goo blog サービス終了のお知らせ 

(旧)小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

移植歯はどれくらいもつか

2008-06-13 10:00:00 | 移植、再植

移植した歯はどのくらいもつのでしょうか。

               

歯根膜が正常でしっかりと骨にくっつけば長期的に機能します。

             

特に移植歯ということを意識しなくても良いくらい長持ちすることもあります。

                      

そういう場合は、虫歯か歯周病(まれに歯根破折)にならなければだめになりま

せん。

             

問題は歯根吸収です。

             

どんなに気を使って歯を抜いても歯根膜が傷つくことはあるので、歯根吸収が起き

てしまうことはあります。

            

ただ歯根吸収はゆっくり進みます。

          

1~2年で抜歯になってしまうことはありません。

            

5~10年くらいは機能します。

           

歯根吸収が認められたら、水酸化カルシウム療法(詳細は省きます。)や咬み

合わせの調整をして歯根吸収のスピードを抑える治療をします。

 

        

             

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 移植した歯、特有の症状 | トップ | 移植と年齢 »
最新の画像もっと見る

移植、再植」カテゴリの最新記事