小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

プラークの成り立ち

2009-02-13 09:59:00 | 予防

              

                           

なかなか学術的な、「プラークの成り立ち」という検索がありました。

                   

虫歯も歯周病も一番の原因はプラークです。

                  

プラークは食べかすが歯についた状態をイメージしていただければ良いの

ですが、実際にはプラークの正体は細菌の塊です。

                 

歯についたプラークをちょっと取って顕微鏡で見ると、恐怖心を覚えるくらい細菌が

うようよしています。

                

                    

ということをふまえて「プラークの成り立ち」です。

                       

              

             

プラークは糖質(特に砂糖)を利用して細菌がべとべとした物質(不溶性グルカン)

をつくることから始まります。

                  

このべとべとした物質に細菌がどんどん集まってきてプラークがつくられます。

             

そして細菌が集まって「虫歯の原因になる酸」や「歯周病の原因になる毒素」を

出します。

                

        

お口の中の細菌というのは集まって群れをなさなければ悪さを

しません。

           

           

そのため、細菌が集まる前にやっつけることが大切です。

                

そして、プラークはちょっと歯ブラシでこすってやれば崩壊します。

          

ですから、やっつけるのは簡単です。

              

ただ食事をするたびに(糖質をとるたびに)細菌は群れをなします。

                 

このしつこさに負けてしまうと虫歯や歯周病になってしまうのです。

               

毎日のプラークコントロールの大切さがわかっていただけたでしょうか。

                  

             


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