Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

必要ならアンプの脚も制作(レビンソンNo380SL用)

2019年11月30日 | ピュアオーディオ

この写真を見て「何?」と思われる方が多いと思う。この制作物は「マーク・レビンソンNo380SL用」の設置台として制作しました。


上面・裏面共に「本革張り」にして微振動を吸収する様にしています。


実際の使用はこの様にかさ上げして使います。このNo380SLは底面の中央に電源ケーブルのインレットが有ります。


高級な仕様の電源ケーブルを使おうと思うとこの形になりました。


この様にアンプの底面に電源インレットが有るのは使いづらいですね。アンプのインレット位置は動かせないので、「設置台(脚)」を作って「音質アップ」の為に使っています。

今思えば手放したアンプがまた欲しい

2019年11月29日 | ピュアオーディオ

WE101Dシングルアンプを以前所有していました。一見プッシュプルアンプの様に見えますが、101Dと102Dを使ったシングルアンプです。もう既に手放してしまったアンプですが、ほとんど使わず5年以上眠らせていました。


作りはパワーアンプですが、シングルアンプなので「プリアンプ」に転用出来る可能性が有りました。

実は「WE101D球」を使った「プリアンプ」が欲しいのです。このアンプなら「プリアンプに転用」が可能だと思います。今にして思えば「失敗」しました。WE101D球を使ったプリアンプ+パワーアンプの組み合わせで「自宅システム」を鳴らしたかった。それほど「WE101Dプリアンプ」の音色に惹かれます。

マッキントッシュ#MX-110 チューナー付きプリアンプ

2019年11月28日 | ピュアオーディオ

2005年頃集めていた機器たちです。マッキントッシュMX-110+EL34ppモノラルパワーアンプでタンノイ:レクタンギュラーヨーク(38㎝)を鳴らしていました。


マッキントッシュのプリアンプと云えばC22プリアンプが有名ですが、MX-110チューナ付きプリアンプは、C22の上を行く音質と云う事で、マニアの間では知られていました。


チューナーは「米国バンド」で使えませんので、完全なプリアンプ専用で使っていました。


EL34モノラルパワーアンプとの組み合わせで、レクタンギュラーヨークを使ってブラームスの交響曲などを鳴らすと、うっとりして聴き惚れるサウンドを出していました。

お気に入りのプリアンプ

2019年11月27日 | ピュアオーディオ

お気に入りのプリアンプは「自宅システム用」に使っている「C22もどきプリアンプ」です。

入手時点でのリアパネルの様子。入手時の音出し確認をしていた頃の写真。電源ケーブルも「直出しひょろ線」でした。RCAソケット類も一般的な「貧弱なソケット」でした。



内部配線も一般的なケーブルで配線してあり、「ゼネラルオーディオ」のサウンドでした。これを「私用」に手を入れました。


リアパネルの電源ケーブルをインレット化し、RCAソケット類もフルテックの最高級ロジウム仕様のモノに交換しました。


内部配線も当方の最高級配線に交換し、内部にSPU用の昇圧トランス(パートリッジ製)を内蔵させ、アナログプレーヤーから最高の音質を引き出せる様にしています。

SW ONを知らせる発光ダイオード以外の配線を全て交換しています。これでSN比が一桁も二桁も上がっています。ハイスピードな伝送で音数の増加・質感の改善が出来ています。今年、色々と不具合も出ていたので「ゴットハンド」に修理をしていただき、その後はトラブルもなく使っています。



スチューダー#A730から彫の深い音を出すために

2019年11月26日 | ピュアオーディオ

スチューダー#A730から「彫の深い音」を出すために「水平台」を制作して使っています。木材の材質を変えて4種類ほど作成しました。その中でカヤ材(囲碁で打った音が良いとされる)を使ったモノが一番気に要りました。


一番最初に作ったのは「ベニヤ板」を使った箱型の水平台です。この場合、ベニヤ板の素材の音が出て気に要りませんでした。この時に「素材」で音が変わる事を学びました。


その後、桂材・ヒノキ材・メープル材・松材等の厚み150mm以上の「囲碁盤」を使って上の写真の様な「彫り込み」(手彫り)型のモノを作り、サウンドのヒアリングをして「カヤ材にたどり着きました。


板の厚みが160mmほどあって、重量がしっかりした物の方が「深みが有って彫の深い音」になる様です。1台作るのに一人で彫って20日ぐらいかかります。今ではもうそんな根性は出ません。力のあるうちに作っておくべきです。

自宅システムのアンプの変遷も・・・

2019年11月25日 | ピュアオーディオ

自宅システムのアンプ群の変遷も、15年の間に目まぐるしく変わってきました。アキュフェーズC-290にKT66パワーアンプの組み合わせ。そしてSTC4033Lの組み合わせ。その頃はCDPにスチューダー#732を使ってました。


パワーアンプをSTC4033Lシングルアンプに固定し、CDPとDACにスチューダー#A727(クロック交換後)+SD9500に変えました。


そして、プリアンプをマッキントッシュ#C40に交代させ、フォノを聴くためにアントレーの昇圧トランスを加えています。この後も現在のプリアンプやWE101Dppパワーアンプ、EMT#981CDPへと変化して行きます。大変な時間と労力とお金がかかりました。

スペンドールBC-Ⅱの思い出

2019年11月24日 | バイクツーリング

「枯れた音のする名品」と云われたスペンドールBC-Ⅱスピーカー。


ユニット構成は20㎝ウーハーとの2ウェイ+スーパーツィーターの構成。スーパーツィーターの対入力が小さいので大音量再生は無理。スーパーツィーターがクリッピングします。



ミニ管球アンプのシステムで柔らかく静かに奏でるように鳴らすと絶品でした。


最初の「内部配線交換」したときの配線(化け物シリーズ)。最終的にはこの上のグレードの配線に変えて完成させました。出てくる音は「音楽」が聴けました。


専用のSPスタンドに設置して妥協しないようにして鳴らしていました。



「音質」に拘るとSPユニットにも拘る

2019年11月23日 | ピュアオーディオ



メインシステム(オリンパスシステム)は非常に「音質」に拘っています。


特に出てくるサウンドの70%以上、エネルギー感の80%以上を放つ「ウーハーユニット」には強いこだわりを持ちます。オリジナルのJBL:オリンパスにはLE15Aが標準的に使われていますが、LE15A自体、30年間に渡って同じ型番が作られています。その初期型と後期型では「音質」や「癖」・「質感」が全くの別物位違っています。(外見や重量は同じでも) シリアルNo(製造No)で5回ほど追っかけて音質比較をしましたが、シリアル番号が若くなるほど音質が良くなる傾向がハッキリしています。


古いユニットですので、オリジナルの白ゴムエッジは劣化していました。(製造後40年以上経っている)そこで、クロスエッジに張り替えました。ウレタンエッジでは10年で交換しなくてはなりません。クロスエッジなら半永久的に使えます。



LE15A遍歴でたどり着いたのが(5セット目) シリアルNo1305&1306番のLE15です。ユニットのフレームの色は「ブルー」です。この前に使っていたのがLE15Aでシリアル番号#7000番台(16Ω仕様)。#7000番台のユニットも良かったのですが、このLE15は更に素晴らしいユニットでした。ほとんど癖がなく、D130見たいな音の出方をして、低域の下限が更に深いのです。



このユニットを手に入れてから「150-4C」の入手をためらう様になりました。このLE15が有れば十分なサウンドが得られていると感じます。音質に拘ると「ウーハーユニット」にも拘る様になると云う事。メーカーオリジナルで気にいるサウンドが出るのは古いスピーカーかも知れません。


ipodとwadia 170iが有れば・・・

2019年11月22日 | ピュアオーディオ

以前(2009年)ipodを使っていた時期が有ります。ipodクラシック60GBに相当量のCDをダビングして使っていました。wadia 170iも導入して「メインソース」として使えるか?の実験を半年以上やりました。


ケーブル類も半端ないグレードの品を使い本格的なサウンドを目指しました。


音の良い東芝のSD-9500のDAC部分を使い、本格的に取り組んで来ましたが、どうしても「デジタル」の「素っ気なさ」が気に入らず、処分してしまいました。音楽の持つ「情緒」を感じられませんでした。ただ、音楽をBGM風に鳴らしたいならこれでも十分だと感じました。ノイズが全くないのが救いですね。


入手に苦労したグランドハイルドライバー

2019年11月21日 | ピュアオーディオ

ハイルドライバーを入手したのは2009年1月。ESS社のamt-1と云うスピーカーに使われていたグランドハイルドライバー。国内で探してもなかなか見つからなかったのでイーベイで探した。当時イーベイでスピーカーユニットを入手されている方を知っていたので、その方に商品を指定して落札していただいた。


米国から輸入したまでは良かったが、当方に届いたのは無残に外見が割れたハイルドライバー。合計4セットも落札していただいたが、すべて破損状態で当方に届いた。国内に入った状態で確認していただいたら、すべて綺麗な状態であったとの事。要するに国内での輸送でトラブルが発生していた。ひどいものは「粉々」に破損していた。当時「運送事故」が非常に多くなっていた。


4セット(8個)が破損状態で、更に2セットイーベイで購入してもらい、国内運送も特別な便で運んでもらってやっとまともなハイルドライバーが入手できた。破損の大元の原因は「磁力が強い」為に、ユニット同士が磁力で引き合うとユニット同士が衝突してしまう点であった。外見はプラスチックで出来ているので「衝撃」に弱い構造でもある。


上述の様なトラブル続きだったが、何とか3セットを揃え、オリンパスシステム・自宅SP-707Jシステム・RCAフロントロード箱システム用を確保した。今でももう1セット欲しいと思うが、なかなか手に入らない。