そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

とんちん亭@本郷 「油そば大盛り」

2006-03-29 07:36:07 | ラーメン 文京区
いい季節になりましたね。
ジョガーでいることを嬉しく思う季節です。



こんな満開の桜の下を走れるのですもの。



中野~哲学堂は、この季節最も愛するジョグコースの一つだったり。
深夜に満開の花びらの中走っていると、神秘的な感じさえもしたりしますな。
爽快感もひとしお。
走っていて良かったな~なんて思う瞬間ですな。

いつにも増して非常に気持ちよくリセットできますな。

で、

リセットしなくてはならなかったのは



こんな「山」に登ってしまったから。
「油そば」なんていう、
名前からも「危険な山」を臭わせる食い物ですね~

しかも「大盛り」
この食い物に「ご飯」を併せるのはナンセンスな感じがして、
はからずも盛ってしまいましたが、毎度後悔するのですよね。



下から引きずり出すと、
ヌア~~~~っという太麺群。
タレがよく絡まった部分が美味かったりします。
名前ほどの強烈な「油」を感じさせることはなく、
これが結構美味いのですよ。

幼少のみぎり、かの「珍々亭」という神山のふもとで育っただけはあり、
この食い物への許容性は人一倍あったりします。

そういえば、こういう神山
もありましたね~
結構恵まれた環境で育っていたり。


しかしこの食い物も「減らない系」
二郎」や「べんてん」なんかの山に通ずるものもありますが、
向こうが普通の「登山」であるのに対して、
コチラは「ぬかるんだ登山」な気がします。
「一苦労」余計な気がします。



トッピングの「もやし」は救世主。
ヌア~~~~
べト~~~~
ヌチャ~~~~
っとした中に、
その清涼感が「登山中の杖」のような役割を果たしてくれますな。



「メンマ」の清涼感もまたしかり。
その食感の変化が、明らかなヘルプに。
一応「登山靴」履いてきました、みたいな。

一般的な「油そば」は「よくかき混ぜるべし」
という暗黙の?ルールがまかり通っている気がしますが、
このお店はかき混ぜれば混ぜるほど「登山」が困難になるのです。
ヌア~~~が増すのです。

もうそうなってくると「酢」や「ラー油」などのエイドは必須。
自ら「登頂」を困難にする必要の無い私は、
山の神を怒らせないように「そ~~~っと」登り続けます。



卵はゆでたものより「生」の方が良かったかも。
潜在的に「水分」を欲している自分がいたり。



しかし、エイドであることは間違いなし。
やっぱ卵はマストアイテムですな。



途中出会う「ナルト」や



「チャーシュー」は
さながら「登山中にすれ違う赤の他人」の様
一瞬の安堵感をくれるだけで、たいした助けにはならなかったり。


けっこう苦しい登山が続きますな・・・
登山は楽しいのか?=この食い物は美味いのか?
を感じながらもくもくと。



こういう部分は間違いなく美味いのですけどね。
疲れ切った登山中に見る「朝日」のような一瞬。



最後は「自分仕様」で一気に。
一般的に「酢」&「ラー油」は登山の助けとされていますが、
「ラー油」はあくまでも「油」
だまされちゃいけません。

「ノド詰まる感」が増しますが、「七味」でダッシュをかけます。
「頂上はすぐそこだ!!」みたいな。
でもたいがい「頂上はまだ先」というオチが待っているのですけどね。


ということで、なんとか「登頂」
それなりに「美味い」食い物だと思うので、
「厳寒の冬山登山」ではなく「春先の雨後の高尾山」という感じか?


でも、なぜあえてこれを食うのか?
と聞かれたら、


そう、

お約束の

「そこに山があるからさ」

という答えを用意していたりします。

こんなに辛い思いをしても、
また登っちゃうから登山って不思議。

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2 Comments

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Unknown (QT鈴木)
2006-03-29 13:14:44
世界有数の大盛登山家としては見逃せない記事ッすね。

具が調味料がアイゼン的ピッケル的なマストアイテム。

困難であればあるほど達成された時の喜びもひとしお。

久しぶりに油そばが食べたくなった昼下がりでした。
返信する
Unknown (nonch)
2006-03-29 14:41:03
QT鈴木さん



これはこれはQTさんも登山家でらっしゃいましたか~

なかなか険しい山でしたが,確かに登頂時の満足もひとしお.

ここの「ヌア~~」感は登山家を選びますが,

私はたまに登りたくなります.

意外と女性の登山客が多いのもビクーリ.
返信する

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