舌の表面に汚れが溜まることがあります。
舌はもともとピンク~赤い粘膜の色をしていますが、表面が白~黄色になることが
あります。
これは「舌苔」といって食べ物、最近、粘膜などのカスが溜まったもの
です。
舌苔は口臭の原因になることがあるので、取りたくなるものです。
が、舌苔は簡単には取れません。
舌の表面に強くこびりついているからです。
舌苔は多かれ少なかれ下の表面についているものですが、その成り立ちは体調
に左右されます。
疲れやストレス、胃腸の具合、ビタミン不足、お口の中の乾燥、などに影響されて
舌苔がつきやすくなります。
ですから、体調が良ければ舌苔はつきにくくなります。
この舌苔が付くのを予防するために「舌ブラシ(舌クリーナー)」が売られています。
舌の形にあった大きさで、ブラシもやわらかめにできています。
ただ、舌の清掃にはいつも使っている歯ブラシでもかまいません。
歯を磨くついでに舌を軽く磨いて下さい。
あくまでも軽くです。
強く磨くと舌が傷ついて荒れてしまう危険があります。
専用の舌ブラシでも磨きすぎると舌が荒れてしまうのでやりすぎは禁物です。
舌苔は、取るというよりも体調や生活習慣をコントロールしてつきにくくするように
した方が効果があります。