Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

D208システムが生き返った

2020年05月31日 | ピュアオーディオ

SONY TA-2000プリアンプ(オリジナル状態)+TA-3120Aの組み合わせでD208システムを鳴らしています。このプリアンプには低域と高域のトーンコントロールが付いています。トーンコントロールを使って低域と高域を増やしています。おかげでD208から満足なサウンドが出始めています。(今までは低域不足感が強かった)



TA-2000+TA-3120Aの組み合わせのサウンドは、予想より「音数」が多くて、音の広がり感も有り非常に満足です。まだケーブル類は直出しケーブルだし、ラインケーブルは一般品、SPケーブルもグレードの低いものを使っていますが、これでもサブシステムとしては十分なサウンドです。ケーブル類のグレードを上げてやれば更なる音質アップをしてくれると確信できます。

SONY TA-2000 プリアンプを入手

2020年05月30日 | ピュアオーディオ

50年以上前のSONYのアンプを集めています。特に「Fシリーズ」もしくはそれ以前の機器を狙っています。


50年以上前の「オーディオブーム」の走りの頃の製品です。当時は技術者たちが「良いものを作ろう」と必死で頭を絞っていた頃だと思います。



内部は整然と「手差しパーツ」の基板が並んでいます。非常に綺麗です。この辺にも意気込みを感じますね。TA-2000は1968年頃の製品です。FシリーズのTA-2000Fのどちらを買うか迷いましたが、1970年以前の製品にしました。

電源部も非常にシンプルな状態です。


フロントパネルの処は「手配線」で込み合っています。この「手配線」に技術者たちのエネルギーを感じます。当該機は特に普通に使える状態です。唯一の不具合はVUメーターの球切れぐらいです。交換を試みましたが、素人では難しいと判断しました

当分はこのオリジナル状態で使って行きますが、後日落ち着いてきたら⓵電源のインレット化 ②RCAソケットの強度アップ(交換) ③VUメーターのLED化 ④ヒューズをFXヒューズに交換をする予定です。また「ゴッドハンド」にお願いをしないといけません。パーツの手配を完了しています。

メインの「オリンパスシステム」も音質アップして来た

2020年05月29日 | ピュアオーディオ


最近は自宅システムとサブシステムのマルチアンプ化の話題が多いですが、メインの「オリンパスシステム」も毎日2時間以上聴いています。これが最近「音質アップ」して来ているのです。音の厚みが特に分厚くなってきました。



その理由は、2018年5月~8月にかけて「ケーブル類」の大幅なグレードアップをさせました。その効果が出て来たのだと思います。2018年と云えばエクスクルーシブC3+M4を入手した年です。C3+M4も「活性化」した様だと感じていますが、同じ年に対策したオリンパスシステムのケーブル類に機器が対応できるようになって来た様です。累積2000Hrぐらい来たのでしょう。上の写真では右から2番目のケーブルから右端の極太ケーブルに替えました。

馬力(エネルギー感)も音数も大幅に増えています。サブシステムなんぞにかまけていないで早く広い部屋にしてやりたいですね。メインシステムを聴くとサブシステムは「おもちゃ」ですね。

2年ほど鳴らし込めば自宅システムも同じ様に変化してくれるだろうか?ケーブル類のグレードはオリンパスシステムと同一にしています。

どのシステムを残すかは決めている

2020年05月28日 | ピュアオーディオ


サブシステムが増殖しすぎています。他にJBL#375を使った「7SPユニットシステム」で作ったメインシステムを2セットも所有しているのです。本来ならメインシステム1セットで済むものを・・・・「欲張り」なんですね。


更にプリアンプを1台追加手配した。SONYの1970年近辺のアンプは音が良い。(但し電源のインレット化とRCAソケットの強度対策は必要)・・・この頃のアンプはまだプリント基板が始まったばかりの頃で、手差しのパーツに手配線が多い。その分、「余計な回路」が入っていなく、「伝送ロス」が少ないと感じる。修理も非常にやり易い。
現状のエクスクルーシブC3+M4もNo1グレードのケーブルでGWに最後の「ふん詰まり」が終わり、日毎に「音質アップ」して来て、サブシステムで使うのがもったいない様な仕上がりになっている。私が「その場を動きたくなくなる症状」がC3+M4+#4425のラインから出ている。音質のグレードで云えば最高級クラスであろう。実に2.5年の月日がかかっている。(累計2000Hrの鳴らし込みに達した様だ)


だが今は興味が「マルチアンプ」に入ってしまった。SP-2005システムもかなり良いサウンドを出している。専用のプリアンプで2年も鳴らせば更にもう一段上の音質になるだろう。(SP箱内配線への対策が必要)

どれかを処分しなければならないだろうが、特に困ったこともないので当分はこの体制で行こうと思う。奥さんに見つからない事を願う。

チャンネルデバイダーTA-4300F-1号機の不具合

2020年05月27日 | ピュアオーディオ

自宅で3ヶ月も使っていたTA-4300F-1号機。現在サブシステムのSP-2005用に使っている。低域のバランスで自宅では苦しんで来ました。低域のボリュームは10ステップになっている。(中・高域も同じ) LchはMAX(10レベル)に対しRchは7レベルでセンターに定位する。これでは自宅では使えません。自宅ではLchが3レベルですから・・・。


ちょっと不具合は有りますが、自宅で3ヶ月鳴らした結果は十分に有ります。No1グレードの電源ケーブルとラインケーブルで「活性化度」がかなり上がっています。繋いで直ぐに「音が面で出る」サウンドが出て来ました。現在の自宅の2号機も日々活性化している様で、自宅のサウンドも急激に音数の増加や音質が上がって来ています。

修理代が確保出来たら「ゴッドハンド」にお願いして修理・調整していただく事になるでしょう。それと共にリアパネルのRCAソケットも交換をしたいと考えている。そして自宅システムに戻します。

サブシステムは何を残すか?

2020年05月26日 | ピュアオーディオ

整理・処分するつもりのサブシステムが増殖しています。現在の状況。SPが3セット鳴らせる様になっています。まだ追加でアンプを買おうとしている。・・・何と云う「物欲」の塊だろうか?


1)JBL#4425・・・C3+M4ライン(ラインケーブル類はNo1グレード)
2)サンスイSP-2005マルチアンプシステム・・・SONY TA-1320+TA-N86ライン(ラインケーブル類はNo2グレード)
3)JBL#D208・・・CDP-D500+パッシブプリ+TA-3120A(一般ケーブル)


この3種のシステムで自分の望むサウンドはSP-2005マルチアンプシステムであることが分かって来た。

#4425はJBLオリジナルの状態に近い。(ウーハーエッジのみクロスエッジに交換)サウンドの質的にはこのラインが一番お金がかかっているし、ケーブルのグレードも高い。SN比も非常に高く、澄み切ったサウンドを出す。しかし、「音質」はそれだけではない。

総合的には「ネットワーク方式」VS「マルチアンプシステム」の比較になるのではないか?と思う。マルチアンプとネットワーク方式の「音の違い」が明確に判って来た。「音数」が決定的に違うのです。その為「音場」の出来方が全く違う。メインのオリンパスシステムの音の出方や、自宅システムをマルチアンプにして出て来た「音場」の変化とサブシステムの音を聴き比べてみると、マルチアンプ方式では「音が面で出てくる」(SPの存在が消える)のに対し、ネットワーク方式は左右のSPの存在が消えない。これは決定的な差となって出てくる。

TA-3120パワーアンプはかなり良いサウンドを出す

2020年05月25日 | ピュアオーディオ

TA-3120Aに味を占めて「2匹目のどじょう」を狙って仕入れたTA-3120。不動品を仕入れたが「ゴッドハンド」のメンテによって復活させた。現在このアンプはサンスイSP-2005の低域用に使っている。馴染み始めたのか鳴りが良くなってきた。


サイズや仕様・グレード感から云えば、重厚長大型のエクスクルーシブC3+M4の方が、ピュアオーディオに向いていると見られそうであるが、これがなかなかどうしてSONYのアンプも良いのである。更にSONYのアンプを増やそうとしている自分がいる。(もう病気かな?)


TA-3120のリアパネル。電源のインレット化とRCA端子の強度の改善をしている。SP端子はYラグ対応なのでそのままにしている。同じ様な対策をTA-3120AやTA-4300F-1号機にもしたいと考えている。

自宅システムが非常に良くなってきている

2020年05月24日 | ピュアオーディオ

先週チャンデバのTA-4300Fを1号機から2号機に入れ替えてから、やっと左右の音のバランスが取れて正常化して来た。TA-4300Fの1号機はサブシステムでチェックした結果、低域のみ左右で3段のボリューム差が有る。


低域に使っているディネッセンのパワーアンプは10Kgぐらいと軽いので、低域のドライブ力を心配していたが、No1グレードの電源ケーブルとラインケーブルの組み合わせなので、D130を小気味良くドライブしている。D130から始めてまともなサウンドが出た感じだ。


問題は交換したTA-4300Fチャンデバと新規に入れ替えたTA-3140Fパワーアンプ(高域用)だ。交換したばかりで「活性化」もくそもない、「ふん詰まって」いる。だが毎日5~6時間鳴らし続けていると、少しずつ「音数」が増えている。最低3ヶ月は厳しいだろうが、後はどんどん活性化が進むだろう。

現在のサウンドでも十分なグレードになって来ている。中域が1.4W/chしかないので、低域(150W/ch)と高域(30W/ch)のパワーに挟まれて、やっと低域・中域・高域のバランスが取れている。チャンデバが活性化すればもう少し調整幅が出てくるだろう。

音の出方は「オリンパスシステム」と同じ様に「面」で音が出て来る様になるだろうと推測できる。かなり音場が出来つつある。毎日このシステムで聴くのが楽しみだ。毎日音質が上がって来ている。聴きだしたら「その場を離れたくない」症状に近くなっている。

アンプがこの2ヶ月で5台も増殖

2020年05月23日 | ピュアオーディオ

最近の2ヶ月で、チャンデバ2台・パワーアンプ5台・SP1セットも増殖させてしまった。おまけにトラブル続きで「修理代」の支払いで厳しい。新設したSPのツイーターが片ch壊れたまま(TW47でカバーしているが・・・)。D208システムも修理は終わったが、新ツイーターを探している。チャンデバのTA-4300F 1号機は低域の音量が揃っていない。また修理に出さなければならない。自宅システムでは調整不能域だが、サブシステムではかろうじてバランスが取れる。


増設したパワーアンプは1965年から1977年頃のSONYのアンプばかり。コンパクトでしっかりしたサウンドが特徴。これがなかなかのサウンドで鳴ってくれる。メインならいざ知らず、サブシステム用にはこの様にスペースファクターが良くて、軽いアンプが扱い易い。


1965年製のTA-3120。SONYは約10年間隔で新しいシリーズを作っているので、その年代のアンプの志向が分かる。1970年頃は「プリント基板」が使われ出した頃で「手差し」のパーツが特徴。1980年頃になると1枚の基板に殆どのパーツを載せて「リフロー半田付け」されている。1990年頃にはモジュール化されて来ていると思う。それぞれの作り方が違う処がメンテ性や音質に出て来ていると思う。どちらが良いかは好みの問題かも知れないが、長く使う事を考えると、1970年頃の「手半田」の機器はパーツの交換が容易で修理して使える利点がある。古いからダメではなく、古いからこそ逆に長く使えたりもする。


スチューダーA68パワーアンプを使って見る

2020年05月22日 | ピュアオーディオ

スチューダーのパワーアンプA68をオーディオ道場からお借りして来た。


裏面の仕様が私の仕様と同じなので使い易いのです。(電源インレット・SP端子・XLR入力)


プリアンプはC3を使い、JBL#4425に接続して鳴らして見る。第一声はCDPのA730を聴いた時と同じ「スチューダーサウンド」です。音の線の太さが有り、中域が充実している。「生演奏型」のサウンドだと思う。

ただ、自宅システム用に考えていたが、「生演奏型」のサウンドでは自宅では使えない・・・と思う。「幻想的なサウンド」を出してくれる方が自分の好みである。