Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

まだ修理品を取り出していない

2015年07月31日 | ピュアオーディオ
修理しなければならない機器が有るがまだ取り出していない。先週から高温状態が続き、作業するのをめんどくさく感じている。しかし、修理しなければまともにはならない訳で、今度の週末に実施しようと思う。

メインシステムからはチューナーを取り出すだけなので、10分も有れば完了出来る。サブシステムのプリアンプも10分も有れば完了する。取り出すだけなら合わせて30分も有れば十分だ。問題はその後。修理品を熊本まで運んで行かないといけない。不具合内容もメモにきちんと書いておかなければならない。修理代も準備しておかなければならない。

朝6時の状況で室温が30℃も有ると精神的に億劫になるが今度の週末は必ずやろう。メインシステムでFMが安心して聴けないのは困る。

マニュアルレンズを使う

2015年07月30日 | 写真・カメラ・林道ツーリング
20年前はNIKON F3HP・FE2やペンタックスMX等を使っていました。もちろんマニュアル機です。シャッタースピードや絞りでボケ具合を調整して使っていました。しかし、「銀塩カメラ」はフィルム代や現像代が結構かかりました。ISO 50でカラーリバーサル「プロビア」辺りを使っていました。

デジカメが出て来た頃は、数十万画素のクールピクス初号機から始めました。凄く電池の消耗が激しかったのを記憶しています。フィルムや現像代がかからないのでこれからは「デジカメ」だと思いました。



400万画素のクールピクス4300を2台も買って楽しんでいましたが、D70に変わりD90の交換へと進みました。D2Xsも高いお金を払って買ったのは良いのですが、当初はカメラの重さに閉口してしまい3年程防湿庫で眠らせてしまいました。その間に価格は暴落し、手放す位なら使い倒してやれと思って、ここ3年程殆ど毎日引っ張り回して使っています。カメラと180mmF2.8のレンズを付けて約3Kgを肩にかけて、1時間も歩く習慣が付くと筋肉が付いて来た様で、手の震えが止まりカメラをしっかり支えれる様になって来ました。



銀塩カメラ用の「マニュアルレンズ」が眠っていますので、使ってやりたいと思ってD300を入手しました。まだ1週間にもならないのですが、出てくる絵には満足しています。



D300はただ今取扱い方の練習中で、フラッシュを焚いて初めて撮影して見ました。



マニュアルレンズはF2.8以上の大口径レンズを揃えていますのでなかなかの写りをします。暗い写真ですが蜂の巣ホーンのパンチングを良く解像しています。捨てたもんじゃないな・・・とレンズ能力に感心しています。問題は当方の「腕前」がついて行っていない事だけ。




まだクーラーは使っていない

2015年07月29日 | ピュアオーディオ
ようやく九州北部も梅雨明けしました。連日30℃以上の夏日が続いています。そんな中でもメインとサブシステムを鳴らして音楽を楽しんでいます。目下の処クーラーは使わず、天然の風と扇風機でしのいでいます。昨日はクーラーの試運転をしようと思ったのですが、リモコンに反応が有りません。電池切れで手動操作も出来ません。やむなく電池を買いに行って来ました。電池交換後は何事もなかったかの様に正常な動作をします。

修理に出す機器をシステムから取りださなければなりません。最注意点は「汗を機器に落とさない事」です。その為にクーラーを動かそうとしています。以前SQ38FDⅡを持っていた時、来たばかりの新品のアンプに「汗」を落としてしまい、パワー管を1本ダメにしてしまいました。その経験で夏場にはあまり触らない様にしています。しかし、不具合は放置できませんのでやらざるを得ません。

急ぐ必要はないので準備がすべて整ってから、安全に進める様にします。現在はカメラの方に気が行っていますので、一段落してからで良いと思っています。レンズやマウントアダプターが増殖しています。

世代が違えば常識も違う

2015年07月28日 | ピュアオーディオ
1960年以前に生まれた方と、1980年以降に生まれた方とでは「持って生まれた常識」が違う。終戦後から1960年頃までは、「モノが無い時代」で有った。食べ物も住む処も遊びも激動の時代であった。ましてやオーディオで音楽を楽しむ等と贅沢な趣味は、「モノが豊かになってから」の事で有る。

1970年代、団塊の世代は青春を謳歌する世代になった。その頃には工業化も進んで家庭の「三種の神器」(白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫)が一般に普及し、次の家電としてカラーアテレビとオーディオ機器が普及を始めた。

1980年代の団塊の世代の子供たちが生まれると、「自動車」や「一戸建ての家」を「持って生まれた」世代になって来る。

更に2000年代以降に生まれた人達は「インターネット」をおもちゃ代わりに育って来る・・・と云う様に、戦後めまぐるしい経済発展のおかげで豊かな生活を送れる様になったが、それもいつまで続くのかは判らない。しかし育った年代と世の中の状況で「生まれながらの常識」が違って来ている事は事実である。

「平安時代~安土桃山時代→江戸時代→明治・大正・昭和20年終戦→現代」と歴史的に見れば繋がるが、江戸時代の200年の変化より、明治期の44年間の変化の度合いが大きい。戦後の経済復興、そしてその後に繋がる現在はもっと変化の激しい時代と思わざるを得ない。モノの価値観の多様性と先進性が求められる時代であると思う。

科学技術の発達は特に現代においてそのスピードが飛躍的に変化している。10年違えば一昔と呼んでいた頃も有るが、現在では5年も有ればガラリと変わりそうである。オーディオで「音楽を聴く」と云う趣味も世代によって受け止め方も違う様に感じる。

故障品の修理依頼

2015年07月27日 | ピュアオーディオ
今年は4月以降湿度の高い時期が長くて、古い機器のCR類に異常が来ている。①チューナー ST-5000F と② 管球プリ2号 の2台を修理の予定をしている。



①ST-5000Fは「出力にノイズが入る」症状が出ている。1時間程通電しっ放しにすれば症状は消えるが、SWを入れて直後は不安定な状態。



②管球プリ2号は左右のバランスがおかしくなったり正常になったりを繰り返している。

一度電気屋さんに診てもらい、不具合点を修理していただこうかと思う。このままでも使えない事はないが、やはり不具合は放置しておけない。どちらの機器も40年以上前の機器なのでCR類の消耗が来ているのかも知れない。

日曜日の朝は・・・

2015年07月26日 | ピュアオーディオ
日曜日の朝はNHK-FM 9:00からの「名演奏ライブラリー」を欠かさない様に聴いている。今日は「生誕120年 ピアニスト ウィルヘルム・ケンプ」でした。曲目は以下の内容。

「旅立つ最愛の兄に思いを寄せる奇想曲」      バッハ作曲
                      (10分05秒)
               (ピアノ)ウィルヘルム・ケンプ
             <DG 002894790018>
                              
「ピアノ・ソナタ 第24番 嬰ヘ長調 作品78」      
                      ベートーベン作曲
                       (8分05秒)
               (ピアノ)ウィルヘルム・ケンプ
             <DG 002894790024>
                              
「ピアノ協奏曲 第8番 ハ長調 K.246」        
                      モーツァルト作曲
                      (22分08秒)
               (ピアノ)ウィルヘルム・ケンプ
            (指揮)フェルディナント・ライトナー
        (管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
             <DG 002894791137>
                              
「ピアノ・ソナタ イ長調 D.959」   シューベルト作曲
                      (35分41秒)
               (ピアノ)ウィルヘルム・ケンプ
             <DG 002894790037>
                              
「ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37」 ベートーベン作曲
                      (35分10秒)
               (ピアノ)ウィルヘルム・ケンプ
              (指揮)パウル・ファン・ケンペン
        (管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
             <DG 002894791142>

ウィルヘルム・ケンプは40年前に最初に買ったベートーベンの「3大ソナタ」で知りました。まだそのLPは持っています。なかなか精緻な音楽を奏でる方で、当時はもう70才を越えていたと思います。戦前からベルリンフィルと共演したりして居たピアニストで、モノラル録音かと思っていたら、1960~1980年頃の録音技術が確立された後の演奏でしたので、非常に良い録音コンディションで安心して聴いていられました。

FMチューナーを導入して非常に聴く音楽のジャンルが増えましたね。手持ちのCDをかけたくない時は一日中FMを流しています。

暑くても鳴らしてやる

2015年07月25日 | ピュアオーディオ
暑いからと云ってメインシステムを眠らせては故障の元になります。今日は35℃の猛暑ですが、飽きずにメインシステムのお守りを続けています。リクライニングシートに座っての本格的なヒアリングはしないけれどとにかく「音出し」をして「維持管理」をしています。システムを眠らせると元の音にする為には「眠らせた日数分」復帰させるのにかかります。

「故障」の多いパターンは1回/週ぐらいの頻度より長いスパンで使われるシステムだろうと思います。特に古くなるとコンデンサーの容量ヌケや端子部や接続端子部に「酸化膜」が厚く付き、メインSWのON・OFの時にサージ電圧が異常に高くなります。サージ電圧にはプラス・マイナスが有り、SW ONの時には+側のサージ電圧になり、SW OFFの時には-側のサージ電圧になります。特に電子部品系はBVと云って「-側」に弱いのです。電源を入れっ放しをしていても、「予期せぬ停電等」で電源オフになるとその時点で半導体部品(Tr、IC、LSI等)が飛ぶ事が有ります。

毎日使ってやれば当然消耗は発生しますが、その消耗の仕方は「正常な消耗」になります。それに対して電源の入れっ放しや使う頻度が少ないと「不測の消耗」になります。秋の気候の良い時に音楽を楽しみたいなら、夏場も「お守り」をしてやらなければなりません。アンプ等の機器達は毎日使っていれば20年は楽々と持つでしょう。

10年後・20年後のオーディオ業界はどうなっているだろうか?

2015年07月24日 | ピュアオーディオ
オーディオ業界は「団塊の世代」と共に栄枯盛衰を迎えたと思っている。現在「団塊の世代」は65才~70才ぐらいに居る。オーディオ技術を持って生業にしている人も殆どが60歳以上だと思う。そうなると現在40代や50代の方達のオーディオ業界の環境は先の無い状態になって来るように思えて来る。

「音楽好きでオーディオ好き」な方はどの世代にもいるが、業界を構成する様な人員環境は今後望めないとも思える。現在高値の花の「ハイエンドクラス」の機器を持っている方でも、10年後・20年後機器の故障は避けられない。例えばコーン紙のエッジ交換やケーブル類、機器の修理と云った「アフターケア」が出来る方達がどんどん居なくなる。販売店の店員ならいくらでも補充できるが、機器の修理には部品と交換スキル・修理スキルが要る。技術を持った方が極端に減少して来ると推測出来る。そうなると、今までの様に簡単には復元できなくなってくる。

だから自分は「壊れないシステム」に近づけようと考えている。消耗パーツは「予備部品」(例えば真空管等)をストックして、一生分を溜め込んでいる。コーン紙はウレタンエッジを使わない超寿命のタイプにしている。私もこれから先どれ位生きられるか判らないが、20年先を見据えて、このままの趣味を続けられる様に準備をしている。

現在40代や50代の方達は、出来ればケーブル作成やコーン紙のエッジを貼り変えれるぐらいのスキルを身につけて置かないと、趣味自体の継続性を維持できなくなる可能性も有ると思っている。

夏場にメインシステムはクーラーが要る

2015年07月23日 | ピュアオーディオ
この所蒸し暑い日が続き、おまけに梅雨末期のゲリラ豪雨が降っています。気温が30℃を越えるとメインシステムを聴くのが辛くなります。クーラーなしでは聴いていられません。・・・と云いながら、例年殆どクーラーを付けた事が無い。殆ど扇風機で事足りている。これは「暑さに強い体質」も有るが、「クーラー風が嫌い」な処も影響している。



そんな時はサブシステムが立派に役立ってくれる。今年の2月から作り始めたサブシステム3セットもほぼ完了し、個人的には「美音」になったと思っている。これでFM放送を一日中鳴らして楽しんでいる。一時期「蛇足システム」ではないかと疑心暗鬼になった事も有るが、夏場は軽く小さいシステムの方が楽しめる様だ。



そうは云っても「機器のお守」の為に2時間/日ぐらいはメインシステムも鳴らしている。現在は朝一番にFMを流したり、CDライン、テープデッキラインと変わりばんこに使って鳴らしている。

マニュアルレンズは楽しい

2015年07月22日 | 写真・カメラ・林道ツーリング


2日続けてカメラのお話。マニュアルレンズがD2Xsで使える事が判ったので早速50㎜と35mmを付けて使って見ました。最近のAF機能を使った撮り方に比べれば、スピード感が無く時代遅れかもしれませんが、写真を撮る側からすれば、凄く満足感が得られます。



20年ほど前、F2、F3やFE2、FM2、FA等のカメラを集めて、お休みの度に引っ張り出して写真を撮っていました。絞りリングを回してシャッタースピードを確認してシャッターを押す。この感覚が忘れられません。自分で写真を撮った様な気分になります。

現在手元に有るマニュアルレンズは、AI-Sの①35mmF1.4、②35mmF2、③50㎜F1.2、④50㎜F1.8、⑤55mmF2.8マクロ、⑥135mmF2.8、⑦200mmF4の7本。他に50㎜SCF1.4やミノルタ45mmF2.8等が有ります。85mmや105mm辺りと20㎜、24㎜の4本を追加すれば一通りの画角が揃います。



ファインダーをのぞいてのピント合わせと、被写界深度を考えての絞り操作、この間に構図の修正等をしてシャッターを押すと云う一連の操作が楽しくなります。近くの散歩コースのハゼの木が「季節外れの紅葉」をしています。まだ青い葉と赤い葉が混在しています。



マニュアルレンズ用にD300を注文しました。今週末には到着するでしょう。レンズグルメの悪癖に入り込まない様にしたいと思っています。