Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

NeumannノイマンW444STA 改造後のアンプ組み合わせ

2024年07月31日 | ピュアオーディオ

ノイマンNeumann W444STA 改造プリアンプには、SONYの業務用薄型パワーアンプを組み合わせました。


非常に軽く、薄型でスペース確保が容易になりました。


裏面の状況。


これから、ソース機器の接続とSPの接続をすれば直ぐに使えます。この時は、SPにJBL#4425を組み合わせて試聴しました。この薄型アンプから堂々としたパワフルサウンドが出て来ました。JAZZのノリの良いサウンドです。もちろんクラシックのオーケストラもグッドでした。

ヨーロッパの業務用ボリュームの音質アップ(NeumannノイマンW444STA)

2024年07月30日 | ピュアオーディオ

写真を見て直ぐにNeumannノイマンW444STAだと気付く方は、相当なオーディオマニアだと思う。CDPのスチューダーA730やEMT#981等の業務用機器は既に使っていましたが、「スライドボリュームユニット」を聴くのは初めてでした。


当該機は横浜でパワーSWとセレクターを追加して、「プリアンプ」として使う様に作られ販売されていました。


電源部の内部配線。


スライドボリューム(コンソールボリューム)への配線の様子。使って見ての個人的感想は「寂しい音」だなあ・・・と思った次第。シンプルな構成のアンプなので仕方ないかな?とも言える。


そこで、内部配線を自作管球アンプで使った「特殊な銀線」で配線しなおしました。(電源部)


全体の配線交換を終わった状態。サウンドが一変しましたね。ノイズはまるっきりなし。質感も透き通る様なキレ・ヌケ・ノビが有って、弦楽器がサザメク様な質感に変わりました。配線の端末処理に時間がかかります。

自宅のプリアンプは「化け物」です。(自分でそう思っています)

2024年07月29日 | ピュアオーディオ

自宅システムで使っているプリアンプは「化け物」です。内部配線を全て「特殊な銀線配線」にしています。ボリュームもA&B社製です。インレットやRCAソケットはフルテックのロジウム仕様です。音質に拘っています。


アキュフェーズC290プリアンプも性能は非常に高いです。音数の多さが有ります。しかし、SN比と音数の多さでは自作プリアンプには敵いません。オリンパスシステムで自宅プリを使って比較試聴しましたが、表現力が違い過ぎました。唯一無二のプリアンプで、2度と作らないモノなので手放せません。この辺が自作品の醍醐味でしょう。スキルと根性が有れば安価に作ることが出来ます。



自宅システムのアンプの変遷

2024年07月28日 | ピュアオーディオ

自宅システムは、JBL#4343からSP-707J+αシステムにしたのが52才の時。今から約20年前の話です。自宅システムのアンプやソース機器・電源等も相当試行錯誤して現在に至っています。


最初期は、マッキンC40+自作ムラードEL34ppモノラルアンプの組み合わせで、おっとり鳴らしていました。凄い重量級パワーアンプでした。トランスの重量が大部分。その時の質感は繊細でしっとりしていましたが、低域のパンチ力に物足りなさを感じました。


CDPやプリ+パワーアンプを入れ替え、音質アップを図っています。アキュフェーズC290はオリンパスシステムでは相性が良かったのですが、自宅では「癒される音」を求めていましたので、チョッとニーズが違う様に感じました。


CDPや電源部を入れ替えて見ましたが、このプリアンプのサウンドは自宅で使うにはメリハリが付きすぎる様に感じました。



その後も、アンプの入れ替え等をして来まして、5年程前から現在の3ウェイマルチアンプに変遷して来ました。



SONYのチャンデバはサイスが小さく、スペースの関係で使っています。


自宅システムは、軽量で消費電力を少なくしています。低域に使っているディネッセンのパワーアンプは、約10Kgぐらいの軽さです。低域はD130をドライブします。Tr型アンプでないと瞬発力が出ません。

部屋の容積は大きい程余韻が出る

2024年07月27日 | ピュアオーディオ

音楽部屋のオリンパスシステムは7.5畳の部屋に設置しています。写真を見ても分かる通り、狭い部屋にびっしりと機器を並べています。本来なら3ウェイネットワーク方式で、簡便に鳴らす様にするのが得策ですが、ネットワーク方式ではスピーカーがうまく鳴ってくれません。止むを得ず、狭い部屋に押し込んでいます。これでも、「音が面で出て来る」ので音楽鑑賞には問題は有りません。


自宅システムは10畳+6畳のエアボリュームが有ります。容積が大きい分、音の余韻が広がり易く、ゆったり感が有ります。SP間に音がびっしりしていて、SPが鳴っている感じはしません。こちらも「音が面で出て来る」様にしています。音質は出来上がっているので午前中はゆったりと楽しんでいます。


何方のシステムも低域の箱の上に中・高音のSPユニットを載せているので、掃除が大変です。一般家庭ですのでどうしても埃が積みます。それが唯一頭痛の種です。


2インチスロートのドライバーを使っているので「原寸大」に近い再現をしてくれます。今更1インチスロートのユニットには戻せません。


CDPの「音質アップ」

2024年07月26日 | ピュアオーディオ

スチューダーのA730CDプレーヤーです。この機種にも色々と「音質アップ」対策を施しています。


最初に「水平化」して使う様に、ベニヤ板材でケースを作成して見ました。しかしイマイチなサウンドで、満足しませんでした。


碁盤(160㎜厚)を彫り込んで、材質を高級品にしました。サウンドは見違える様に「彫り込み深い音」に変化しましたね。質量と強度と響きが必要だと知りました。


A730には電源の入り口にもヒューズが有りますが、内部にも4本ヒューズが使ってあります。(合計5本)入口のヒューズはFXヒューズに交換しています。


内部の4本のヒューズはフルテックの最高級品に交換。本当はFXヒューズにしたかったが、費用が大変ですので(¥75000/本)フルテック製で収めています。非常にシャープで張り出しの有るサウンドになりました。

CDPはデジタル信号を扱っています。その関係で「クロック」の重要さが有ります。20年前にサウンドデン社の「クロック改造」をして、目を見張る「音質アップ」を経験しています。クロックも「ルビジウムクロック」が最強だと云われています。



アナログプレーヤーの音質アップのポイント

2024年07月25日 | ピュアオーディオ

アナログプレーヤーの最高級品は1980年代に造られたものが多い。それは、「CD」の音質に対抗する為だった。


アナログプレーヤーの音質アップポイントは、
1)ターンテーブルの慣性質量が多い事・・・なめらかで奥の深い表現になる。
2)レコード盤の振動処理(吸着やフロート、マットの材料)
3)トーンアームの性能
4)カートリッジの性能
5)フォノケーブルの性能
6)MCトランス等の付属部品の性能
7)プリアンプのフォノイコライザーの性能

等々、アナログプレーヤーには「音質」のゲートは沢山ある。それぞれが、一つの大きなテーマでもある。一般家庭では何処かで妥協しなければならない。


私の自宅システムのアナログプレーヤーにも色々と対策をしている。ターンテーブルはマイクロ社のロングアーム仕様ベルトドライブを使っている。慣性モーメントを上げる為と、レコード盤とのマッチングを改善する為、黄銅製の「テーパー付きサブターンテーブル」を使い、その上に、レコード盤とのマッチを良くする為に、リンホフ製のターンテーブルシートとセラミック製or花梨材製のスタビライザーを使っている。


トーンアームはSME#3012R(40cmロングアーム)を使っている。一般的な30cm仕様と違い、「なめらか」な動きと質感である。カートリッジも色々変遷してきたが、SPU系がスケール感が大きく、最新(2000年以降)のSPUは繊細感も併せ持っている。音の線の太さがこのカートリッジの良い処。カートリッジの針の部分に底板が付いているものが、サウンド的に優れた再生をする。(トレース時に波風の影響が少ない)

最期は、フォノケーブルだ。ここが市販品では極端に弱い。私は「自作品のフォノケーブル」(No2グレード)を使っている。MCトランスもプリアンプ内臓に作り替えた。

こうやって色々と時間とお金をかけて対策したが、「利便性」はCDやMDには敵わない。また片面30分ではチョッと時間的に短く感じる。CDの約60分と比べれば半分の時間しかない。もう少し、使用頻度を増やして行きたいとも思うが、中々増えそうにない。

ミニSP達も「作る」楽しみが有る

2024年07月24日 | ピュアオーディオ

「モノ作り」が好きなタイプである。SPも自作して見たのが20歳の時。その時は三菱P-610(6半=6インチ半(16cm))を作った。これはこれで結構よい音がしていたと思っていたが、LE8Tと比較すると「紙の音」の感じで、「比較試聴」すると粗が出てしまった。それでも、「自作SP」は楽しい。


自作ではないけれど、写真の様や楕円形(オーバルコーン型)のモノもなかなか渋い良い音を出してくれる。このSPはヴォーカルが得意だった。


小型のSPは場所を取らないので直ぐに増殖してしまう。しかし、「再生音」を客観的に判断すると、低域の量感が足りない事が分かる。要はこれで満足できるかであろう。


午後はFM放送を楽しんでいる

2024年07月23日 | ピュアオーディオ

月曜から木曜日迄の午後は、主にFM放送を楽しんでいる。使っているFMチューナーはアキュフェーズT-1000FM専用チューナーだ。屋根の上に5素子のアンテナを立て受信している。チューナーも色々試して見たが、このチューナーにして初めて「ノイズなし」を確保した。


SONYのST-5000FやケンウッドのL-01T 他、色々とチューナーも試して見たが、「ノイズ」に悩まされた。始めから「ノイズ」は有るものだ・・・と思っていたが、全く「ノイズ」のない再生音を聴くと、「こちらが良い」となってしまう。

私も古い人間なのかな?

2024年07月22日 | ピュアオーディオ

現在、オーディオのソースは「ダウンロード」によるPC音源。いくつかPC系の音源を試して見たが、個人的には繊細では有るが「のっぺり」した音に感じられ、未だに、レコード・CD・MD・DAT・FM放送の5種類にしている。基本的に「パッケージソース」を主体としている。


レコードも最近は聴く回数が増えて来た。アナログプレーヤーは26才の時に新品で購入した。もう40年以上前のモノであるが、ベルト交換以外はノントラブルで使えている。


ipodも何台も使って見たが、BGMでは使えるが、メインのソースには出来なかった。カセットデッキやオープンリールデッキでは、ソースの維持管理が難しい。年間を通じて気温差が40℃前後あると、テープの劣化を抑え込めれない。


今日もこのシステムでCDを楽しんでいる。サブシステムとは「余韻」の出方がまるで違う。