Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムでは鬱々と・・・

2011年09月30日 | ピュアオーディオ

自宅のSP-707Jシステムの調子がおかしいので「鬱々」とした日々を送っています。新しいライントランスやSPUを購入し、さあーこれから!!と思っていた矢先にこの始末です。

不具合の症状は「定位」が完全に右側に寄っているのです。この為バランスを10時の方向にしてかろうじて定位を得ています。この原因を考えていましたが、「調査・確認」をしていない事に気付きましたので。今夜ケーブル類のチェックをして見たいと考えています。

現時点で考えられる原因は
1)フューズを交換してからおかしくなっているので、片chの活性化が進んでアンバランスになっている?
2)C40も随分と使って来ているのでヴォリュームの左右のバランスが崩れている?
3)C40のメイン出力のXLR端子の処のケーブルがキチンと刺さっていない?

今夜ケーブルチェック後、何処がおかしいのか?をもう一度確認したいと思っています。


現在計画している事

2011年09月29日 | ピュアオーディオ

5セットのシステムを並行に「音質アップ」を進めています。何処か1セットに絞りたくても相手のある事ですので思うように行きません。

1)オリンパスシステム
  ①SPケーブルのグレードアップ
  ②プリアンプの入れ替え
2)RCA箱システム
  ①低域用パワーアンプをトランジスター化
  ②高域用パワーアンプをKT88仕様(現KT66仕様)に変更し、SperTrail仕様化
3)自宅システム
  ①プリアンプの入れ替え
  ②フォノラインの確立
4)#612Aシステム
  ①パワーアンプをKT88仕様(現KT66仕様)に変更し、SperTrail仕様化(既に手配済み)
  ②スーパーツィーターの入手

を今後予定しています。ここまで終わればほぼ予定したグレードのサウンドになると思います。

プリアンプを2セット、パワーアンプを1セット購入予定ですが、予定しているアンプはなかなか手に入り辛いので、のんびり探すしかありません。


自宅のプリアンプをどうしようか?

2011年09月28日 | ピュアオーディオ

C401

昨日専務宅のレビンソンのアンプを聴いて、「自宅のプリアンプをどうしようか?」と悩んでいます。音数や分解能・キレ込み等に大いに不満を感じます。現在のサウンドは雰囲気的には非常に良いのですが、3B252Bパワーアンプの性能に負う処が非常に大きいと感じています。3B252B アンプの性能をいかんなく発揮できるプリアンプが欲しいと思い始めています。

自宅では「歎美な世界」を追求していますので、アキュフェーズの様な「生演奏型」のプリでは求める世界が違います。良いプリアンプを探していますが中々良いものが思い浮かびません。WE101Dを使ったプリアンプを特注するしかないか?とも考えます。ただラックのスペースに入るか?と云う問題も有り、まだまだ悩みが尽きそうに有りません。


専務宅 レビンソン#380SL+#331Lのサウンド確認

2011年09月27日 | ピュアオーディオ

昨年10月にレビンソンの#380SLと#331を購入して、しばらく612Aシステムのアンプとして使っていました。今年に入り、専務宅にセットで移動しました。その後のサウンドの確認をまったく出来ないでいました。もう十分活性化して「活眼」していると思いましたので、本日念願かなってやっと聴かせてもらいました。

380sl331l1_2

上段からWADIA#6、ライントランスST-X、レビンソン#380SLプリ、レビンソン#331パワーアンプです。非常にシンプルな構成です。#380SLのスタンドは特注で作っています。こうしないとストレートタイプの電源ケーブルが使えません。

どんなサウンドが出てくるか楽しみにしていたのですが、音の線が太く、繊細で、奥行き感も有り、エネルギー感も十分で、申し分ないサウンドになっていました。特に音数の多さには唖然とさせられます。高域に艶やかさは有りませんが輝きは出ています。この辺はツィーターにピラミッドを使っている関係かと思います。

現時点ではライントランスST-Xを使っていませんでしたので使う様に指示しました。もっとも内部配線をSuperTrail仕様にしないといけませんので直ぐに作業に取り掛かっています。

しなやかさやまろやかさと奥行き方向(前後感)が更に良くなると推測しています。


612Aシステムのアンプ交換

2011年09月27日 | ピュアオーディオ

昨日RCA箱システムのアンプ交換で、612Aシステムの6550ppパワーアンプをRCA箱システムの低域に持って行った関係で、612Aシステムのパワーアンプを入れ替えました。

612a

RCA6L6ppアンプに交換しています。出力は18W/chとほとんど変わりませんが、出力管が6550→6L6になっています。また内部配線もTrail仕様でSuperTrail仕様の6550ppアンプから比べると音数が及びません。RCA箱システムの低域のアンプが手に入るまでの一時的なモノです。

それから、この612AシステムもRCA箱システムにも「ライントランス」を再度導入しています。元々ライントランスは各システムに導入していたのですが、CDPを入れ替え・交換等をした為に「ふん詰まり」がひどく、一時的に外していました。今回は接続して直ぐの状態でも「ふん詰まり」は一切感じません。RCA箱システムでも同様に一切「ふん詰まり」を感じません。CDPが「活眼」してくれているようです。

このライントランスを入れた事でまろやかさと滑らかさ、音の厚みと奥行き感を手に入れています。CDP単体の場合の「むき出しの刃物」の様なサウンドが鞘に収まって、落ち着いたサウンドになりました。


RCA箱システムのアンプ交換

2011年09月26日 | ピュアオーディオ

Rca_box_system

今年1月にM-100を導入してから、F-15L、C-290、A30とアキュフェーズの製品を続けて投入して来ましたが、これらの機器には「限界」が有る様に感じ始めていました。特にパワーアンプはSuperTrail仕様の管球アンプと比べると、音数や音の厚み、音のキレ・ヌケ・ノビの面で劣っている事を大いに感じ始めていました。

Rcabox2_2

本日パワーアンプを全てTrail仕様管球式に交換しました。特にM-100のモノーラルのパワーアンプの設置スペースがネックだったのですが、1台でステレオのアンプにする事にしました。ラック内が非常にスッキリしました。

M-100にはデジタルで出力数を確認出来る機能が有りましたが、このRCA箱システムでは普通に聴くなら0.3W程度、せいぜい使っても0.5Wくらいしか使いません。この値なら管球式でも十分に行けると確信して交換に踏み切りました。

Rcabox1

低域に6550ppアンプ(18W/ch)、中域に6550Sアンプ(7W/ch)、高域に6L6GSアンプ(5W/ch)を持って来ました。高域のみTrail仕様で低域と中域はSuperTrail仕様になります。

交換してまだ1時間にもなりませんが、音数の増加と音の雰囲気がドラマティックに変わって来ました。特に奥行きや音の厚みが揃って来たようで、かなり良いまとまりをしています。しばらくはこのまま楽しみたいと思っています。
 


自宅のSPU-GEをオリンパスで

2011年09月25日 | ピュアオーディオ

自宅で使っていたSPU-GEはSPU Reference Gに押し出されて来ましたので、このSPUをオリンパスシステムのSPUと交換しました。自宅で使っていたSPUは「針交換」して余り使っていませんでしたので、新品に近い状態の程度の良いモノです。感知レバーもしっかりしています。リード線もオルトフォンオリジナルです。

早速音出し確認していますが、しっかりしたサウンドを奏で始めています。こちらもフォノイコライザーや昇圧トランスを新調して間もないので、これからは鳴らし込みになります。

元々のオリンパス用のSPUは感知レバーが弱って、本体部分が底をする事も有ったのですが、これで安心してアナログを楽しめます。


SPU Reference Gを自宅で

2011年09月25日 | ピュアオーディオ

昨日入荷したSPU Reference Gを、早速自宅に持って帰りSME3012Rに取り付けました。重量がかなり重くなっていますので、ゼロバランス取りにてこずりました。SME3012Rの調整は久しぶりですので、調整のやり方を随分と忘れていました。

Spur2

無事に取り付けて鳴らし始めましたが、初期の症状として「馴染み」が有りませんので、定位がフラフラで安定させるのに3時間程かかりました。昨夜はここまでで時間が来ました。

今朝、再度「馴染ませ」の再開です。今朝は1.5時間程しか聴けていませんが、従来のSPU-GEに比べて、音数の増加、周波数レンジの拡大、力感の向上等を確認しています。さすがに従来のSPUに比べ3倍の価格に分だけは有る様です。もう外せない状態に有ります。

特に音数に起因するのかもしれませんが、非常に柔らかいサウンドで「音の雰囲気」が非常に良いです。それでいてキレが有ってノビが有ってヌケが良い。

自宅のアナログラインはカートリッジ、フォノケーブルA、昇圧トランス、フォノケーブルBと新調してまだ1ヶ月にならないものばかりですので、これから鳴らし込んで行けば相当なポテンシャルを出してくると予想できます。LPを聴くのが楽しみになりました。


SPU Reference G と SPU-GE の外見比較

2011年09月24日 | ピュアオーディオ

せっかくSPUが2セット揃いましたので記念撮影も兼ねて外見の比較をして見ました。

Spurg
左側が現在SP-10MKⅡで使用中のSPU-GE。右側がSPU Reference Gです。

Spuge3
使用中のSPU-GEはゴムダンパーを取り除いて、コイルからの配線がむき出しになっています。

Spuge5

感知レバーがくたびれて来たので今回SPU Reference Gを購入しました。
SPU Reference GとSPU-GEとの違いは「金色」と「銀色」の違いが直ぐ分りますが、トーンアームに接触する部分がSPU Reference Gでは気になります。

Spuge2

こちらは古いSPU-GE。

Spur3

こちらがSPU Reference Gです。端子間の隙間が少なく、またアーム側との端子との差が気にかかります。アーム側の端子の位置はGEの端子に近いです。

他には内部のリード線の太さが違います。(GEの方は銀線に交換して有ります) Referenceの方はオリジナルですので非常に細いです。以前SPUのリード線の交換をして音質確認をした事が有りますが、ここは無理に銀線や他の配線にせずにオリジナルのままの方がバランスの良さとSPUらしさが出ます。 Referenceはそのままオリジナルのリード線で使います。


SPU Reference G

2011年09月24日 | ピュアオーディオ

現在アナログの音質アップに取りかかっています。今まで使っている2個のSPU-GEの内、1個の感知レバーが大分へたって来て、針圧2gで丁度良いくらいになっています。もっともこの針は、ゴムカバー類を外し、感知レバーをむき出しの状態にして使っていました。(ゴムカバーが硬化し劣化した為)安心して使う為にはノーマルの状態で安心して使えるモノを求めました。

Spur2

SPU Reference G。元箱入りで割と奇麗な外観をしています。接触不良が有るとの事で安く手に入れましたが、本体が正常で有れば自分で調整できますので、取りあえず音出し確認をして見ましたら、正常動作しています。

Spur4

感知レバーがしっかりしていますので安心して使えます。ケーブル類を最終チェックして安心して使えるようにしたいと思います。

音出し確認の結果、今まで使っていたSPU-GEとほとんど音質は変わらない様に思います。少し「味」が薄くなったような気もします。音のキレは上がっています。ちょっと聴いたぐらいでは本当の事は判りませんので、音質については後日ゆっくりと自宅で確認したいと思います。