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全国で梅雨入り

2024年06月23日 12時39分11秒 | 地域
  気象庁は21日、関東甲信、東海、近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表した。
  関東甲信の梅雨入りは平年より14日、昨年より13日遅い。 東海、近畿はいず
   れも平年より15日、昨年より23日遅かった。
  関東甲信はこれまで最も遅かった梅雨入りは1967年と2007年の22日ごろ。
   梅雨入りのタイミングとしては過去2番目の遅さとなった。
  翌 22日には、中国地方(鳥取、島根、岡山、広島各県)と北陸(新潟、富山、石川、福井各県)
   も梅雨入りしたと発表した。 
  中国は平年より16日、昨年より24日遅い。 北陸は平年より11日、昨年より
   13日遅い。 梅雨がない北海道を除き、梅雨入りしていないのは、東北南部と
   北部だけとなった。

 梅雨入りが遅くなった理由は、日本付近へ
 の太平洋高気圧の張り出しが例年と比べ弱
 かったためだ。梅雨前線は太平洋高気圧に
 押し上げられる形で日本列島に近づくが、
 今年はなかなか北上しなかった。
 日本気象協会によると、6月まで続いた「
 エルニーニョ現象」に伴ってインド洋周辺
 の海面水温が例年より高いことが影響した。
 インド洋周辺で積乱雲が多く発生する一方
 フィリピン付近は積乱雲の発生が少なく
 対流活動が不活発になる。この結果、太
 平洋高気圧が日本付近に張り出しにくく
 なったという。 気象庁天気相談所によ
 ると、大陸から吹く偏西風が日本上空で
 南に大きく蛇行していることも梅雨前線
  (梅雨入りし見頃を迎えているアジサイ)     の北上を押しとどめる一因となった。
  「様々な気象現象が梅雨入りのタイミングと重なり、結果的に前線の北上が遅れた」
   と説明する。 梅雨入りが遅れたものの、梅雨明けが遅れるとは限らない。 気
   象庁は6~7月の東日本の太平洋側の雨量を「ほぼ平年並み」と見込む。  短
   い梅雨の期間に激しい雨が続く可能性がある。

  日本気象協会は「短期間で大量の雨が降ると、災害の危険が急速に高まる恐れが
   ある」と警戒を呼びかけている。
  梅雨の降水量を100年の期間でみると、20世紀前半は東日本と西日本で雨量
   のピークは6月下旬だったが、2001年以降では7月上旬に変化している。
   もともと梅雨期の降水量が多い西日本の日本海側で特に変化が大きい。
  梅雨明け後の猛暑にも警戒が必要だ。 今秋にかけて、南米ペルー沖の海面水温
   が下がり、日本の猛暑につながりやすい「ラニーニャ現象」が発生する可能性
   が高い。 気候変動の影響も重なり、23年に続いて記録的な暑さに見舞われ
   る恐れがある。

   梅雨入りは過ごしずらい時期ではあるものの、なくてはならない季節でもある。
    人それぞれ工夫して己にあった過ごし方を見つけていきましょう。

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