Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

鳴らし込みの目的

2009年11月25日 | ピュアオーディオ

昨日は真冬の様な寒さから今日は一転して小春日和で清々しい気持ちで「音楽」を楽しんでいます。

Itaria

先日から「コレルリ:合奏協奏曲8番ト短調」の演奏を集中的に聴いています。イ・ムジチ、イタリア合奏団、イ・ソリスティ・ヴェネティの3枚の聴き比べはもとより、今日はイタリア合奏団のモノを事務所の方に持ってきて、「オリンパスシステム」や「RCAシステム」でも聴き比べをしています。弦楽器を得意とするBC‐Ⅱでも聴きましたが「格」が違いすぎます。

聴き比べの目的は「弦楽器群の音色の違い」、「低音の違い」、「全体のバランスの違い」等を比較して、一番良いものにバランスを合わせようとしています。

自宅の707Jシステムも合わせて3セットのSPシステムでも「全体のバランス」が違う為、演奏の印象が随分異なります。やはり「オリンパスシステム」の演奏が一番生々しいし、鮮度感が最上位にきます。JBLのSPから信じられないくらいの「艶やかな弦楽器の音色」が聴こえます。低音の分解能や音の弾み方、ゴリッとしたリアル感は最右翼です。

707JシステムもRCAシステムも低域のウーハーはD130の16Ωを使っていますので、この辺にひと工夫すれば更に良くなると思います。D130の最初期型に「フラットバックのD130」が有ります。LE15Aで味をしめた「最初期型」のユニットが非常に気になります。

機器の組み合わせやSPユニットの組み合わせも一段落しまして、現在は次のステップの為の「鳴らし込み」期間中です。この時期に沢山の試聴をして次のトライをするポイントを探ります。自宅の707JシステムもRCA箱システムもまだまだ良く出来る余地が沢山あります。この冬の間に沢山のCDを聴いて問題点を洗い出し、次のステップへの準備をします。