以前このブログでは、「食事は一口30回たくさん噛みましょう。一回一回はあまり力を入れないように噛みましょう。それが、歯をいい状態に保つことにつながります。」とお話ししました。
https://blog.goo.ne.jp/obatadc/e/a45d952fcb56fc8a9d5d73b30cbeb087
食事で噛むときに、もう一つ大切なことがあります。
左右の歯で均等に噛むことです。
これが、意外とできていません。
片方の歯を抜いていて、噛みにくくなっている場合は仕方がありません。
両方の歯がしっかり揃っているのに、左右均等に噛んでいない人は意外に多いです。しかも歯並びが悪くないのに、片方ばかりで噛んでいる場合もよく見かけます。
この理由は姿勢によるものと考えられます。体が左右どちらかに傾いていると、顎を真っ直ぐ動かして左右均等に噛むことが難しくなります。
整体やカイロプラティックなどで、「体が曲がっている」と指摘されたことがある人は多いと思います。
現代人の生活には体を真っ直ぐにできない生活習慣がたくさんあります。
その代表例がパソコン業務です。パソコン仕事が多い人に、体幹が乱れ咬み合わせがずれている人が多いように感じます。
食事に際しては、背筋を伸ばして正しい姿勢で左右の歯で均等に噛むように努力することはとても大切です。
それが一つ一つの歯に加わる力を均等にして、歯をいい状態に保つことにつながります。
小幡歯科医院
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