久しぶりに朝から自宅でゆっくりしている。こんな時は自宅システムのSWを入れ、ストリングスを良く聴く。今朝も「ジェットストリーム」のポール・モーリアの演奏をかけている。繊細で明瞭で、軽く柔らかくゆったりとして、音圧を感じない、それでいてスケール感も大きなサウンドを聴いていると、「これさえ有ればいいなあー」と思ってしまう。(重低音は出ないが・・・)
現在、音楽部屋にオリンパスシステムとD208システムを置いて、殆どの時間を音楽部屋で過ごしている関係で、AMはD208、PMはオリンパスと使い分けている。どのシステムも必死で集めたJBLのオールドユニットを使っている。・・・「最後は1セット」になると予想はしているが、どれが残るのか? 今は判断できずにいる。個人的には「自宅システム」が自分の好みに一番合っている。
全ての機器にFXヒューズを入れているし、プリもパワーアンプももの凄い手間暇とお金をかけて「内部配線」を交換して作り上げている。WE101Dppのパワーアンプも予備球もしっかりストックしている。おまけに予備のプリ+パワーアンプもストックしている。ケーブル類もすべて「最上級グレード」で統一している。しかもシンプルである。
色々なサウンドを出す為に、必死でシステムを作り上げて来た15年間であった。全てのシステムに、自分の考えや作りを入れて愛着がある。最新のSPなどに交換する気はサラサラない。現在出しているサウンドを最新のSPに求めても「作り出せない世界」を持っている。「最後に残す1セットは?」・・・考えたくないのが本音だ。