Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

猛暑日が5日も続いている

2016年07月31日 | ピュアオーディオ
7月半ばの梅雨明け以降暑い日が続いて、30℃は朝一の気温になっています。先週から5日続けて猛暑日が続いている。その間雨は一昨日の15時頃、「天気雨」が30分降ったきり。気温が下がると思いきや逆に蒸し蒸しして不快指数が上がる始末。

昼間は「音楽部屋」で音楽を聴いたり写真を撮ったりして遊んでいますが、例年クーラーは3回/年程しか使っていなかった。今年はもう既に7回使用。この5日間は「クーラー無し」で頑張って来たが、少々疲れ気味。無理せずやろう。やせ我慢も限度がある。

最近はCDを余り聴かない。FM放送や録音したMDを良く聴く。昨日はシューベルトの「鱒」を聴いているうちに昼寝をしてしまった様で、暑くなって目が覚めた。その後はブラームスの交響曲3番を聴いて、クララ・シューマンのピアノ協奏曲を聴いて・・・と取り止めのない聴き方をしている。



午前中はサブシステムを聴き、午後からはメインシステムを聴くのが現在の日課の様になっている。サブシステムも自作のプリ+WE101Dppの組みわせ、SPケーブルをメインと同じグレードにしてやったら、十分聴けるシステムになって来た。DATを聴くと音の厚みが素晴らしく良いですね。

特に聴きたい曲がない日は「ジェットストリーム」

2016年07月30日 | ピュアオーディオ
今年は1月末から2月初めに100年に1回の大寒波が来て、ビワ等の花芽やアロエ・ハーブが死んでしまった。4月~5月は熊本地震で、一日中船に乗って入るかの様に地面が揺れていた。震源地から60Km程はなれていてもこんなだった。更に、6月~7月にかけては大雨が続き、7月は猛暑日が続く干干(カンカン)照りの日が続いている。次は何が来るんだろう???今年も気候変動の幅が大きい年のようだ。

オーディオの方は過去12年程、「仕事」と捉えて「音質アップ」に励んで来た。機器の選択、SPユニットの選択・組み合わせ、マルチアンプ、ケーブルの作成と開発、セッティングの対策等、オーディオ全般について「基礎技術」を獲得して来た。現在ではほぼ機器やケーブル類、SPシステム等も完成の域に有り、一つの世界を持たせる事が出来た。やればまだまだ先は長く奥が深いが、何処かで「終点」も決めなければならない。

現在は「部屋の問題」に尽きる。この部屋の強度をもっと強くして、広くして、ライブな空間にして・・・と欲求は尽きないが、今すぐにやれる訳でもない。少しづつ自分の理想に近づける様に努力するしかない。

こんな中でいつも聴きたい曲が有る訳でもない。もう14年も「毎日が音楽三昧」の日々を過ごして来ている。特に聴きたい曲が無い時は「ジェットストリーム」をかけている。10枚セットのジェットストリームが3種類ある。懐かしい曲や耳になじんだ曲が多く、スムースに耳に入って来る。

他の趣味もやりたい。やりたい事が一杯ある。取りあえずカメラ・写真の機材の確立と技術の習得に今は注力している。写真は「撮る事」が一番大事で、一回とて同じ条件はない。巡り合ったその一瞬に、機材の力を借りて自分の力を出せる様に(自分のイメージする写真を)「日々修行」だと思っている。昨年から機材の見直しや追加をして機材は揃っている。ただ2007年頃の機材が多くいささか古くなって来た。(D2Xs・D300・D90等)せめて5年以内の機器に更新したいと思う様になり、フジフィルムのX-PRO1を3月に購入した。そして次は「フルサイズ撮像素子」と2000万画素越えの一眼レフの入手だと思っている。今日漸くNIKON D800Eが手元に届いた。しばらくはカメラの方に神経が向くのはやむを得ないだろう。

電源ケーブルの落とし穴

2016年07月29日 | ピュアオーディオ
私のブログを読んでいる方はお気付きだと思うが、私の使う機器にはすべてオーディオグレードヒューズが入っている。何故なら電源ケーブルのグレードアップの効果を出来るだけ引き出す為です。

ガラス管のヒューズそのままで電源ケーブルを交換しても、そこそこの効果は出て来ますが、ヒューズをグレードアップさせておけば、更にその上の音質になってくれます。これは「相乗効果」です。逆説的に言えば、ヒューズの性能が悪いのにいくら良い電源ケーブルを使っても効果が薄いと云う事です。

「ヒューズ」の効果についてはもう10年以上前に色々と実験をして来た。普通ガラス管のヒューズはホームセンターで¥50/個で販売されています。こんなパーツが¥100万円や¥200万円の機器に使われている事に疑念を抱きました。

一般的なオーディオグレードヒューズの価格は¥4000前後です。¥50/個からすれば80倍もしますが¥4000を高いと思うか否かだと思います。私は「音質アップ」効果を考え、更に電源ケーブルを交換する事を考えると、機器のグレードが3段から5段上がる様に感じます。使う電源ケーブルのグレードが上がるほどその効果が高くなります。例えば¥50万円の機器が¥200万円の機器ぐらいの性能に化けれくれます。

ヒューズ交換は単純に交換するだけなので「改造」を伴わない。(直ぐに元にすぐに戻せる) 私の場合、オーディオグレードヒューズでもメインシステム2セットにはすべてFXヒューズを使っている。普通の方から見れば常軌を逸した人間だと思われるかも知れない。¥7.5万円/個のヒューズを10数本使っているのですから・・・。¥4000/個のヒューズでは出ない音が出て来ます。

一般のオーディオマニアの方で、アンプの外カバーを開けて見た事の無い方が多いのにびっくりします。「どういう作りになっているんだろう?」と知りたいと思わないのだろうか?

ラインケーブルのグレードアップの落とし穴

2016年07月28日 | ピュアオーディオ
音質アップさせるためにハイグレードのラインケーブル(RCAやXLRタイプ)を購入された方もいると思うが、その為にはやらなければならない前提条件が有る。もちろんラインケーブル単体でも効果は出て来るが、本領発揮させるには程遠いやり方だと云う事。余りに簡単に安直に考えている方が多い。

「信号(情報)は電気に乗って流れる」と云う事を忘れてはならない。オーディオを趣味にされている方で、音質アップに食指を動かさない方はいないだろう。しかし「電気の事は判らない」と云って、入り口から自分の勉強を拒絶される方もいて、「本気なのだろうか?」と疑いたくなる方も多い。他力本願では音質アップは出来ない。

システムの音やアンプの音、SPの音や質感と云われているモノの半分以上は、「電源及び電源ケーブル」に支配されている。信号を載せる「電気の質=電源の質」なのです。電源部や電源ケーブルを性能の高いモノにして初めて「ラインケーブル」の性能が生きて来るのです。「電源が大事」と云う言葉が有りますが、この事を指しています。

ラインケーブルをどんなに高いグレードに交換しても、電源や電源ケーブルがメーカー純正の「直出し電源ケーブル」では、そう沢山の効果を得る事は難しいと云う事を意味しています。ただ「どんな電源・電源ケーブルが良いか?」は自分の耳で判断するしか有りません。

今年の目標を忘れてカメラにつぎ込んでしまった

2016年07月27日 | ピュアオーディオ
今年の目標は「部屋を洋間」にする事だった。現在のオリンパスシステムは、床面の強度が弱く、また無理やり押し込んだ処にセッティングしているので、「音質的」にはノーグッドと云うよりバッドな処だ。チョッと音量を上げると直ぐに部屋が悲鳴を上げる。以前の様な「直打ちの床」にセット出来れば恐ろしいほどの低音とキレが出て来る筈であるが、それが出来ないもどかしさを何とか解消したいと思っていた。その為に資金を貯めなくては・・・と心つもりしていたが・・・。

昨年から1年間で5種類のカメラやマニュアルレンズを購入してしまった。現在デジタル一眼レフはNIKON D2Xs、D300、D90の3台(すべてAPS-C機)を使っている。特段不満はないがもう10年前の機器になりつつあるので、最新機器に近いモノに入れ替えをしたいと思う様になった。次は「フルサイズ機」と思っている。候補はD3S以降の機種、出来ればD4系かD800E辺り。

防湿庫もカメラやレンズで満杯状態なので一桁機は今すぐは無理か?現在のカメラを処分する気はないので追加する事になる。そのうち処分を検討する事になるだろう。となるとD800E辺りになるなー・・・。早速注文しました。今週末には配達されるだろう。

クララ・シューマンのピアノ協奏曲が来て1週間

2016年07月26日 | ピュアオーディオ


クララ・シューマンのピアノ協奏曲が発注から2週間して到着し、約1週間ほど聴いています。



演奏家はあまり聞きなれないピアノ:Veronica Jochum オケ:バンクーバー交響楽団 指揮:Josefh Silverstein の組み合わせ。演奏はなかなか華々しいピアノの香りのする曲で、「飛び跳ねる様な」ピアノが聴けます。当時、クララ・シューマンは第1級のピアニストだったらしく、大作曲家達も認める演奏家だったようです。彼女の世界が有りますね。



この曲を知ったのはFM放送ですが、CDが来た翌日にまたFM放送でこの曲を聴きました。ピアノ:アンジェラ・チェン 指揮:ジョアン・ファレッタ/ザ・ウーマンオーケストラの演奏でした。早速こちらはMDで録音をしました。

暗記すべく出来るだけかけて聴いていますが、若い頃の様に直ぐには覚えられない様です。年齢を感じます。

少しスッキリした

2016年07月25日 | ピュアオーディオ
オープンリール機がなくなって少しスッキリしました。「お守」をするのが大変で、青息吐息になりました。



お陰でケーブル類も随分と空きが出て来ました。まだまだ写真に出ていない機器が結構残っています。



こちらもA7400RXがいなくなってスッキリしましたが、後スペースにはMD機とMDディスクが来ています。



ほとんど毎日録音して来ましたので、結構な枚数のFMエアーチェックMDが出来ました。すべてケースに入れて収納や持ち運びを考慮しています。もうそろそろ録音もやめて聴く方に専念したいですね。

オープンリール機を手放した理由

2016年07月24日 | ピュアオーディオ
一昨年から集めて来たオープンリール機をすべて処分しました。その理由は、

1)音質がDATに遠く及ばない・・・2TR38を持ってしても及ばなかった。
2)良品のテープの入手が大変(高価&入手難)
3)テープの維持管理が大変・・・40年前のテープはもうボロボロになっている。(室温と湿度の管理が出来ないから)
4)テープヘッドの清掃が大変な作業。毎回ヘッドを磨くのも手間がかかる。
5)重く大きく設置スペースを取る。もう若くはないから30Kgの機器を易々とは動かせない。

手放した最大の理由は1)の「音質」の件ですね。他の項目は許せるがこの1点だけは我慢できなかった。1960年代のJAZZをほんわりとしたサウンドで懐かしむ気はない。音質で満足できないのに、「お守」してやらないと機器の維持管理が出来ない訳で、この辺が我慢できなかった。

ついでにカセットテープも処分。今後は残ったソフト類も処分してスペースを開けます。段々とシンプルになって行きそう・・・。

ホーンとドライバーのセッティング

2016年07月23日 | ピュアオーディオ
JBLやALTEC、バイタボックス、EV等のホーン型ドライバーとホーンのセッティングについては、以前にも述べていますので、また再度同じ事を云うだろうと思います。

SP箱(エンクロージャー)に取り付けて、システムになっているホーンとドライバーは「本当の実力を出していない」と思います。ホーンをバッフルに取り付けると「ホーンの響き」が殺されてしまいます。その為、「雰囲気音」等が出なくなっています。

古いALTECやJBLのトーキー用のSPシステムには、ウーハー箱とその上に載ったホーン+ドライバーでセットされている写真を良く見られると思います。単純にALTEC#A7orA5を思い出していただければ判ると思います。ホーンが外に出ています。

コンパクトに無理やり押し込んだのがJBL#4343をはじめとするモニターシステム。その為「音数」が随分と減少しています。ホーンは「鳴き」を出したらだめですが、「響かせる」事は大切です。

合わせてドライバーも「宙吊り」状態で何も接触しない状態が良いです。これを単純に枕木等で受けてしまうと、こちらも「響き」が死んでしまいます。60年以上前の技術者達は、「本当に良い音を出したい」と願ってシステムを作っていたと思います。しかし、1970年代以降は「売らんかな・・・」の意識で作って有るので、当方曰く「ろくなものが無い」と思っています。

真夜中試聴

2016年07月22日 | ピュアオーディオ
一昨夜、久し振りに「徹夜」で音楽を聴いていました。音楽屋のサブシステムのD208システムで聴いていました。真夜中の2時ごろでは、何時も聴く音量では大きすぎて、やや絞った状態で楽しみました。

今まで日中にしか聴いてこなかったので、このシステムでは真夜中の試聴は初めてになります。試聴には「クララ・シューマン:ピアノ協奏曲ト短調」、「ジェットストリーム」と耳になじんだCDを使いました。昼間聴くと音場感をあまり感じませんでしたが、真夜中に聴くとまるでメインシステムを聴いているような感覚になります。「ここまで音は出ていたんだ!!!」と安ど感を覚えました。

昼間は蝉の声や自動車の音、工場の音、草刈り機の音等非常に喧騒音が多い。それが真夜中になると極端に静かになる。電気も真夜中になると浄化された様になるのかも知れない。そのおかげか、サブシステムの評価が大きく変わって来る。やって見るモノだ。本当のシステムの実力を知るには「真夜中試聴」をお勧めしたい。