Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

単調な日々・・・

2013年10月31日 | ピュアオーディオ

今年の6月以降は「鳴らし込み」の為に非常に単調な毎日になっています。昨日は1回/月のバイクの日にしてオーディオ道場に行ってきました。バイクも乗る頻度が極端に落ちているので調子が今一です。左のウィンカーが遅れて反応するようになってしまいましたので、左折には気を使います。

道場も方も大きな変化はないのですが、コーヒー屋さんのカフェ(プロ)がアトリエの方で開業されていました。アトリエにはヴァイタボックスCN191がセットされているのですが、SP-LE8Tが心地よいサウンドを奏でていました。毎日鳴らし込んで有るのだろうと思います。

単調な日々を約半年ほど続けてきましたので、珠には生き抜きも必要です。モチベーションをアップさせる為にも、いろんな事に挑戦する気概を復活させないと・・・と思います。


現在のオリンパスシステムで不満足な点

2013年10月29日 | ピュアオーディオ

毎日鳴らし込みを7時間以上続けています。9月の初旬からは毎日7時間のペースで累計時間を続けています。もう800Hrは越えたと思いますが、なかなか思う様な音質に仕上がっていません。過去の例から云っても、毎日のペースはこのくらいでやはり半年以上かかっています。多分1500Hr以上かかるのだと思います。

現時点での音質での不満点は、
1)音のキレやヌケ・ノビを感じられない事。
2)質感がチャンデバF-25Vの質感のまま。(少しはましになったが・・・)
3)低域と高域のノビが不足とパンチ力不足。
4)音が弾まない事。
5)求めている空気感が殆ど出ていない事。

まだまだ時間がかかりそうです。

昨日は部屋内の各所の壁コンの電圧を調べて見ました。
A点:106V B点:99.9V C点:99.9V(パワータップ前) パワータップ出力:102.9V
と一応電圧は合格点です。A点はパソコンの部屋です。


今日は非常によい天気

2013年10月27日 | ピュアオーディオ

台風一過、今日は風もなく非常によい天気に恵まれています。こんな日は外で遊びたくなります。日向ぼっこも良いですね。

昨日購入したCDを朝から鳴らしています。ボリューム位置は9時の方向で実用域ですが、昨日は11時の方向で鳴らしていました。大音量にするとまだチャンデバが付いて行けない感じで、部屋のビビりが発生します。本当にヌケたら部屋のビビりなんか出ないと思っています。これは旧事務所での経験則です。あそこも初めはビビりっ放しでした。新しい機器と交換すると必ず1ヶ月くらいはビビりが出ていました。現在の音楽部屋でのビビりが取れるのに時間がかかっています。チャンデバがヌケていない証拠だと思っています。

昨日と同じCD・ボリューム位置でも鳴らす度にビビりが少なくなって行きます。こんなのでチャンデバの活性化を計る事が出来ます。8段目の活性化には時間がかかると踏んでいます。普通聴くには申し分のないバランスと音質ですが、チョッと音量を上げると破たんを期して来ます。一番足りないのは「電気の流れが少ない」と感じられる処です。特に「エネルギー感」がまったく足りません。チャンデバの重要な処がヌケいないのではないか?と感じています。

その原因は他にも有るのかも知れません。例えば電柱のトランスからの距離が長い事が考えられますが、この事は認識してはいますが急にどうこう出来るものでも有りませんのでペンディングにして置きます。


久しぶりにCDを買って見た

2013年10月26日 | ピュアオーディオ

久しぶりにCDを買いました。昨年の暮れから引っ越しや、義母の事、オリンパスシステムの再構築と何かと気にかかっていたので、手を出しそびれていました。

Terashima_cd

まだ来たばかりで、JAZZ BER2012と松尾明トリオの「EASTER PARADE」の途中までしか聴いていませんが、松尾明トリオは「ベサメムーチョ」の時ののりの良さが有り、気持ちが明るくなります。しばらくはこの3枚を聴きまくりたいと思います。

「EASTER PARADE」の中の2曲目「朝日のようにさわやかに」では出だしのベースソロ部分では派手に部屋の襖がビビりまくっています。(完全にヌケていない証拠)

もう1枚購入するのを忘れていましたので、次回に回したいと思います。


「鳴らし込み」は知らない内に完了した方が良い

2013年10月26日 | ピュアオーディオ

オリンパスの鳴らし込みを続けていますが、意識的にやると大変な「苦行」になります。出来れば、システムの音質アップと一緒に行うのが良いと思います。完成したシステム(音質)の状況で中の機器を入れ替えるのは大変な「苦行」を伴います。

以前、旧事務所では「音質アップ対策」として、機器の入れ替え、ケーブルの入れ替え・グレードアップを日常茶飯事に行っていました。「鳴らし込み」を意識しないで次から次に「音質アップ」の諸策を実施していましたので「鳴らし込み」を意識したのは初めの3ヶ月ほどでした。知らない間に3年が経ち、その後8年も「鳴らし込み」を意識する事は有りませんでした。こんなやり方が良いですね。

今回は機器もケーブルも出来上がっているシステムを移動して部屋が変わりました。それと共に要の機器であるチャンデバを新規導入して入れ替え、意図的に「鳴らし込み」時間の経過と音質の変化を確認しています。普通「鳴らし込み時間」等意識してやるモノでは有りませんが、その経過を知っておく事は有意な実験である事に間違いありません。部屋の相違点も有りますので、元の音質を出せるかはまが確信が出来ません。

何故なら、「家(部屋)が変わる」と電源系の根底が変わります。電柱のトランスからの距離が大きく変わり、「伝送ロス」の状況も変わって来るからです。旧事務所は電柱のトランスに近く、ほぼダイレクトに5m程の距離でしたが、今回の家はトランスから100m程離れています。この辺の差を吸収できれば良いのですが・・・・。


管球プリ2号の変化

2013年10月24日 | ピュアオーディオ

昼間はオリンパスシステムの鳴らし込みに付きっきりですが、夜は自宅のSP-707Jシステムも鳴らしています。今年の6月から9月まではオリンパスの鳴らし込みで疲れて、自宅のシステムの使用頻度が極端に落ちました。その関係でCDPのランプが点かなくなったりと不具合が出てくるようになりました。

D90_001

オリンパスの方も一時期のひどい音も出なくなり、ようやく自宅のシステムでも聴けるような心持ちになりました。

自宅のシステムの不具合は、「管球プリ2号のボリューム」です。ボリュームにはマランツ#7に使われているクラロスタットの500KΩを使っています。SPシステムの能率が良いため、ボリューム位置は8時の方向以下です。この為「不具合」が出てきます。この手のボリュームは「抵抗体を馬蹄型に塗布」してある為、原理的に12時方向を中心に使うように設計されています。9時から3時の方向で付けえれば設計通りでしょう。

自宅では大きな音量が出せないので、現在では8時の方向までです。こうなると不具合が出てきます。左右の音量の違いが出てきます。「定位」がボリューム位置で変わってきますし、初めから左chに寄っています。・・・これが管球プリ2号の導入時の不具合でした。

ここ1ヶ月ほど3回/週以上の頻度で鳴らすようになりました。その性か?ボリュームの左右のバランスが取れてくるようになりました。まだ完全ではありませんのでもうしばらくかかると思います。

元々管球プリ2号のボリュームは100KΩでした。それを250KΩにし、500KΩにして来ました。「音量対策」でこうして来たのです。ボリュームもA&B(アーレン・ブラッドリー)とクラロスタットではその特性が違うようで、A&Bの500KΩではちょうど良い音量になりますが、クラロスタットの500KΩでは音量が大きすぎて、コントロールし難い面が出てきます。またそのボリュームカーブ特性も違います。蔵ロスタットでは或処から急激に立ち上がる様な所があります。これに対してA&Bはリニアな感じです。

問題は「音質」も絡んできます。A&Bも音質も非常に好ましいものですが、クラロスタットはもっと好ましいと思えます。みずみずしさが出てくるような所が有り是非使いたいのです。

クラロスタットにしろA&Bにしろ60年以上前のボリュームです。なかなか思うように手に入りません。出てきても高価な価格でちょっと手を出せなくなります。


毎日「鳴らし込み」を続けています

2013年10月23日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムはチャンデバの活性化の為、毎日6~8時間鳴らし込んでいます。毎日の進捗は遅々としていますが、1ヶ月前と比較すると結構な音質差があります。

Kyojinn

9月の初旬にワルター指揮/コロンビア響「マーラー巨人」をかけましたが、耳に馴染んでる曲がまるで味気なく聴こえ、途中で聴くのを止めてしまいました。同じCDを約1ヶ月ぶりに昨日確認の為に引っ張り出して聴いてみましたら、今度は聴き応えのある演奏で、全曲通しで聴けました。今までこのCDでは聴けなかった分解能で楽しめました。

まだ自分的には「活性化」の合格点は出せません。何日に1回の頻度で歪が出てきて、その数日後、急に音量が上がる変化が有ります。低域も高域も随分と出てくるようになりましたが、まだまだ先があると思っています。F-25は既に使い込んで出てくる音を知っていますので、こんな程度では合格レベルではありません。


良いケーブル程誤解を受けやすい

2013年10月22日 | ピュアオーディオ

ケーブルは機器間の伝送を担うパーツです。その中身は「電源」と「信号」の二つの側面を持っています。

「音質アップ」の為に「良いケーブル」(価格が高い場合が多い)ケーブルに交換してみたが、交換直後は素晴らしいと感じても、しばらく(2~3日)経つと、「なまっている」と表現されるような変化をしてくる。これが私の言う「ふん詰まり」の音です。この原因はケーブルに有るのではなく、接続された機器もしくは下流の機器に問題が有ると言う事です。現在オリンパスシステムで「チャンデバの活性化」と呼んで、その進捗を書いている内容そのものです。

単体の「良いケーブル」は基本的に「大容量」の伝送をします。ケーブルの太さや材質も市販の機器内に使ってある配線材とは比べ物にならないほど高級品が使われています。当然「伝送能力」も格段に違い、「機器内配線」(内部配線材、プリント基板等)とに大きなギャップが生じます。このギャップが大きければ大きいほど「ふん詰まり」(なまる)が大きくなります。

ただ面白いことに、長い時間をかけてそのまま使ってやれば、外部ケーブルの伝送能力に機器内配線材の伝送能力がいくらか追い付いて来ます。そうなると「ふん詰まり」は解消します。この原因はよく仕組みが判りませんが、「経験則」で得たノウハウです。機器の中で真っ先に「ふん詰まる」のが「電源トランス」です。この電源トランスのみがヌケルのに最低1ヶ月以上かかります。以前活性化した機器の電源トランスのみを交換したことがあって、その時のインターバルが約40日でした。(管球パワーアンプ)

オリンパスシステムも7段目の活性化が来ているようで、「ケーブルの質感」を少しづつ感じられるようになりました。チャンデバ1台交換しただけですが、システムと捉えてみれば1セクションになります。そこを通らないとSPから音は出てきませんから、その機器(チャンデバ)の活性化状況がそのまま出てくる音に反映されます。今月末には鳴らし込み累計800時間を突破していると思います。一般のケーブルならせいぜい1ヶ月から3ヶ月(100~150時間)もあれば十分です。個人的に「ゴールドスターケーブル」を使っていますので、その性能差のギャップがものすごいのだと思います。

「ケーブルで音質アップ」を考えるなら、階段を上るように1段1段とケーブルのグレードを上げていけば「ふん詰まり」の期間を短くできます。極端なギャップがなければ3ヶ月以内(200Hr)程度でいけると思います。旧事務所ではまさに「階段を上る」様な音質アップのやり方をしたので、こんなに長い期間苦しんだことはありませんでした。今回は意図的に「ギャップ」の確認をしているので長い時間が掛かっているとも言えます。


7段目の活性化と呼んでも良いだろう・・・

2013年10月21日 | ピュアオーディオ

10月7日に6段目の活性化が来て、その後も少しづつ活性化を続けています。最近、中高音の「モヤモヤ」が晴れてきて、#375から飛んでくるキツイ音がスーっと消えていった。7段目の活性化といっても良いだろう。

ボリューム位置12時方向でドライブを少しづつ増やしています。その効果が出てきたのだろうと思いますが、「音量を上げられる」のは、#375から飛んでくる音が柔らかくなった証拠です。単純に音量だけを上げていったも、#375からのキツイ音の洗礼を受ければ早々音量は上げられません。

段々と旧事務所時代のサウンドの雰囲気に近づいています。プリとチャンデバを音質アップさせていますので、音の厚みや分解能はこちらの方が遥かに上になります。ただ、音の「雰囲気」(フッとした生音の雰囲気)がまだ追いついていません。まだ肝心な部分が「ヌケ」ていない証拠です。


モーツァルトの交響曲

2013年10月20日 | ピュアオーディオ

モーツァルトの交響曲はワルター、セル、カラヤン、バーンスタイン、ベーム、テイト等のCDを持っていますが、よく聴くのは全集のマッケラス盤です。

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このマッケラス盤はテラークの録音です。演奏も良いし、録音も良いのでついつい手を伸ばしてしまいます。このマッケラス盤と他のCDを聴き比べると、「分解能」が全く違うのを感じます。モーツァルトの交響曲としては、現代的な解釈の演奏かもしれませんが、例えばワルターの40番の出だしのふわふわ感等もマッケラス盤の方がよりふわふわした浮遊感があります。ハフナーやリンツ等もワルター、カラヤン、バーンスタインと比べましたが、録音の質の違いが大きすぎて、過去の偉大な指揮者の録音は今ではちょっと古い感じに聞こえます。

演奏と録音は関係ないという方もいらっしゃいますが、ノイズの中で聴くフルトベングラーはどうも性に合いません。