Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

明日は還暦同窓会

2013年05月31日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

明日は還暦同窓会の為実家の方へ帰省します。五年前と20年前にも同窓会が有り、その時も参加しています。お世話をして下さる幹事の皆さんに頭の下がる思いです。

「オリンパスの音質アップ」の方は、方針が決まりましたので早速手配に入ります。留守中になりますが、専務の方に依頼していますので週明けにはブツが手に入るでしょう。

とにかくスペースが厳しいので工夫が必要です。


現状のオリンパスの問題点

2013年05月30日 | ピュアオーディオ

従来3ウェイマルチアンプシステムだったオリンパスシステムを、今年4月20日に八女の実家に移動させました。移動に伴いそれまでのマルチアンプからネットワーク方式に変更しました。その時点で大幅なグレードダウンになってしまいました。

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何が悪くなったかと云いますと、
1)音数が1/3程度に減少
2)低域の瞬発力と音圧不足
3)左右のエアボリュームに差が出て、左chに偏った様な定位になった。
 (センターから左側は出窓が有り、残響が左右揃わない)

良くなった点、
A)機器の台数が減ってSW類がシンプル、ケーブルが少なくなった。
・・・他には殆どメリットが無い様に感じる。

問題は、「アンプの設置スペース」が無い事が大きな問題です。・・・何とか工夫を考えないと音質が元のグレードに戻りません。

まだネットワークが活眼していないのですが、このまま半年かけて活眼させてもマルチの時の音質に到底たどり着けない事が予測できる様になりました。

オリンパスはコーン型ウーハーとホーン型の中・高音の組合せで出来ています。1台のアンプではTR型にしろ管球型にしろドライブするのが無理だと判断しました。低域のLE15AはTr型アンプでドライブすべきであり、中高音のホーン型は管球アンプでドライブするのが音質的に最良と考えています。

そろそろ具体的に対策を講じて行きたいと考えています。


BC-Ⅱシステムを最終形に・・・

2013年05月29日 | ピュアオーディオ

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昨日までは上の写真のシステムでした。アナログプレーヤーが使える様にしていましたが、
殆ど聴きませんので処分する事にしました。

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こちらが本日の写真。(アナログプレーヤーが有りません) ADを置いていた為使えなかったライントランスを接続しました。

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ライントランスを入れた途端「美音」がして来ました。このライントランスはWEの希少なトランスでST-X3号と名付けています。

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CDPはSONYの安物ですが、このトランスを入れる前はキレは良いのですが線の細いサウンドでした。トランスを入れると、音数の増加と奥行き表現が良くなり、質感が非常に麗しくなりました。

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もう一つの電源トランス「パワータップ」の効果も相乗効果を上げています。

横の部屋のオリンパスが「苦痛の音」に対して、こちらは非常に鳴りっぷりも質感も良くなりました。更にCDPの性能を上げれば・・・と思うのでしょうが、それよりもオリンパスを本気で鳴らしてやる方に重点をかけます。そろそろやる事が見えて来ました。



オーディオも一服

2013年05月28日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

昨年までにJBL#375を使ったシステムを3セット作り、音質的にもほぼ満足のいく処まで追い込めました。その後引越等で従来の様な音質には程遠くなりましたが、欲張らなければ十分な音質を確保しています。しばらくはオーディオを一服して、他の趣味や仕事に時間と手間をかけたいと考えています。まだまだ鳴らし込みの最中ですので、このまま継続する事になりますが、新規で何かやる・・・と云う事はもう少し考えがまとまってからと思います。

現在興味はカメラ(写真)と家庭菜園(150坪の畑)の整備の方に時間とお金を取られています。カメラの方は少しづつレンズやアクセサリーが増殖中で、レンズが3本増えました。まだ増えそうです。他にもレリーズや三脚が増えています。

家庭菜園の方は奥さんが4年ほど前からやっていたのですが、女性一人ではとても150坪の畑のお守は出来ない様です。昨年は草で脚の踏み場もない様な状態にまでなり、応援を求められましたので草払いをしました。一度やる事に手を染めるととことんやり出すのが私の性分。畑の中に草が生えているのが許せません。徹底的に草を除去してしまおうと思っています。元々旧事務所の300坪くらいの駐車場も年に5~6回程(9年間)は奇麗に草取りしていましたので、別に仕事が増えた訳では有りません。

家庭菜園は現在80坪程作物を植えていますが、その周りには背の高い草はなくなりましたが、背の低い草と耕していない処が有りますので、こちらを徹底的に整備して、これから維持できる様に考えています。その為にはまず「草取り」を実践するのみです。一度徹底的にやりますと次回からは大幅に草の勢いがなくなりますので、維持管理が楽になります。梅雨の時期とその後のカンカン照りの日差しを利用して草を殺してしまいます。


モーツァルトのレクイエム聴き比べ

2013年05月26日 | ピュアオーディオ

今日はオリンパスシステムでモーツァルトの「レクイエム」の聴き比べをしていました。CDを買ったのは随分前ですが、比較試聴はした事が有りませんでした。

試聴したのは①カラヤン指揮 ②ヘルムート・リリング指揮 ③カール・ベーム指揮 の3種。

LP時代から③のカールベーム指揮/ウィーンフィルは「白鳥の詩」として愛聴盤でした。LPは思い出したように定期的に聴き続けて頭の中にしっかり入っています。

①カラヤン指揮(白鳥が羽を立てたようなジャケット)・・・録音が悪く荒れたようなサウンドと演奏も今一しっくり来ません。4人の歌手は素晴らしいと思います。

②リリング指揮・・・カラヤン盤より新しい分だけ録音が良く、音数も多くなかなかしっかりした演奏で見直しました。

③ベーム指揮・・・やはりこの演奏は白眉ですね。CD版になっても演奏が素晴らしいので聴き入ってしまいます。録音も悪くなく誰にでもお勧めできる盤ですね。

まだ他にもレクイエムの素晴らしい演奏が有ると思うのですが、私にはベーム盤があれば十分ですね。


電源の重要性を簡単に確認する方法

2013年05月25日 | ピュアオーディオ

音質アップをさせる為に、「最後(最初)は電源部」と思っておられる方も多いと思います。一般のアンプや古いアンプではメーカー製の「直出し電源ケーブル」の付いているモノも有ります。インレット方式の電源ケーブルを交換できるタイプも有りますが、アンプメーカー純正品はそうグレードは高く有りません。

本当は「電源ケーブル」が非常に重要なのですが、その認識がすべてのオーディオファイルに知られているとは言えないと思います。

「電源系の重要性」を知る手段として、とっかかりは「オーディオグレードヒューズ」を使ってその効果を知る事だと思います。個人的にはフルテックのオーディオグレードヒューズ(約¥4000円/個)が気に云っています。普通のガラス管ヒューズが¥50円/個なのに対し、¥4000円は非常に高い様に見えますが、出て来る効果を考えれば「安い」モノだと思います。

オーディオグレードヒューズを使っても音質アップを感じないなら、ラインケーブル・SPケーブルのグレードが低い性だと思われます。この辺が理解されないまま「オーディオグレードヒューズ」の性にしてしまうのは、電気の流れに対する知見の無さを露呈しただけだと思います。

一般的なガラス管ヒューズからフルテックのオーディオグレードヒューズにしますと、中級機が数段上の上級機の様な音質に変わります。上級機に対策すればもっと良い音質を獲得できます。

別にフルテックの宣伝をしている訳では有りませんが、「良いモノは良い」と思うだけです。更に良いのは「FXヒューズ」です。見てくれは良く有りませんが、こちらは¥7万円/個ですのでどなたでも気軽に・・・と云う訳にはいかないと思います。

フルテックのヒューズなら大概のオーディオショップで手に入るでしょう。交換して音質アップしないなら「他に音質アップを阻害している処が有る」と認識すべきでしょう。


75Ω仕様のクロックケーブル販売開始

2013年05月24日 | ピュアオーディオ

先日から試聴を重ねていたクロック用BNCケーブルを販売開始しました。

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スーナーケーブルの中でも75Ω仕様のケーブル材は少なく、クロック用と云う特殊な分野ですので今まで手を付けかねていました。

今回作成したケーブルは
1)取回し性が良い事。
2)音質が良い事。

の2点に留意して製作しました。

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プラグはフルテックの最高級ロジウムメッキタイプ。75Ω仕様となっており、ケーブルとプラグ共に75Ωになりました。

従来から使っていたケーブル材だけ50Ωのモノと比べると、音ののびやかさや明るさ・音数の多さが気に入りました。

詳しくは http://soundtrail.co.jp/p06.html を参照ください。

1m仕様 価格:¥15000円で販売します。


名器とはどう云う条件で決まるのだろうか?

2013年05月23日 | ピュアオーディオ

オーディオの雑誌を読んでいると、過去の有名な機器には「名器」の名前を使って紹介して有る事が多い。例えばマランツ#7CやマッキントッシュC22、MX110、サイテーションの管球アンプ等。もちろんSP関係でもALTEC A2、A5、A7やJBLパラゴン、ハーツフィールド、オリンパス、タンノイモニターゴールドオートグラフ、コーナーヨーク等・・・。

「名器は銘器でも有り、迷器でも有る」と云うお話を有る方から聞いた事も有ります。ある程度の性能が有って、購入を迷う機器だと云う事か?・・・。

現在の現役の機器達に名器は無いのだろうか?・・・。現在販売されている機器達が、数十年後「名器」と呼ばれる事は有るのだろうか?

どうも「名器」は意図的に作られた様な気がする。他にも「幻の・・・」等と云う言葉も入って来る。確かに「名器」と呼ばれる機器を持っていると「所有欲」は満たされるのかも知れない。

アンプやチューナー、SPについては「名器」と呼ばれるモノが存在するのに、システムを構成するケーブルやSPスタンドに「名器」と呼ばれるモノが無いのには違和感を覚える。

どんなに良い機器で有っても、それらを接続し電気を通すケーブル類にも、「名器」が有っても良いのではないか?

私の思う「名器」とは、「普遍性」の有るモノだと思う。基本的性能が高く、マネの出来ない一つの世界を持っている機器が名器だと思う。


毎日聴き比べ

2013年05月22日 | ピュアオーディオ

毎日オリンパスとSP-707Jシステムを聴き比べしています。どちらも魅力的なサウンドを聴かせてくれますが、自宅のサウンドには「音の厚み」を感じます。何気ない音にも表情が付いて、個人的には気に行っています。

オリンパスシステムのサウンドは、やはり音のキレやノビ・ヌケの良さを感じます。SP-707Jは「柔」のサウンドですが、オリンパスは「剛」のサウンドだと思います。但しどちらも嫌なサウンドが無いので長く聞いても聴き疲れはしない感じです。

8年間「オーディオの基礎技術の見直し」で、基礎的項目を出来るだけリファインして来ていますので、チョッとシステムをいじった処で大崩にはならない様です。

昨日はオリンパス用のプリアンプの不具合対策を実施し、やっとプリアンプとして正常に使える様になりました。非常に剛性の高い内部配線を使っていますので、色々な不具合が出て来ます。その都度対処して完成度を高めて行きます。


マルチアンプシステムの成功の秘訣

2013年05月21日 | ピュアオーディオ

昨日は「マルチアンプか?ネットワーク方式か?」をテーマに書きましたが、自宅のSP-707Jシステムは、このままネットワーク方式を続けて行くと思います。(パワーアンプはWE101Dアンプを合計3台準備はしていますが・・・) アンプ類はプリ+パワーアンプで非常にシンプルなシステムになっています。現在の自宅システムは「何時間でも聴き続けられる音の出方と音色・質感」を併せ持っています。

オリンパスシステムは「オールマイティ」に音楽を聴ける様にする為に、最終的にはマルチアンプに戻す事になると思います。目指すグレードが低ければマルチアンプ化は必要ありません。現在でもハイエンドクラスのサウンドは十分に出ています。

マルチアンプに挑戦されて、挫折をされた方が非常に多い様に思います。友人にもマルチアンプに挑戦されて、「CDを替える度にバランス調整をしなくてはならない」・・・「疲れた・・・」等のお話を聞いています。

オリンパスシステムをマルチアンプで鳴らしていた時は、CD毎にバランスの調整をする事は皆無でした。その理由は「ケーブル類をすべて統一」していたからです。ケーブル類によって「情報の伝送量」が違います。例えばSPケーブルの場合、これが低域・中域・高域で違ったら致命的です。同じ様にラインケーブルも同じ事が云えます。

意外と知られていないのが「電源ケーブル」の存在。電源ケーブルでも情報量の伝送量に効いて来ますが、それ以外に「音色や質感」にも効いて来ます。機器は電源ケーブルで音色や質感を揃える事が出来ます。TR型アンプと管球アンプで有っても違和感を感じない程に近づきます。

初めから高価なケーブルは必要ありませんので、手に入るケーブルですべてを統一し、「ベンチマーク」を作る事からお勧めします。電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブルの最低3種類は別々でも構いませんので揃えてください。私の場合は、電源ケーブル・ラインケーブルはまったく同じケーブルにしています。SPケーブルも同じ素材を使い倍の容量にしています。

チャンデバもSPユニットも殆どアッテネーターを入れていませんし使っていません。「すべての音を出す」考え方をしています。

私の経験則で感じた事を書きましたので参考程度にお考えください。