空腹時の血糖値の正常値は100mg/dl以下です。
これが110~125mg/dlであれば境界型糖尿病、126mg/dlであれば糖尿病と診断されます。
糖質を摂ると血糖値が上がります。
血糖値が140mg/dl以上になると体に悪影響を及ぼすようになると言われていますので、血糖値が不安定だったり糖尿病の人は血糖値が140以上にならないように気をつけています。
私の測定では80mg/dlでしたが、逆に60mg/dlと低いのは低血糖状態でありこれも体にいい状態ではありません。
これは今まででも常識だったのですが、ケトン体は違います。
正常値は28~120μmol/Lです。
私の1100μmol/Lは異常値です。
ですが、糖質制限をしてケトン体をエネルギーにする食事をすると、ケトン体が1000どころか2000,3000果ては5000μmol/L以上という方もいます。
ケトン体は体に悪影響を及ぼす物質ではなく、血液中の濃度が高くても問題はありません。
今までの常識と異なっています。
ケトン体を積極的にエネルギーとして使う食事スタイルをケトジェニックと言いますが、
101~999μmol/Lをセミケトジェニック
1000μmol/Lをケトジェニック
の状態といいます。
以前はケトン体が高いことは体が酸性に傾いて害があると言われていましたが、現在ではケトン体が高いことは問題とはなりません。
ただし、インスリンが分泌していないとケトン体が高いことが体の酸性化につながることがあるので、専門家の受診が必要です。