Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

余り嬉しくない別れ

2016年03月31日 | 写真・カメラ・林道ツーリング
2日前に「娘」が外国に行くと云う事を知らされた。多分片道切符だろう。個人的に「大ショック」を受けた。何も手につかない。おろおろするただの父親の凡夫だと思う。最後のお願いで「写真」を撮らせてもらった。娘と一緒に写る自分と妻の姿を見て「老い」を感じた。娘も34歳。今まで家を出た事が無い。高校・大学と大学を卒業しても自宅から通勤していた。

日本での仕事を辞めて、若い頃から行きたかった国に行くそうだ。それもきょう出発だ。好きな人が出来てそれで一緒に行くと云うなら「やむを得ない」と思うが、単身で何のあてもなく「旅立つ」と云うのである。無茶が有る様に思う。それでも「娘の人生」。30代の半ばになれば一人前の立派な大人と認めざるを得ない。やりたいことをやる無鉄砲さは自分に似すぎている。親の悪い処ばかり似て・・・。つくづく思う様にならない人生だ。

しばらくは個人的に「放心状態」になりそうだ。いつかは来ると思っていた夫婦二人きりの生活。こんな形で迎えようとは思わなかった。遠くから幸せになってくれる事を願うばかりだ。

桜の花の咲く頃は・・・

2016年03月30日 | ピュアオーディオ


オーディオに集中できないのは「桜の花」が咲いている事も大きな要因です。毎日カメラやレンズをとっかへひっかへしながら「桜」他の草花たちの写真を撮っています。カメラに忙しくてオーディオの時間が少なくなっています。
おまけに先日購入した「富士フィルム:X-PRO1+マニュアルレンズ」の練習も開始しています。マニュアルレンズを使ってのフォーカスや露出もマニュアルでやっていますので、1枚の写真を撮るのに時間がかかります。


現在のデジカメなら、オートフォーカスで絞り優先AEにして、絞り値とフォーカスポイントを決めればあっと言う間に綺麗な写真が取れます。それに比べてマニュアルレンズを使っての撮影は、絞り値や露出合わせ等いちいち設定をしてから撮ります。そしておまけに、「ピント合わせ」が大変です。一眼デジカメならそう難しくありませんが、X-PRO1は「ピントがみ難い」のです。本当にピントが来ているのか?パソコンに取り込んで見て初めて分かります。オートフォーカスレンズとマニュアルレンズのどっちが面白いかと云うと、間違いなくマニュアルレンズです。



X-PRO1は「マニュアルレンズ」が使いたくて買ったので、「使える様に」このカメラに慣れるしか有りません。



色の出方やボケの出方等は「大口径単焦点レンズ」にズームレンズは勝てません。



ズームレンズは撮影には便利ですがそれだけの事。写真も「出来た絵」にこそやりがいと満足感が得られるもの。頭の中でいくら理解していても「実際に撮る」事とは別な事。オーディオも似た様な処が有ります。

一人で音楽にのめり込むのも・・・10年もやれば集中力が切れて来る

2016年03月29日 | ピュアオーディオ
一人で毎日「音楽三昧」を10年以上続けて来ました。その間にシステムの再構築や機器の入れ替え・選択、音質アップ対策やケーブル類の交換等、矢継ぎ早に実践して飽きもしないで良くやって来ました。・・・と思います。

最近はソース機器も揃い、システムに手を入れる事も少なくなってきました。手が余ってサブシステムなど作ったりして暇を潰して来ましたが、いよいよそれも完成すると手持無沙汰になって来ました。そんな時は「FM放送」を流しっ放しにして、パソコンをやりながら聞いています。

FM放送で流しながら聞いた曲をCDで注文したりもしています。今まで聴いた曲で欲しかったけどまだ手に入れてないCDも沢山あります。それが「チェロ協奏曲」。チェロと云う楽器の質感や音のバランスがとても好きです。これは若い時からも一緒ですが、CDを探してみると意外とチェロの入った曲が少ないですね。チェロソナタ、三重奏曲、チェロ協奏曲と云った所が非常に少ない。シューマンのチェロ協奏曲は名曲として若い頃からカセットに録音して聴いていましたが、CDは1枚も持っていませんでした。そこで慌てて名盤の誉れ高いデュ・プレの盤を注文しました。

私の癖として、一曲の名盤探しをしたくなります。ベートーベンの「エロイカ」や幻想交響曲、シューベルト未完成交響曲・グレイト、ブルックナー:ロマンチックや8.9番。ベートーベン・ブラームス交響曲全集、シューマン・シューベルト交響曲全集等、凝り症です。・・・FM放送を聴ける様になって、楽しみの幅が広がったように感じます。

FMのエアーチェックを楽しんでいる

2016年03月28日 | ピュアオーディオ
昨年の1月に5素子FMアンテナを建てたのが始まりで、「FMエアーチェック」をする為の準備をして来ました。録音機材もカセットデッキ、オープンデッキ(4TR・2TR)、DATデッキ、MDデッキと進んできました。チューナーもアキュフェーズT-1000を入手して「ノイズレス」を確保しました。



現在オープンデッキ3台、DAT2台、MDデッキ3台を使って、FMのエアーチェックを楽しんでいます。まだ欲しい機器が有って、機種を限定して探しています。もう集める機器はのんびりとやればよいくらいの楽な気持になっています。

平日のAM6:00「古楽の楽しみ」、AM7:25「クラシックカフェ再」、PM「クラシックカフェ」、日曜日AM9:008名演奏家ライブラリー」を中心に録音をしています。3ヶ月くらいで100枚程MDに録音しました。録音したら再生して見なければなりません。・・・と云う訳でMDを聴く時間が非常に多くなっています。

DATもMDも個体が小さいのでスペース的には良いのですが、「どれがどれだかわからない」様な状態になりやすいので、ナカバヤシのMD収納ケースを20個近く買い込んで、収納して整理しています。

機器の更新の考え つづき

2016年03月27日 | ピュアオーディオ
昨日は話の途中で終わってしまいました。「2003年以降の機器」でシステムを更新して行きたいと思っています。現在その予定は、CDP、DAC、プリアンプ、チャンデバの4機を考えています。パワーアンプはレビンソンNo431L(2006年製)、管球アンプ2機は2008年に配線及び半田材は交換済の為、交換の予定は今の所なし。

基本システムは出来上がっていますので、随時個別入れ替えをして行く事になるでしょう。当然今の機器よりグレードアップさせる事を考えます。しかし、「ケーブルの原理」から行くと「訳1年/1機台」は「苦行」期間が付いて回ります。この「苦行期間」は私のシステムではどんな機器を使っても発生するので避けて通れない部分です。その「苦行期間」は一時的に「音質ダウン:」や「音のバランスが崩れる」ので、聴く方にとっても痛みが出ます。

取り敢えずは「部屋への対策」を優先させて、ケーブル類の交換やグレードアップが出来る様にすることが第一です。次に機器の更新となります。・・・なんだか「エンドレス」になりますね。・・・・いつまで経っても終わらない・・・どこまで価値観の維持や気力や持ちます事やら・・・・。

機器の更新の考え

2016年03月26日 | ピュアオーディオ
一応機器は揃ったが将来を見て機器の更新を考えている。今現在の基本方針は「2003年以降の機器」に全てを合わせて行きたい。その理由は「鉛レス半田仕様の機器」にする事。工業的「半田付け」の現場で「ISO 14000」は無視できない。環境対策をスタンダード化したモノがISO 14000だと記憶している。

オーディオに関係しているのは「半田材」の部分。従来の「共晶半田」(鉛60%:スズ40%)の半田から「鉛レス半田」に変わっている。「鉛中毒」の事が後進国で問題視されての事。現在の半田材は「スズ80%前後+銅15%+その他レアメタル等」で出来ている。従来の共晶半田と比べれば圧倒的に「抵抗値」が下がっている。多分1/10以下だろう。これが「音質」に効かないはずはない。

実際にRCAケーブルを作成して比べたことが有る。RCAプラグと線材を共通にして、半田材のみ「共晶半田」と「鉛レス半田」にして作って比較した。詳細は明示できないが、一番変わった処は音の鮮度感とSN比だろう。もちろん音数も変わる。圧倒的に「鉛レス半田」に軍配を上げる。

アンプを初めとしたオーディオ機器メーカーが、プリント基板の「半田材」を「鉛レス半田」に切り替えたのは2000年過ぎだろう。余裕を見て2003年以降とした理由がここに有る。

自分の機器の場合、チューナーを除くソース機器は「2000年以前の機器」である。そろそろ古くなってきている事も有る。いつまで持つかも心配な処である。CDP・DAC・DAT・オープンデッキ等20年から40年前の機器達が多い。いくら名機だからと云っても時代の経過には勝てない。そろそろ「鉛半田」の寿命も来ている。(マイクロクラック等)良いソース機器を揃えて行きたいので、新商品にも目を向けて行かなければならない。

ただ危惧している処も有る。何でも「鉛レス半田」が良いと云う訳ではない。「鉛レス半田」にはまだ「実績」が無いのである。耐寿命と云う面では切り替わって10年ちょっとでは判断できない。半田材が酸化されて剥がれやマイクロクラックの発生する寿命等は「見切り発車」されている。本当に大丈夫とは言い切れない部部である。


今年の目標は・・・

2016年03月25日 | ピュアオーディオ


ソース機器も一応揃いました。次は何をするか?・・・今年の目標は「部屋への対策」をして行きたいと思います。このメインシステムは「ハイスピードなサウンド」を出せる様に作っています。一瞬「冷や汗」が出るくらいの瞬発力(立上り・立下り)と音量が出せるシステムです。見た目のスタイルとは違い、凄まじいエネルギー感で聴く事が出来ます。原寸大のサウンドを以前は出していました。



現在は置き場所の問題で、狭い処に押し込んで身動きできない状況です。チョッと音量を上げたら部屋が悲鳴を上げてしまいます。その為「大人しいサウンド」の状態で聴いています。現在の心配は、今置いている場所の「床」が抜けないかと云う事(アンプラック部に荷重が集中)と、もっと広い部屋にしてもっと強いエネルギー感を楽しめる様にしたいと思っています。部屋の強度の影響は、システムに大きな制約をさせてしまいます。

現在使っている和室6畳の部屋を「洋風」にして、床面の強度を上げてそこにSPを移動させたいと思っています。そうしますとSPの外側に空間を作れますから、蜂の巣ホーンからの円形の音放射を理想に近づけられます。床面の強度を上げる事でエネルギー感も上げられます。聴取位置は隣の座敷で聴ければ良いと思っています。(2部屋を1つにする事)・・・これらの工事を今年は出来る様に計画したいと思っています。セカンドシステムも同じ場所で使え、聴取位置も同じ処で出来る様になります。

サブシステムを良く聴くようになった

2016年03月24日 | ピュアオーディオ


先日SPケーブルを最高級クラスのモノと取り換えてから、サブシステムを安心して聴ける様になった。その為か毎日聴く様になった。従来物足りなかった低域が、低域側に再生帯域が伸びて、音数が極端に増え、音のバランスが良くなっている。ソース機器も充実しているので毎日セレクターで切り替えて、どのソース機器も満遍なく聴いている。

SPのD208システムはD208をフルレンジで鳴らしている。それにフィリップスのツィーターで高域を補っている。(7500Hz以上)自宅でD130を使っているので、それと比較するとスケール感や最低再生帯域は物足りないが、音のバランスはすこぶる良い。特にチェロやヴォーカルモノは安心して聴ける。オールドJBLのユニットの性能の高さを質感に感じる。

MDの録音の進捗状況

2016年03月23日 | ピュアオーディオ


MDディスクも400枚程確保しています。中古品を仕入れて、すべて消去して使っています。昨年から少しづつ録音をして来ました。



チューナーをT-1000にして安心して録音出来る様になって来ました。現在100枚程録音が完了しました。まだ残り300枚程ありますので、今年一杯分くらいはストックしていることになります。音質もCDと遜色有りません。T-1000にしてから低域側の帯域が伸びて音が豊かになって来ています。もちろん「ノイズレス」です。

問題点は、MDの録音・再生機が安心して使える個体が少なくなっている事。これからも良い機器が有れば手に入れたいと思っている。

オープンデッキをどうするか?

2016年03月22日 | ピュアオーディオ


録音機材の取捨選択で悩んでいる。これからメインに使おうと考えているMDデッキ・DATデッキには不安が有る。性能は問題ないのだが、「耐久性」に不安を覚える。MDデッキは使うほどに「寿命」を削って行く宿命であるし、SONY ADW-B5は「録音はダメ」、「再生も一部不可」で暖機運転でピックアップが温まると「読み込みエラー」になりやすい。まともに使えるのはタスカム801ぐらいしかない。

DATデッキもいつまで持つのか不安だ。3台購入したうちの1台がトレーの出し入れが不良になりお手上げの状態。他の2台も今のところ何とか使えているが、似たような症状が出始めている。



これに対して、オープンデッキは3台共に、順調に活性化している。こちらは使うほどに安定化して来ている。音質的・使い勝手ではMDやDATの方に軍配を上げるが、安定性・耐久性の面ではオープンリールに劣る。



オープンデッキ3台ともに、のんびり聴く分には申し分ない音質を持っている。オープンデッキ独特のサウンド(音が分厚く・軽く柔らかいサウンド)が有り、利便さやスペースの問題さえなければ残して置きたい気持ちが有る。・・・4Trデッキは1台で十分とは思う。サウンドに愛着が有る。悩ましい・・・・。