啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「サンシュユ」と赤城山

2012-03-14 09:05:20 | 山野草
毎年同じような写真になってしまうのが恐ろしい。また、庭に咲いているネタになってしまった。絵を求めてそれなりに歩いてはいるのだが・・・。赤城山がまた白さを増した。この時期になると草花が少ない上に、雪が降って山歩きが大変になる。もう少しで春なのだが。

「サンシュユ」はミズキ科の落葉小高木。日野谷の二千階段、小梨山で自生しているのを知っているが、薬用植物として移入され栽培されたものだという。山の中で生えているということは、野鳥が実を運んだのだろうか。

秋にグミに似た真っ赤な実をつけるが、この種を除き乾燥させたものをヤマグミといい、日本漢方方の収録される生薬になるのだという。強精、止血、解熱などに効果がある。

鮎川沿いから見ると、赤城山がかなり白く見える。鍋割、鈴ヶ岳、地蔵岳などかなり積もったようだ。鍋割山の南面では一度融けたのだが・・。赤城の反対側(南)西上州の御荷鉾山も白くなっている。