そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

らあめん ほりうち@新橋 「納豆らあめん」

2013-05-31 11:22:31 | ラーメン 港区
真っ白な調理帽をかぶって
真っ白な割烹着に身を包み

背筋もピンと
空気もピンと

それこそ
オレたちの私語を差し挟む隙間もないぐらいに

スキのない一杯が出てくるのが満来の系譜

と思っていました




この日までは


まあ
のっけから

かつてこの系譜で見たことのないような
店員の私語で溢れているのに
驚いてはいたけれど

主任と思しきが
客との隔たり
皆無の空気で


「××ちゃん まかない何食べたいー?」

「じゃあ ざるを半分でー」

「オッケー 麺一玉入れてあげてー」


とか

ココがホントに
あのほりうちの支店なのかと

インポになるかと思いました




さて
初日には
「ざる」のみが
始終ご縁がありますようにと
45円で提供されていた模様だけれど




新宿より
50円安い設定ってことだろうか




まあ
この直後
「月見を頼むべき」という
オレのルールを
オレが忘れていることを呪うわけだけど




まさに
この主任と思しきの
「ほりうち」ブランドに対する理解感
に相応するように




カエシの弱さから
全体的なヌルさから
凛としない配置の曖昧さといい
(ダマの麺を書き忘れていたから追記)

確実に
弦が一本はじけ飛んだ
調律の甘さがそこにはあり

たとえ
たとえ同じ材料
たとえ同じ調理法でさえも




心構えが異なれば
決して同じ一杯にはならない
 という

黄金の真実を
またここで確証に至らしめたのでした

ただひとつ
まぎれもなく継承されたことといえば

納豆らあめんには
チャーシューの一枚どころか
メンマさえ乗ってこないという
超激悪しき習慣だけなわけで


××ちゃんが
ざるの半玉を食べに行くのを
厨房の中に眺めながら




ほりうちさんが草葉の陰で泣いておる!!   (生きてるけど)

オレも一緒に泣いたのでした

始終ご縁は
なさそうなのでした
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寿々女 すずめ@鳩ヶ谷 「北の狂星ヨッパ寿司」

2013-05-30 17:07:12 | 飲み 魚
南西に狂星あれば




北東にもまた
狂星輝くと聞いて

初めて降り立つ
幡ヶ谷ではなく
鳩ヶ谷でのはなし




そう
あの「ぼぶ寿司」
勝るとも劣らないお店があると聞いて




しかもそれが
ツマミやネタの良し悪しに止まらず




店主のヨッパ加減において
あの「ぼぶ寿司」に
むしろ勝ってさえいるお店があると聞いて




まあ
鳩ヶ谷あたり
子連れのヨッパ家族が集まれば
寿司屋は貸切と
相場は決まっているらしく




泣こうが
喚こうが
パパ聞く耳もたずの
酔っ払いフリーダム




いやあ
ガキの泣き声を聞きながらの寿司も
またオツなものですなぁ
はっはっは

(うちのガキはなぜか外で泣かないという真実を添えて)




酒飲みの肝臓を鷲づかみにする
オツマミーズが
ワラワラ並んだかと思うと




おっと
お寿司来ちゃうとか




なかなか早い展開に
驚きながら




まあわたし
チャーハンで
ライスが食えるぐらいですから




まあわたし
米粒でも飲める漢ですし




って
またオツマミに戻るという




行ったり来たりの
パンチドランカー商法




沖縄出身の奥様の
勧めるがままに
レアな泡盛を盛りまくり




ウニ (゜д゜lll) アマー!!

って



またお寿司に戻るかと思いきや




島ラッキョウという
肝フル剤をブチ込んで




店主さんも一緒に
真っ赤になりながら

声のトーンが
ブリ上がるころには




オレの記憶も
既に霧の中を
さ迷っていたという




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!

ネギトロに息を吹きかけられて
ちょっとだけ
現実に戻ってきたけれど




ガキの寝顔を見ながら




酩酊の奈落に
吸い込まれていったという




さて
毎度なホルモンの皆さん
誘導ありがとうございました

確か
帰りの車の中で
お祭りごとの詳細とか
詰めていた気がするけれど

ほとんど覚えてないんで
アレまたじっくり教えてね




なにやら
コチラのお店

ぼぶ寿司の近辺に住むお方が
2万円の代行覚悟で訪れているとか


そんな方に
ぼぶ寿司教えたら
歓喜していたとか

確かに
むちゃカブるとこあり

興味のある方は
是非ガキ連れで
貸切でハジケちゃって下さい
Comments (3)
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福一ラーメン@福岡市博多区那珂 「らーめん」

2013-05-30 11:23:43 | ラーメン 九州地方


あのぅ
スミマセン
何時からでしょうか?

ああ どうぞー!!




みたいな感じで
直突するのが正しいルール
なのかもしれません




客を小バカにするわけでもなく
ホントにユルくて遅れているときってのは
ちゃんとその空気も香るもので




逆もまた真なり
ということなわけですよ




以心伝心を
しないと思っている人が
逆に信じられないわけですよ




さてと




完全に構えていたミットに
投げ込まれてきたビジュアル
ではありますが




コチラが500円なのに対して

隣の一杯が600円で
やっていけてるその理由




明確に住み分けられているその理由




はっきりとは書かないけれど
以心伝心してもらえると助かります


むうぅ!!




高菜ってそのためにもあるのか!! とか




ベニショ入れたの何年ぶりだろう!! とか


黙ってたってわかる気持ち
二人の距離つなぐテレパシー

全てを書いてしまわなくても
僕らはいつも以心伝心


福一ラーメン 那珂店ラーメン / 竹下駅



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丸海鳴海中華そば店@青森 「中華そば(中)」

2013-05-29 12:00:56 | ラーメン 九州地方


こんなところにあるのか




あるんだ!!
なシチュエーション

まあ
青森あたりで
フルスイングでフラれるのもなんなので
「営業してますか?」
電話を入れてみると

一呼吸
明らかなる「間」があった後
「してますよー」 と

知ってはいながら
「何時からですかね?」
聞いてみると

またまた
明らかなる「間」があった後
「10時からですー」と


まあ
今回の青森遠征において
最もケアすべきお店
聞いてはいたけれど

さらに警戒のレベルを
一段階上げるオレたちでした


開店時間10分前
すでに中に座って
ラ待ちしているオッサンを目視しつつ
何気に覗いてみると

「ああ、さっき電話くれた人ね!!」と
すでに何気が通用しなくなった模様

ガンガンと訛りがキイていて
話半分しか聞き取れないながらも
百聞のフレンドリーさを跳ね除ける
一見のド金髪オヤジ

警戒のレベルを
もう一段階上げるオレたちでした。


そして
とりあえず
写真撮影の可否を問わねばならない
という黄金の作法

「写真撮ってもいいですかってー」
女将の口から店主に問われ
店主からの許可が下りればダイジョブ
という絶対ルール

まあ
緊張のピークを迎えたオレたちですが

イイですよー と
なんとも肩透かしな女将さん


なにやら今日は
ちょいとユルめなのもあるのか

もともと営業しないつもりだったらしく
お土産の注文があったからと
オレたちの電話があったから開けてみた みたいな

あの「間」には意味があって
やっぱり電話してみて大正解
ということになりました




ちょ
コレで「中」なのか

一応
何かとメンドそうで
本日3軒目ってのもあって
カーチャンを車で待機させてみたけれど

そっちの意味でも大正解
ということになりました


言うなれば




減らないうどんの山 ってか

僕がラーメンであるために
ってのが

チャーシューと
メンマってことだろうか

油のひとすじでも
浮かんでいるのなら
まだ説得性もあるというものだけど

この
いつまでも続くうどんの山と
延々と格闘する作業




ショパカラな
ゴワゴワチャーシューが
助けになるのか
ならないのか

きょー!!
メンマももれなく
ショパカラー!!

まるでこいつは
一つの格闘技のごたる

某ミュージシャンが勧めるだけあって




奇印満点のごたる




一味が合う ってより
猫の手も借りたいほどで(誤用)

向こうの「大」のオッサンは
表面が真っ黒になるぐらい
コショウをブチ撒けて食べておられました


連食に組み込むには
相当の覚悟が要ることを
知らないで臨んだからこそ

無事(でもなく)
臨めたということなのでしょう


丸海鳴海中華そば店ラーメン / 青森駅



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あおぞら@町田 「ラーメン+ランチタイム鯛ご飯」

2013-05-28 11:03:22 | ラーメン 東京23区外
某ミュージシャンが
「推し麺」していたのを
町田と聞くたびに
思い出しておりました




なにやら
お店のガワとはウラハラな
「ワイルドな鯛」が出てきてビックリ
なんて噂にも惹かれましたが

こんな気分の折
接客がステキ というインフォは
それ以上にキブンにさせますわ




さて
パスタでも選ばせそうな空気の中

やっぱり
ラの字であることは
間違いないらしく




4段目あたりが
気になりスギますが

なんとなく
長い1日の予感もするので

やっぱりココは
デフォルトを攻めつつーの

鯛で炊いたサービスライスとやらを
少なめでコッソリ添えつつーの
でどうでしょか


うん
噂どおりの
当たりの柔らかい女性店主さんと




ラしからぬ店内は
さっきまでの
多角形に尖っていた私のハートを
丸くなだめつつも
will go on and onさせます


風通しのよい店内

見るからに
感じるままにロハス

いろいろ人生に無駄の多いオレは
こういうところで
お清めしておくべきなのかも




さてと
コレが噂の
ワイルド鯛ラーメン!!




青いテーブルに
赤い丼が冴えるようで
そこにナミナミと
白いスープがインプレッシブ

空と太陽と雲
みたいなことでしょうか

それともオレが
ファンシーに浸りスギでしょうか




うん
思ったよりは
「ワイルド」でもないかも

確かに
鯛の風味がストロングに香りますが
それも押し付けがましいわけでなく

いわゆる鯛のカブトとアラで取ったような
お決まりの方向性の
お約束の味って感じでもなく

野菜の為せる業
なのかな




喉の奥の方で
最後はスッと身を引くような潔さが

確かに
肉食でもなく
草食でもなく

魚食ってのが
ハマリがよい感じで




まあ
ご自身でも言ってらっしゃるように
「エンミ」の弱さが
ちょっとだけ歯痒く




複合的なダシが後半じわじわ現れてくる
って感じでもないので




この結構な麺量を
最後までこのスープで受け止めていくのは
ちょいとツラいかな
ってのが正直な感想




そこに
付属の柚子コショウは
確かに助けにはなるかと思うけど

スープに散らしてしまうと
エンミを補うにしてはいささか強すぎる
不可逆の味変になってしまいそうなので




やはり
後のお楽しみに
とっておくべきでしょうか

やっぱり
「タレ」ってよりは
「塩」でいいから




いや
「塩」がいいから
卓上にあってくれると
楽に進めるのになー なんて




ハイ
お楽しみですね

ちゃんと柚子コショウも
忍ばせて




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!

こっちは
ビシッとスジが通って
〆という意味で
締まっているかもしんまい


まあ
「体の中のオシャレ」もいいですが

ラーメンって
「ハレ」たいときに食べるもんですから
多少のエンミは
フリ切ってもらいたいものです

ねえ
一日に何杯も食べるもんじゃ
ないわけだから

ねえ


さーて
心にも胃袋にも
落ち着きが見えてきた私ですから

ゆっくりと青空を見上げながら
3軒目に向かったりしつつ

もしかしたら店主さんが
わざと塩味を薄めてくれてたんじゃないか とか

プラス思考って
出来るときにしておくものです
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