Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

日曜日の朝は・・・

2015年05月31日 | ピュアオーディオ




日曜日の朝はコーヒーを飲みながらFM放送を毎週楽しんでいます。NHK-FM「名演奏家ライブラリー」。9:00~11:00迄の2時間たっぷりとリラックスしながら楽しんでいます。今日は「ワルター・ギーゼキング」(ピアニスト)の特集です。



JBL#4311で主に楽しんでいます。そのドライブアンプは上の写真の、「管球プリ2号+SONY SRP-P2070」の組み合わせ。SONYのパワーアンプはまだ活性化していないので、出来るだけ鳴らして使ってやらないと、活性化が進みません。本領発揮は多分来年の今頃かもしれませんが、コツコツやっていかなければ先には進みません。



JBL A820用はサトリのアンプで鳴らしています。今一番SWの入っている時間が長いアンプです。このアンプとA820の組み合わせは「ストレスなく出て来る音」でリラックスできます。BGMとして聴き流すにはもったいない様な使い方です。



先日入手した2セット目のA820。まだ何も手を加えていない「素」の状態。ここ1週間程は気温が高く作業する気になれませんでした。さてどうするか?ウーハーを交換して見たい気に駆られる・・・。

久しぶりに阿蘇大観望へ

2015年05月30日 | ピュアオーディオ


昨日は天気が良くて絶好のツーリング日和。「阿蘇中岳」が噴火してから、一度も大観望に行っていないので久しぶりに2週連続のツーリングに行って来ました。八女→黒木→矢部村→中津江→上津江→ミルクロードの経路です。平日は自動車やバイクが少ないのでのんびりと行けます。自動車の後ろをトコトコついて行きます。もう若くは有りませんから無理はしません。ミルクロードは外輪山の上を走りますので、上から圧迫するモノが無く、いつも心地良い解放感が有ります。



阿蘇外輪山の若草の緑の奇麗な事。今の時期はこの緑が良いですね。遠くに阿蘇五岳が見えます。



中岳からは噴煙は上がっていませんでした。中岳周辺には灰が降って白くなっています。



内牧の温泉街も良く見えました。



こちらは遠くに九重を望みます。先週のツーリングで身体の筋肉が落ちているのを痛感したので、今年は少し余分に乗って体力を鍛えます。バイクに乗ると腹筋と背筋がしっかりしていないとロングツーリングは出来ません。以前は国東半島一周や霧島連山一周、九重連山一周を日帰りでやっていました。その頃の体力に戻したいですね。

RCA箱システムを自分で使って見たい

2015年05月29日 | ピュアオーディオ


鳴らして見たいシステムとして、前回「RCA箱」システムを上げました。写真に有る様に、現在息子にお守をしてもらっています。写真が5年程前のモノです。



この時はネットワーク方式で鳴らしていたのですが、パワーアンプのマッキンMC2600でドライブ。この時は風圧が飛んで来ていました。体中がくすぐられる様な快感が有ります。

その後、CDPをワディア#6、プリをレビンソンNo380SLに替え、3ウェイマルチアンプ方式にしたり等とグレードをかなり上げています。

息子もお気に入りの様で、オリンパスと交換して・・・とお願いしてもなかなか首を縦に振ってくれません。

ハーマン サイテーションXX(ダブルX)とXXPプリのサウンド

2015年05月28日 | ピュアオーディオ


ハーマンのサイテーションのアンプは、一揃い持っていた時期が有る。XXPプリ+XXパワーアンプとX-1パワーアンプ。使用していたのは3年程になる。今から8年程前に全て処分した。

このXXPプリ+XXパワーアンプの特徴は「図太い音」。鳴らし初めは、長らく眠っていたアンプだったので、目覚めさせる事に1年を要した。一時期、オリンパスシステムで使って見たが、アキュフェーズ辺りのアンプとは「質感」がまったく異なり合わない。マルチアンプで混在させる事は不可能だと思った。



そこで、RCA箱システムのマルチアンプ用として、低域にXX、中域にX-1、高域にアキュフェーズM-60にしたら何とか音色や質感が揃って使える様になった。(こうすればオリンパスでも使えたのかも知れない)

この頃は、「音質アップ」のノウハウを獲得する作業を始めたばかりの時期で、こちらに使いこなす技が無かったのが残念だった。現在ならアンプを鳴らし込んで使いこなせるものを・・・。惜しい事をした。

X-1は初めから良いサウンドだと思った。XXも含めて残して置けば良かったと後悔しきりで有る。XXのサイドのフィンはレビンソンのNo20.5等と遜色ないデザインだった。見ただけで高級感がいっぱいだった。



また新しいSPを購入

2015年05月27日 | ピュアオーディオ
昨日は2ヶ月に1回の定期検診。心身共に健康で有ればこそ趣味も楽しい。風邪で熱を出していたら音楽聴く気分にはなれない。今までにこの事は何回も経験している。



また新しいSPを購入した。JBL A820のホワイトバージョン。但し片方のウーハーのエッジが破れているのでまだ使えない。修理が出来るまでは部屋の片隅に積んで置くしかない。20cmウーハーとツィーターの2ウェイタイプで、個人的には別のユニットを買って遊びたいと考えている。要するにエンクロージャーとツィーター、ネットワークが欲しかっただけの事。購入金額はささやかなお小遣いで買える程度。



JBL A820は既に木目仕上げは持っている。これがなかなか優れたユニットを使って有る。JBLオリジナルの内部配線では今一このユニットの性能を出し切れていないが、自作のケーブルで内部配線をやり変えるとなかなかの音質なのだ。今回はウーハーを変えて楽しむ為のベース機として購入した。遊ぶのはまだ先の事である。JBLのユニットはアメリカ規格なので、アメリカ製の20cmユニットはそのまま交換出来る頻度が高い。(D208システムでサンスイ箱を使ってコリゴリした為)ツィーターは高域が伸びて音の拡がりも良く、なかなか良い出来だと思う。ユニットの端子がもっと丈夫で有れば云う事なし。

沢山のSPを使って来たが、その目的は「セッティング」の試行錯誤に有る

2015年05月26日 | ピュアオーディオ


今まで使って来たSPの感想を述べて来たが、これは有る一面で目的は別にあった。一つは「セッティング」の普遍性の確認。ミニSP、小型SP、大型SPでも基本原理はみな同じであると云う事。メーカー製の袴やスパイク等のセッティングを補完する為のモノが、殆ど「自然の原理」にかなっていなかった。メーカーでは「セッティング術」と云うものが追求されていない事を知った。
ステレオ機器は電化製品である。だからメーカーでは電気系の追求には必死になるが、セッティング等電気外の事はユーザーがやらなければならないと云う訳かな?



もう一つは「内部配線」の効果の確認。メーカーオリジナルの内部配線・ネットワーク配線は非常にお粗末なものであると判断するに至った。SPユニットに直結している配線のグレードを変えれば即座にサウンドに効いて来る。音質対策としてもっとも重要なポイントであると認識した。



60歳を越えて来ると、40代や50代では考えなかった事を考えざるを得なくなって来た。現在でも6~8セットのSPを持っている。価格は別としてアンプ類も同数のシステムを持っている。これらをやはり選別して最後に残すシステムを厳選しなくてはならない。もうあれもこれもと手を出せる年齢では無くなったと云う事。

この年齢になると「余命」を考える様になる。親は既に送っている。次は自分の世代の番。後20年後は80歳・・・・。それまでオーディオにのめり込めるだろうか?体力・気力は続いているだろうか?その前に老眼や難聴(高域が聴こえなくなる)等の障害が出ては来ないだろうか?・・・等考えざるを得ない。

少しづつ部品やシステムと減らして整理して行く事も考えたいがまだ元気だ。まだ欲しい機器も有る。楽しいオーディオライフを送る為にはまだまだ揃えたいものが有るのです。

SP遊び

2015年05月25日 | ピュアオーディオ


メインSPが完成すると本来は「SP探し」は終了するはずだが、メインSPが出来たからこそ「SP遊び」が出来る余裕も生まれます。



そんな訳で色々なSPを他にも試しています。フォステクスEF-83、103等の8cmユニットや10cmユニット、アンペックスの可搬型SP、アルテックの408、テレフンケンRB46等は2セットも集めていた。タンノイⅢLZ等々。早々日本で有名なP-610も若い頃に自作箱で楽しみました。



その中で「良いなあ・・・」(特徴の有る)と思ったのが、女性ヴォーカルならALTECとテレフンケン・アンペックスモニター。アルテックは濡れた様な艶やかなヴォーカルで、テレフンケンは乾いたコーン紙が張り詰めたサウンドを出してくれる。まさに「ドイツの音」と云った感じがする。ひと分けヴォーカルが良かったのがアンペックスの可搬型SP。中には楕円Wコーンのユニットが一個だけだったが、低音・高音は出ないけど、中音の充実したサウンドは魅力的だった。



ミニSP遊びをして気付いたのは、20cmウーハー以上でないと「低域」がもの足りないと云う事。だから今は20cmフルレンジか20cmウーハーを使ったSPしか興味が無くなっている。8cmや10cm、16cmぐらいのユニットでは低域のレンジを感じれなく、イライラしてくる事が有る。

現在鳴らして見たいスピーカーは・・・

2015年05月24日 | ピュアオーディオ


「音楽部屋」でオリンパスシステムをメインで使っています。旧事務所時代から10年近く聴き続けています。現在でもこれと云った不満を感じないで使っていますが、珠には他のメインシステムをもっと大きな音量で鳴らして見たい衝動に襲われます。



自宅のSP-707J+αシステム。現在は週に何回かしか鳴らしていません。自宅専用に作っています。軽く反応の早いサウンドが特徴です。自宅は「音漏れ」が大きいのであまり大きな音では聴けません。だからこのシステムの本当のサウンドを聴いた事が無いと云った方が正しいと思います。夜中に小音量でシンフォニーを楽しんでいました。威圧感を殆ど感じないサウンドです。サブシステムとして、深夜用にハーベスやスペンドール、テレフンケンのSP等持ちこみましたが、「超小音量再生」でもこのSP-707J+αのシステムに勝てません。そこで小さいSP達はみんな追放されました。このSPを「音楽部屋」に持ち込んで思いっきり鳴らして見たいと考えない訳では有りません。まだライバルが居ます。



3セット目のメインシステムの「RCA箱システム」。1940年頃のオルソン博士存命中に作られていたWウーハーフロントロード箱です。Wウーハー用としては非常にコンパクトに作って有ります。先日紹介したウーレイ#813B箱とサイズ的にはほぼ同じです。この箱の中に最初はJBL#2205×2のユニットを入れて楽しんでいましたが、現在はD130(16Ω)×2のユニットを入れています。中音・高音はオリンパスシステムと殆ど同じです。違うのは#375用のホーンが蜂の巣(HL88)から「お化けホーン」(HL90)に変わったぐらいです。こちらも3ウェイマルチアンプで鳴らしています。現在は息子に「お守り」をしてもらっています。

3セットのメインシステムの中で一番のお気に入りは、「RCA箱システム」のサウンドです。オリンパスを息子にやって本当はRCA箱システムを使いたいと思っています。その為には部屋の広さを何とかしないと収まりません。いつか自分が使える日が来るのだろうか?

今までに使ったサブシステムSPの感想 その5 (AR 3a)

2015年05月23日 | ピュアオーディオ


1974年頃、当時有名なSPが有りました。AR社AR3a。アコースティックサスペンション方式と云う「密閉型エンクロージャー」で低域を再生する方式。後のYAMAHA#1000M等のブックシェルフSPに多大な影響を与えたSPです。クラシックのカラヤンやJAZZのマイルス・デイビスが使っていると云う事で非常に気になるSPでした。当該品は2007年にエッジの破れた中古で購入しました。エッジを張り替えて使えるようにしました。



AR3aは初期型が音が良いとの事を覚えていましたので初期型を選択。どんなサウンドが出てくるかと期待して試聴に臨みましたが、長く眠っていたSPらしく直ぐには目覚めてくれませんでした。鳴らし始めは「こもった様なサウンド」で良い印象を持ちませんでした。3ヶ月近く鳴らし込みましたが良くなる気配も見せず、とうとうこちらが根負けしました。

有る方のお話では、古いAR3aのネットワークやアッテネーターをオーバーホールしたら「見違えるような美音になった」と伺いました。

もう少し頑張って鳴らしこめばよかったのかな?と後悔の念も有りますが、「密閉型SP」の音の出方に共通の部分を感じ、そのまま手放してしまいました。当時はメインシステム3セットの発展途上な時期でもあり、メインシステムが有れば他には要らないかも?と云う思いが強かった事も有ります。今なら時間をかけて鳴らし込める心の余裕が有りますね。

このSPのみ「内部配線」を交換していませんでした。まったくのオリジナル状態での感想です。

今までに使ったサブシステムSPの感想 その4 (サンスイ SP-LE8Tは良いSPだと思う)

2015年05月22日 | ピュアオーディオ


SP-LE8Tも5セット程入手したが、どれも良いサウンドだった。このSPの特徴は20cmフルレンジでシングルコーンとセンターのアルミドームで上手く広帯域を実現している処。特に音のバランスが優れていると思う。



サンスイの格子ネットの箱に入ったLE8T。非常にシンプルなSPで有る。上の写真に有る様なセッティングで鳴らしていたが、後ろに有る38cmウーハーのシステムが鳴っているかの様な素晴らしい低音を出していた。現在でも置き場所が有れば手元に残して置きたかったSPだ。