そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

味の三平@札幌市 西四丁目 「みそラーメン」

2015-03-31 10:28:45 | ラーメン 北海道
一周どころか
二周 三周してきて




今食べたらどう思うだろうか
味噌ラーメン発祥の地に
二十数年ぶりに再び

いわゆる
客の要望に応えて
豚汁に麺をブチ込んだ的な

たしかにあのときは
「なんだか他と比べると薄いな」
なんて思ったはずだけど




じゃ
全員みそでイイよn

え (゜д゜lll) っ!!

正油にすんの!?

そっちはしおとか!?




オマケにビールとか!!

味噌だけのためにあると思っていたお店が
こんなに彩られるなんて

みんなで来ると
いろいろ驚けるもんだね




ほう
もっと雑然と
ラフに作っていた印象だったけど




「みそ」ってば
なかなかに麗しい一杯じゃないですか

って




お隣に着丼した
「しお」のルックスが
あまりに激似だったので
一口もらってみると




まさかコレ
同じものじゃないのってな

味までクリソツで
なんかの間違いかと




ハイ みそはよくかき混ぜて食べて下さいねー

って
沈んでるふうにも見えないけれど
たしかに良くかき混ぜてみると

濃くなるような
気がしないでもなく




みそ→しおの順番で食べてみると
あまりその差を感知できないものの

しお→みその順番で食べてみると
たしかにそこには
うっすらした発酵香が漂い


一口頂いた
正油もまた
ビッミョーなエンミーで

ダイジョブなんか
ユーエンミー


むう
この濃度で攻めてくる札幌ラーメンを
他に知らないかもしれなくて

じゃあ
以前感じたように
薄くて足りないかというと




この
こそばゆい薄さが
とてもイイ感じに足りてないというか

なんつーかな
フルオープンにおっぴろげた
オレの味蕾をフル活用している感




逆に
こんな辛いの垂らそうものなら
オレの味蕾まで爆風でもってイかれそうな

決して繊細ではなく
零細で微細で些細なアンバイが
ミョーに清々しくも感じたりして


そして
底に沈んでいたのは
明確に目視できる味噌ではなくて




塊になった
バーグだったりして

やっぱり
そこそこに雑だったりして




そして
正油にだけチャーシューが乗っていたのを
後になって認知したりして

そしてまた
あのもどかしさを
恋しくなる日が来たりして



味の三平ラーメン / 西4丁目駅大通駅狸小路駅

昼総合点-



Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

進京亭@桜上水 「タンメン」

2015-03-30 09:51:26 | ラーメン 杉並区
新富町の進京亭やー!!

とか
代替にしておくには
あまりにフローがスギたる

新富町のやよい軒
心を奪われてしばし




長いこと
遠きにありて思うもの
にしちゃっていたけれど




桜上水のモノホンってば
再訪をキメるのは
今しか無いような気がして




タンメンに
鶏肉そばに
ワンタンメン

一度で終われる店ではないのは
ロンのモチで
分かっていたわけで

やよいのタンメン
キメてからというもの




ココのタンメンをキメなきゃ死ねないな
って思ってました

とりあえず
麺を引きずり出す前に

まるでライオンが
草陰から獲物の様子を伺うがごとく

図太く激しい未来が
すぐその先から
襲い掛かってくる気マンマンの図






アレアレ!!
アレデスヨ!!




コレコレ!!
コレデスヨ!!




味変が前提の図
前提が必然の図




興奮には
興奮をカブせるのが
オレたちの作法の図




ほう
優しいな と

やよいのファーストタッチも
いつだってもれなく優しいのが
圧倒的な共通点ともいえて




そうです
初めちょろちょろ
中ぱっぱ




最後は劫火に包まれ
灰も残らず消えゆくキブンで




溶かして暴れてじゃじゃじゃじゃーん!!

ニンニクとコショウという
この店における
必須の凶器を腰に据えて

街の中華を
大股で超えた
極太のアニキが

まるで
ローションを塗りたくった
野獣なアニキに大変身

オレという獲物が
超激ネコの風情で
タチのアニキに狩られていくの図




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!

ニンニクコショウに染まった
極太アニキに
今日もまた
穴だらけにされるのでした


とりあえず
脳内美化を重ねていた
久しぶりの進京亭だったけど

オレの脳より
進んでいたのが進京亭であり

はたまた
代替どころか
同等の興奮ジェネレーターだと知ることになる
やよい軒のスバラシサ


とりあえず
オレの中では
街の中華をカブった二郎 であると

いやしかし
ジロリアンと
住み分ける必要もなければ
殺し合う必要もない

攻めながらも
永世中立にあることこそ
人のシアワセ
人の革新

今日もラーメンが
シアワセな食べ物でありますように

Comments (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北山龍@札幌市 麻生 「ブラックソルトラーメン」

2015-03-29 11:04:08 | ラーメン 北海道
レトロのキイた
イイやつをキメて

落ち着くどころか

血圧と脈拍を
逆の方にフリ上げながら




地下鉄で札幌を移動する
という初体験

思った以上に
地下鉄が便利に走っていることを
42年目にして
初めて知ることになりますが




そうそう
いつも思い立ったときには
定休日に阻まれて
実は5年越しの宿題店




札幌のこんなときなら
いつもはノーチョイス
醤油一択のオレですけれど

逆に塩の方がアッパーという業界初
それも200円もアッパーという業界初




コッチの業界初を
夢見ていたりしたのです




う・ん・ま・そー!!

笑顔がステキなおかみさんに
スッと差し出された水面が




想像と違わずに興奮の水面

ロマンティックが
止まらなくなりながら

っつか
ココに来て初めて知ることになる
もしやコレってば




旭川ラーメン

だよね

ポロサツにおいての旭川ラーメン
その是非を自身に問いかけながらも




美味けりゃモーマンタイ!!

ということで

誰が見ても
「もれなく正油」の黒は
酵母を焙煎した結果ということで

この燻した香ばしさが
絶妙の引っ掛かりを残しながら
舌の上を滑って行く感じってのが

どうにもこうにも
そこはかとなくアディクティブ




油膜に頼るでもなく
フレたエンミに頼るでもなくで
ココまで心にクサビを打ちこむ一杯は

奇をてらうわけでなく
自信に溢れたの技の為すところの
必然に高価な塩ラーメン




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!

いまでもまだ
舌の上に残された
あの香ばしい焙煎香が

届かなくなった東京にて
狂おしいほどに
オレを掻きたてます


ああ
一度にしておくのが
あまりに惜しくて

ああ
そんなお店が

東京ではなく
むしろ
札幌に増えていくわけで




北山龍ラーメン / 麻生駅新琴似駅

昼総合点-


Comments (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金色不如帰 覇@幡ヶ谷 「味噌中華+ガーリックライス」

2015-03-28 11:32:25 | ラーメン 渋谷区
火曜日の
巣鴨はムリめな
お味噌でも




金曜日
ヤルならイカなきゃ
ホトトギス




配るなら
9時半直突
ホトトギス




配らないなら
2時間長スギ
ホトトギス

路地裏が
うすら寒スギ
ホトトギス

潰すなら
日向で暮らそう
ホトトギス




コレあれば
公園マンセー
ホトトギス




二時間が
夢のようだね
ホトトギス

ということで




金曜日
味噌始めました
ホトトギス




二週目で
やっと逢えたね
ミソトギス





付属品
マストと聞いて
ホトトギス




コーンとか
今日だけウマソゲ
ホトトギス




牛周り
どこか気になる
ホトトギス

牛薫る
今度はそよ風
ホトトギス




牛の味噌
甘さ漂う
ホトトギス




味噌であり
味噌でないよな
ホトトギス

牛であり
だけでもないよな
ホトトギス




牛ニンニク
味噌をぶっかけ
ヤヴァトギス

味噌牛も




美味いじゃ (゜д゜lll) ないスカ!!
ホトトギス

ハマグリで
味噌もヨロシク
ホトトギス

代々木とか
多店舗展開
ホトトギス

そんな日が
待ち遠しいです
ホトトギス


サッポロ一番 名店の味 金色不如帰 トリュフ香る塩そば 93g×12個
サッポロ一番
サンヨー食品


Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

華龍@札幌 桑園 「正油ラーメン」

2015-03-27 09:33:12 | ラーメン 北海道


旅行の前後はファスティング

40超えのわたしたちにとっての
たしなみのようなものですか

温度の上がらない手のひらを
プルプルとさせつつ




ブチ込むビールの美味さったら
さっきまでの飢餓感がウソのように
手の震えをピタッと止めながら




まず真っ先に向かうは
約束の地
札幌においても




間違いのない
レトロスペクティブ




もしオレが
札幌の住民なら

その両方を頼んで
「おつりはいらないから」と
一枚置いてくる作法もアリだろうけど




コレから3日間
毎日が戦いのオレには




きっちり
5枚用意するのが
せめてもの作法なのかと




まさか
こんな気のイイBBAが
バガボンドで熱くなっているとか

いつも不思議に揃った
謎のコミックスを眺めながら




キタキタキマシタヨ!!

無音の向こうで
いったいどうやって作っていたのか
スッと差し出された一杯が
あまりに唐突で驚きましたけど




いわゆる
炒める以前の札幌

第一世代の札幌ラーメンではあれ




むう
飛行機で1時間の先というだけで
どうしてこうも違うのかと

「札幌」ってのは
何かの魔法の圏内なのか




どうしてこうも
掴んで離さない一杯が
あまりにしれっと出てくるのか




もしや
オレのDNAに刻まれた
札ラーのスイッチが

津軽海峡を超えたころに
カチッと入っているのかもしれないけれど


「うちのは最近のラーメンじゃないのよ」

「はい それを頂きにきたのです」

「でもね うちは麺が美味しいからね」




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!

麺だけじゃなくて
スープも具も
お店の空気も最高デス!!

こんなのを普段着で食いに来られる
札幌のアンタたちが
心の底から裏山D




華龍ラーメン / 桑園駅西11丁目駅西18丁目駅

昼総合点-


Comment (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする