅力的でしょうね。

女性たちも華があって素敵でした。スカーレットはいわずもがな。今回は社長になっちゃうグゥイネスもとっても魅力的でした。

ミッキー・ロークもさすがの渋さだけれど、私のような「ナインハーフ」「蘭の女」世代にとっては、あの武骨さはちょっと複雑な気持ちになります。
それにしても、死の床にいるミッキーの父親と彼が同じくらいの年代に見えたのはわたしだけでしょうか。

ミッキーの最後があっさりしすぎているような気がしました。あれだけのつわものだったのだから、あんなに簡単にやられなくても・・・。



しっかしド派手ですよね、あれだけ破壊したものはスターク社が弁償するのでしょうか。そうでしょうね。がんばれ、トニー!


クレジットの後に映ったシーン、あれはなにが作られてたのかなぁ。パッと見てわかんない私はダメなのかなぁ・・・。
誰か、こっそり教えてください(笑)。
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