Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オーディオの「基礎的技術の見直し」をひとまず完了

2009年11月05日 | ピュアオーディオ

過去5年間に渡ってオーディオの「基礎的技術の見直し」をテーマに「音質改善」をして来ました。当初見込みでは「3年間」で完了する予定でしたが、思わぬ「伝送ロス個所」が出て来た事とシステムを5セット用意する為に時間がかかってしまいました。

5セット+1セットのシステムを今年4月までに作成を完了し、一部のやり残しに手を付けてどうやら全体のシステムの「基礎的技術の見直し」が完了しました。

「基礎的技術の見直し」として取り上げたテーマは
1)SPセッティングの方法・・・サウンドトレールの開発
2)SPのユニット構成の見直し・・・SPユニットのパラレル化(低域・中域・高域)
3)ケーブルによる伝送ロス対策・・・シリウスケーブルの開発・ルシファーケーブルの開発
4)プラグ・ソケットの伝送ロス対策・・・フルテック最高級ロジウムメッキ品に統一
5)SP箱内及びSPユニット配線の見直し・・・ルシファーケーブルでの配線に統一
6)アンプ内伝送ロス対策・・・自作管球アンプの開発、ヒューズの見直し
7)CDPやアンプのソケット類の統一・・・CDP、アンプの買い替え
8)CDPのグレードアップ・・・スチューダーとEMTの導入
9)機器の活眼・・・・大容量の情報伝送になりますと機器が一時的に対応できません。時間をかけて「活眼」させる事が大切です。

以上9つの項目を5つのシステムに並列に対策して行きました。基本的に1セットづつ完成させるのが順当ですが、水平展開をやっているうちに「新しい技術の開発」が有った為、何度もケーブルの交換やプラグの交換、SPユニットの追加や選択を繰り返しています。

私の5つのメインシステムのサウンドの特徴は「音数の多さ」と「見通しの良さ」でしょう。半端な音数ではないと思います。

もう一つの特徴は「うるささがない」と云う事になります。耳に突き刺すようなサウンドは皆無です。90dbくらいの音量で他所の120dbサウンドでも出ない「音数」を出して来ます。大音量にする必要がないと思っています。大音量にする事もたやすい事です。大音量でも居眠りをしてしまいます。

上述9項目の「見直し」をやりますと「機器」重点ではなく、ケーブルやプラグ・ソケットに重点が行きます。見えない部分にお金がかかっています。多分プラグ・ソケット・ケーブル類で優に500万円は超えているでしょう。

大変でしたが現在では満足のいくサウンドになっており、今後はソフトの充実に向けて行きたいと考えています。