サンスイSP-2005は1972年発売のスピーカーです。当時私の2ヶ月分の給料総額で販売されていました。当時はオーディオブームの黎明期で、沢山のオーディオショップが有りました。当時このSP-2005のサウンドも聴いていて、かなり良いサウンドだったと記憶しています。そんな訳でこのSPを使って見たいと思った次第。当時、JBL#L-100(センチュリー)とサンスイSP-100を使っていたので、このSP-2005とは縁が有りませんでした。
先週から鳴らしだして、やっと1週間ぐらいになります。当初のチャンデバの設定のままでは物足りなくなってきました。使うにつれ機器の活性化が進んできますので、時々調整が必要です。
中音と高音のレベルを1段上げました。これでJAZZのシンバルの余韻の響きが増えて来ましたし、アタック音もしっかりして来ました。現在このシステムのパワーアンプを2台、修理・改造に出しています。現在は仮の組み合わせです。
低域用に使っているTA-3120Aと中域用のTA-3130Fの2台が試運転中です。低域用のTA-3120Aの方が、5~6時間ほど経つと「ボツ・ボツ」とノイズを出して来ます。おそらく「暖まる」と不具合の出て来る所が有るのでしょう。このまま鳴らし続ければ取れて来る不具合だと感じます。TA-3130Fの方は特に出音に問題は有りません。(修理・改造済)ただ、SP端子はもっと大きいものに交換したいですね。・・・こうやって2~3年かけて使い勝手も含めて整備して行きます。