Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

後はTA-2000プリが帰って来るのを待つだけ

2020年07月31日 | ピュアオーディオ


毎日4セットのシステムを鳴らして「お守り」をしている。現在修理に出しているTA-2000プリが帰って来るのを待っている。さて、次は何をしようかな?プランは出来ている。その前に「物欲」が・・・。


SONY CDP-D500は非常に頑丈な機器である。10年以上使い続けているが故障しない。そうは云っても何時かは壊れる時が来る。代わりのソースとしてMD機を随分買い込んだが思う様に行かない。


MD機はどのメーカーのモノも「ディスコン」になっていて、まともに動く機器が少ない。写真に写っているケンウッドのMD機2種共に、冬になると(寒くなると)動かなくなる。多分電源部に使ってあるコンデンサーの容量ヌケではないかと思う。次はこのMD機の「不具合」を直していきたいと思っている。

最後は「1セット」と云いながら・・・

2020年07月30日 | ピュアオーディオ

最後は「1セット」と云いながら、サブシステムを増殖させてしまった。多分最後の1セットは「自宅システム」になると思っている。このシステムはD130(16Ω)のユニットを低音に配している。無理のない低音が出て来る。オリンパスシステムよりも「柔らかいサウンド」で威圧感やピーキーさが一段と少ない。自分が納得できれば良いだけの事なので敷居も高くない。0.05W/chの世界です。TVの音量よりも低い音量で真夜中に音楽を楽しむシステム。


サブシステムとしても残るのはD208システムであろうと思う。D208はD130の20cmサイズのユニットだ。だから音の出方がかなり似通っている。こちらは1950年頃のユニットです。D130も1950年~1960年代のユニットだろうと思う。こちらは6畳くらいの小さな部屋で使う事を前提としている。



D208システムをドライブするアンプがSONYの1965年~1972年までのアンプの組み合わせになるだろう。これで自分が「老人」になっても使えるシステムが完成することになる。

一つのシステムを作るのに2~3年かけて取り組んで来た。10年先・20年先を読んで準備して来た。ただこの年齢になると20年先が有るのかどうかは疑わしい。80歳までは何とか計算できるとは思うがその先は読み辛い。

今は「触る処が無い」・・・ただひたすら鳴らし込むだけ

2020年07月29日 | ピュアオーディオ

今最も力を入れているのは「自宅システムの鳴らし込み」。このシステムが私の「終のシステム」になる予定。鳴らし込みの途中なので触る処が無い。


こちらの「オリンパスシステム」は鳴らし込みも完了して、触る処は全くない。後は音楽を楽しむだけ。


サブシステムも1970年前後のSONYのアンプに夢中で、「鳴らし込み」に忙しく触る処が無い。サトリのアンプも触る処が無い。どのシステムも「鳴らし込み」中で「音楽を楽しむ」のがメイン。オーディオは「触る処が無くなる」と面白い記事が書きづらい。

TA-2000FプリとTA-3120がヌケて来た

2020年07月28日 | ピュアオーディオ

TA-2000Fプリ(1972年製)とTA-3120(1965年製)の組み合わせで、JBL#4425を鳴らしています。鳴らし始めたのは6月初旬、あれから2ヶ月も経っていないのにもう随分とヌケて来ている。まろやかで爽やかな音色なのだ。聴いているとうっとりしてしまう。こんなに早く「ヌケる」アンプは初めてだ。相当作りが良いのだろう。


こちらのアンプは「ヌケる」までに2年半もかかっていた。その途中で何度手放そうとした事か? しかし結局は居残れそうにない。だいたいアンプの活性化には「1年」程は見ている。2000Hrを達成するには5時間/日稼働して、1年で1800Hrである。毎日2時間程度なら3年は見ていないと到達できない。3年と云う月日が待てないのも無理からぬ事。何度もアンプの「活性化」を経験して来ているから出来る事だろう。知らない方は3年はまず待てないだろう。


サトリのミニアンプも鳴りだして来た

2020年07月27日 | ピュアオーディオ

長い事眠らせていたサトリのアンプを使い出して約1週間、ようやく本来のサウンドで鳴りだした。組み合わせているSPはD208システムです。パワーアンプの出力が10W/chしかないので、出来るだけ高能率SPと組み合わせるのが良いと思っています。


修理・改造に出しているTA-2000が帰ってくるまでの間鳴らす事になるでしょう。機器は整備して使うのが私の性分。自分で出来れば良いのでしょうが、何でもやれるかと云うとそうではない。自分の力は自分が良く知っている。とにかく無理して被害を大きくしない事だと思う。餅は餅屋さんに任せるのが良い。


昨日は大宰府の方からお二人の方が、当方のオリンパスのサウンドが聴きたい・・・と云う事でお見えになった。MさんとKさん。何処で私の存在をお知りになったのか?良く分からないが、「一度は聴いて置くべきサウンド」らしいとの事。2.5時間ほどJAZZやクラシック音楽を鳴らして楽しんでいただいた。オーディオマニアはちょっと変わった所が有る。私も含めて「興味のあるサウンド」を聴くためにはズカズカ乗り込んでいく。またお見えになって欲しいと思う。色々と面白い話や技術的なお話が聴けて楽しいひと時でした。

自宅システムをマルチアンプ化して5ヶ月が経った

2020年07月26日 | ピュアオーディオ

2月25日に自宅システムをマルチアンプ化して5ヶ月が経過した。現在の「活性化度」は40~50%と行った処だと思う。まだ音楽を鳴らしている途中に「ジジッ・ガガッ」等の内部のパーツが活性化する時の症状が出ている。当初に比べれば随分と音楽を楽しめるサウンドにはなって来ている。


6月初旬に高域用アンプの交替とチャンデバのメンテ及びRCAソケットの強度アップ対策をしてから、全く触らないで安定して使えている。その分、活性化も順調に進んでいる。この安心感が大切である。

自宅システムは見た目と出て来るサウンドに極端な差がある。見た目はJBLのバリバリの「すっ飛んでくる」サウンドをイメージしがちだが、実際に出て来るサウンドは、「非常に柔らかい」サウンドで「すっ飛んでくる音」は皆無である。ただJBLのユニットの音のキレ・ヌケ・ノビはそのままに、普通の会話の様に無の空間から「音波」の波状の音の出方をする。高SN比でないと出ないサウンドです。SPの存在が消えかかっています。先月から「ピアノ」の音は良い音色に仕上がっていました。今月に入ってバイオリンも聴ける様になって来ました。カスレていたバイオリンが綺麗な音で出る様になりました。さざめく弦楽器とまでは行きませんが、かなり近づいています。

このまま1年も鳴らし続ければ、さざめく弦楽器群やトロリとしたピアノの音色をもって、音が面で出て来る様になると思います。

雨ばかりで外に出れない

2020年07月25日 | ピュアオーディオ

今週も雨ばかりで外に出られない。雨の降り方が横殴りの土砂降りなので、傘では防ぎきれない。たった5分でずぶ濡れになる。こんな天気では外をウォーキング出来ない。その分、ステレオを聴く時間が増える。


D208システムは先週「ツイーター」をサンスイSP-70用の純正品に交換した。それがD208と非常に相性が良い。アッテネーターなしでうまく繋がってる。JAZZのシンバルの「浮遊感」が上手く出る様になった。当初の目的を達成したシステムになった。以前のフィリップスのツイーターでは高域のエネルギー感・音量が足りなかった。JBLのツイーターユニットも購入して取り付けを試みたことも有るが、穴のサイズが合わず断念。


こちらのC3+M4は処分する事になるだろう。現在、修理・改造に出しているTA-2000が帰って来たら決断しないといけないだろう。使う予定が無くなった。

昨日は、バッハ:「ブランデンベルク協奏曲1~6番」、エンヤ:ベスト盤、ビートルズ:ベスト盤、S&G:ベスト盤、ラフマニノフ:交響的変奏等、その場に合ったCDやMDで楽しみました。延々と6時間もリクライニングチェアに座っていると腰が痛くなります。



アンプやスピーカーには「性格」が有る

2020年07月24日 | ピュアオーディオ

アンプやスピーカーには「性格」(目的)が有る。個人的に「生の音の再現」を目指すグループと「気軽に音楽を楽しむ」グループとに分かれる様だ。WEの系譜のグループは「トーキーサウンド」も含めて「生々しさ」を追い求めて来た系譜だ。WE→ALTEC→JBL等の流れは眞に「WEの系譜」。私のメインの「オリンパスシステム」は「生音の再現」を目指して来た。


同じJBLのユニットを使っても、組み合わせるアンプを変えて「音楽を楽しむ」システムにしているのが「自宅システム」だ。「生音」のエネルギー感を入れられない環境で、超小音量で音楽を表現できる様に苦心している。


「サブシステム」は「音楽を気楽に楽しめる」システムだと位置づけている。スピーカーのサイズも30cmウーハー以下を使って、機動性(低重量)のシステムにしている。以前は英国製やドイツ製SPも使っていたことが有る。(スペンドールBC-Ⅱ.ハーベス・タンノイⅢLZ・テレフンケン等) ヨーロッパのスピーカーは全体的に気軽に「音楽を楽しむ」事に重点が置かれている。(一部バスピンやオイロダインも有るが劇場型でWE系に近いモノは少ない)


アンプでも同じ事が言える。先日取り外したエクスクルーシブのC3+M4の組み合わせは「生演奏型」のアンプで、サブシステムには似つかわしくないと判断した。メインシステムであれば採用したかもしれない。だが既にメインシステムのアンプは固まっている。(出来上がっている)


SONYのアンプはこの辺の「立ち位置」がどの辺なのかを探っている。「気楽に音楽を楽しむ」システムでも使え、「生演奏型」にも使えるのか?

スピーカーもメーカーやサイズ、SPユニットの方式も色々有る。同様にアンプも色々なメーカーや回路方式が色々有る。どれが正解なんてない。結局はオーナーが好みと財政力で決めるしかない。個人的には小さなスピーカーシステムでも「音楽が楽しめる」音質に仕上がっていれば十分だと思う。大艦巨砲主義で大型のスピーカー・大型のアンプでないとは思っていない。雑誌に引きづられない事だ。自分の「目的」をハッキリさせて置くべきだ。


SONY TA-2000(1968年製)プリアンプを修理・改造に出す

2020年07月23日 | ピュアオーディオ

写真上段がD208システムをドライブする⓵TA-2000+②TA-3120Aの組み合わせ。下段が#4425をドライブする③TA-2000F+④TA-3120の組み合わせ。②③④は電源のインレット化及びRCAソケットの強度アップ(交換)が完了している。唯一SONYオリジナル状態が⓵のTA-2000のみであった。電源ケーブルが「誘導ノイズ」を拾うので気にかかってしようがない。今回このTA-2000にも「音質対策」を施す事にした。VUメーターの照明も切れているので、ブルーかグリーンのLEDにしてみようと思う。



代役はサトリのミニプリ+ミニパワーアンプ。長らく眠らせていたアンプだが、先週久しぶりに聴いて見た。しばらくは寝起きの音になるが、このアンプもじっくりと聴いて見ようと思う。内部配線は殆ど「特殊な銀線配線」に交換している。活性化は非常に早いと思う。

蒸し暑いのでクーラーを入れて・・・

2020年07月22日 | ピュアオーディオ

一昨日・昨日と蒸し暑いのでクーラーの有るメインシステムで音楽を楽しんでいます。基本的に「クーラー嫌い」ですので、サブシステムの方で、窓から風を入れて聴くスタイルが日常なのですが、30℃を超えて来ますとそうも言ってられません。改めてメインシステムを聴くとサブシステムはオモチャでしか有りません。10年の歳月と内部への「手入れ」と、投資金額が全くけた違いに違いますから、当然と言えば当然です。音数や質感、音の「キレ・ヌケ・ノビ」が全く違います。

このメインシステムを置いている部屋は「奥の間」になるので、夏場は「クーラーなし」の場合、非常に高温で辛い環境になります。その為、サブシステムで軽く音楽を聴くスタイルにして時間をつぶしています。それでも毎日2時間以上はメインシステムを稼働させています。(お守り・・・性能の現状維持のため)


そろそろTA-2000プリの電源インレット化・RCAソケットの強度アップ、VUメーターの照明の修理に出したいと考えています。その一番の原因は、「直出し電源ケーブル」が「ノイズ」を拾っているのです。4台のアンプ中、このTA-2000プリのみ「未対策」です。気になって仕方がない。多分こちらのアンプがサブのメインプリになるだろうと予想しています。サブシステムと云えどメインシステムのプリが故障した時の代役が務まるようなグレードにして置きたいと考えています。