Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

この頃は自宅システムを良く聴く

2019年02月28日 | ピュアオーディオ


アンプを交換したので最近は自宅システムを良く聴きます。どのように変化したのか?を確認するのが日課になりつつあります。



午前中は、電源タップ(赤色・茶色の箱)とM4パワーアンプの入れ替え作業をしていました。M4の熱の発生が大きいので、上側に空気のヌケル空間が必要だと感じたからです。写真では隣同士ですので簡単に交換出来たと思われるでしょうが、電源ケーブルの長さが足りなくなったりして一苦労です。次にパワーSW付き電源タップが入荷予定ですので、その設置スペースを確保しました。



C3+M4(当方で3Pインレット化・ヒューズ交換済)にNo1グレードの電源ケーブル及びラインケーブルを使っての感想は、
1)音数が非常に多くなった。
2)低域のエネルギーが出て来る様になった。
3)定位と空間再現が良くなった。

以上が良い点ですが、悪い面も有ります。

再生を考える時、ソースの中の音をすべて出すことは良い事ですが、「情緒」が無い様にも感じられる。音楽の持つ雰囲気的な再現ではまだまだの状態です。その原因は、国産のアンプ特有の「無表情」かも知れません。またSPユニット全てを鳴らしていないので「音のバランス」が崩れているからかも?ですね。現在5SPユニットまで使える事を確認しています。もっと行けるのではないかと思っています。パワーSW付き電源タップが入荷してから試して見たいと思います。

機器の入れ替えは一休み

2019年02月27日 | ピュアオーディオ


久しぶりに自宅システムのアンプを交換をしました。サブシステムから自宅のメインアンプと入れ替えでした。自宅に有ったクレルKST-100パワーアンプは息子宅のRCA箱システム用にしました。その後仕事が忙しいらしく、「まだ繋いで聴いていない」との事。

元々の管球プリ1号は音楽部屋で一休み中。D208システムはサトリのミニプリ+パワーアンプで鳴らしています。ただ音質はガックリとダウンしました。おかげであまり鳴らす事はなくなりました。実質的には休眠状態に入ったかな?

2月から3月は畑や庭の草取り等で忙しくなります。先週から草取りや竹切り、「燃やし方」で一日が潰れてしまいます。それでもサブシステム2セットとメインシステム、自宅システムと順番に鳴らしてお守りしています。毎日真剣に聴くと云う事はしないですね。真剣に聴くのは精々2日に1回、2時間が限度です。それ以上は体力と時間が付いて来てくれません。

また1年間の「鳴らし込み」が必要だ

2019年02月26日 | ピュアオーディオ


自宅システムの導入したEXCLUSIVE C3+M4を連日TV音声で「鳴らし込み」をしています。サブシステムで鳴らしていた時は、ラインケーブルはNo1グレードにして半年以上鳴らし込んでいました。しかし、電源ケーブルはNo2グレードの状態でした。自宅ではNo1グレードの電源ケーブルです。当然「伝送容量」が2倍になっていますので、現在は「ふん詰まり」の状態だと思います。このふん詰まりを取り除くには1年間の「鳴らし込み」が必要になります。そう簡単に「フルパワー」には出来ません。



特に電源ケーブルは機器内部を活性化させますので負担がかかります。内部の電子部品が極端にハイパワーをかけると逝かれてしまいます。ですので、少しづつ負荷をかけて行くようにグレードを下のクラスから徐々に上げて行くようにします。



現在一番の問題点は、M4のパワーSWが効かない(故障)点です。この対策にパワーSW付きタップを注文しています。今週末には到着するでしょう。それが来てから電源ケーブルをNo1グレードに交換します。No1グレードの電源ケーブルにしたら「鳴り」が大幅に変わって来るでしょう。



ちなみにサウンドは雄大なスケールになって来ています。SPの能率が良すぎて、またケーブル類の「音圧アップ」効果も有って、C3のボリュームを上げられないのが悩みの種です。

本気でEXCLUSIVE C3+M4を自宅のメインアンプにしようか?

2019年02月25日 | ピュアオーディオ


自宅システムにEXCLUSIVE C3+M4を入れて3日経ちました。まだまだ本格的なサウンドにはなっていないが良くなりそうな予感がします。

パイオニアのアンプは端子類が弱い。C3やM4に使われているRCA端子は実に貧弱。1975年頃のアンプは他社も似た様なものだった。太いケーブルを使うには強度不足を感じる。また、C3の端子板(リア面)は「斜め」の端子板になっている。これが使いずらい事この上ない。プリアンプを上に置いて、パワーアンプのM4を下に置いた場合、プリ側の端子には必要以上の過重がかかる。またケーブルの曲がり具合もきつくなる。

まだメインアンプの座は確定していない。自作の管球プリ1号のサウンドの方が「余力」がある。端子類もフルテックのロジウム仕様の最高級品に交換している。SPU用の昇圧トランス・フォノイコライザーも付いている。ただ、C3は入力関係の端子類やフロントパネルのつまみ類もしっかりしていて気持ち良い。見た目も「でん」としていてどっしりとしている。

C3をメインプリにするには昇圧トランスを買わなくてはならない。端子類も総入れ替えしなければならないだろう。電源は3Pインレット化とヒューズ交換を完了している。

M4はパワーSWを修理するか?パワーSW付きタップを用意しなければならない。(すでに手配済)ヒューズ交換は外側だけ1本完了、内部の4本は未交換。SP端子もフルテックの最高級品に交換したいな・・・。

まさか自宅システムに持ってくるとは考えていなかったので、音質対策が不十分な状態です。それでも嫌な音は出ません。キレのある音に加え柔らかいサウンドを出しています。奥行きや左右への広がり方も十分ですね。もう少し時間をかければ音の厚みも出て来るだろうと思います。

オーディオ機器は進化しているのだろうか?

2019年02月24日 | ピュアオーディオ
オーディオ機器は進化しているのだろうか? 今でもWE時代のアンプやスピーカー・スピーカーユニット、トランス類、抵抗器、コンデンサー類が重宝されている。

45年ほど前のSS誌を始めとしたオーディオ誌では、マランツ#7#8b#9#10やマッキントッシュC22+MC275等が名器として紹介されていた。それらの機器が今でも羨望の的である。

アンプ類では「管球式」から「トランジスター式」に素材が変わって、取り扱い方も変わって来た。SPレコードからLPレコードに変わり、テープデッキが発明され、CDが出て来て「デジタル」が常用化されて来た。DATやMD、Moディスク、HDDやネットワークオーディオも出て来ました。

録音方式もモノラル録音からステレオ録音に、マルチ録音に変わって来た。アナログからデジタルへも変わって来ています。

新しく出て来たからと云って「生き残れる」とは限りません。消えて行った「パッケージソース」及びそれらを再生する機器もまた同様の運命です。

ただ数は少ないでしょうが、今でも100年前の真空管を使ったアンプや、WE時代のスピーカーを使っておられる方がいます。当然前述したマランツ#7+#78bやマッキンC22+MC275等を使っておられる方もいます。古いから良いと云うものでもなく、最新のアンプだから良いと云うものでもない。

実際に45年前のしっかりした作りのアンプを使って見て、「オーディオ機器の進歩とは?」と疑問に思った次第である。

45年前のアンプとは思えない音質

2019年02月23日 | ピュアオーディオ


2日前に自宅システムのメインアンプに座ったEXCLUSIVE C3+M4のアンプ。とても45年前のアンプとは思えない良いサウンドです。ローインピーダンス対応ではないので、ハイルドライバー、175DLH、ビクターリボンツィ―ターの3ユニットは休ませている。D130/#375/#2405/デッカリボンツィ―ターの4SPユニットで使っている。基本的にJBLの3ユニットで低域・中域・高域の帯域は出ているので+デッカリボンツィ―タ―の追加システムとしています。特にデッカリボンツィ―ターは外したくないユニットです。



オーディオ機器の全盛時代に作られたアンプですので機能が豊富なのが嬉しいですね。オリジナルの状態では、電源ラインが弱いので、どちらも3Pインレット化してNo1グレードの電源ケーブルを使っています。ラインケーブルもNo1グレードの物ばかりです。SPの能率が良いのでボリュームは-30dbセレクトで9時の方向以下での使用になります。

今までの経験で、「電源ケーブル・ラインケーブルを良質の物にすればそのケーブルの音になる」事を知っています。まさにその通りの状態です。アンプが古い・新しいは有りません。ケーブル作成の時に
①周波数帯域・・・銀線を使うことで20Hz以上を大きく伸ばしています。
②音数・エネルギー感の確保・・・断面積を大きくしている。
③質感・・・癖がなくタイトな音のバランスとしている。
④SN比の確保・・・ケーブル構造と材質で確保
⑤プラグ類の選択・・・音のキレやヌケの確保
をしています。ヒューズ類も良質の物に交換済でケーブルの効果を高めています。
更に、
⑥1年間エージングをして機器の活性化を完了。
させて使っています。

ただM4はエージング中にパワーSW(電源SW)がショートしてしまい、現在ON・OFFが出来ない状態ですのでC3のパワーSWに連動させて使っています。しかし、これも長くはもたなくなるだろうと予測して、パワーSW付きのタップを使ってM4の電源ON/OFFをする様に手配しています。

古いアンプで有ろうと鳴らし込んで良質のケーブルで接続してやれば、最新のアンプにも負けない良いサウンドに出来ます。最新のアンプも10年もすれば予備部品がなくなります。むしろディスクリートで組まれたアンプの方が修理はしやすいと思います。最新のリフロー半田で基板ごとに組まれたアンプでは、基板がなくなれば修理も難しくなります。

自宅システムにEXCLUSIVE C3+M4

2019年02月22日 | ピュアオーディオ


一昨日まではD208システムを鳴らしていたEXCLUSIVE C3+M4アンプ。音質対策も完了し、1年間の鳴らし込みも完了し、不具合も殆どなくなって来ました。C3のヒューズにはFXヒューズ1本(外部)・フルテックヒューズ4本(内部)を取り付けています。



昨日午前中にアンプの入れ替えをしました。従来は自作管球アンプ1号+WE101Dppパワーアンプ2号の組合せでした。



アンプ交換時はケーブルの長さと極性・左右の端子の接続に気を使います。長さが足りなければ交換は出来ません。極性や左右を間違えるとまたやり直しになります。アンプ交換は約1時間程で完了。試し運転で1時間程鳴らして見ましたが、ほぼ満足の行くサウンドが出ています。後はプラグを馴染ませるだけ。(累計5時間以上)



縦型ラックの中にC3とM4を入れた方が良かったかな?と反省しきり。電源タップを横のラックに移して・・・は夏場を迎える前にやり替えようと思います。何故ならM4の発熱量が半端ないからです。

45年前のアンプですが、基本的な「基礎部分」への音質対策をしたら、サブシステムではもったいない程充実したサウンドを出しているので、自宅システムに使って見ようと云う気になりました。さすがに低音は重量がモノを言います。M4は27Kgのアンプです。年寄ですがまだ力は有ります。

オーディオ装置にはグレードの表示をすべき

2019年02月21日 | ピュアオーディオ
先日、MD機からのラインケーブルをNo4グレードからNo2グレードに交換したら、音質も含め表現力自体が大幅に向上して使えるようになった。この事は以前から色々な実験をして承知していた。だから、昨年No1のケーブルを開発した。

以前から(45年前から)考えていた事だが、「オーディオ装置」にが「グレード」の表記がない。10万円のアンプも100万円のアンプも電気特性的な表記は殆ど変わらない。ただ、「音質」のグレードは違う。ケーブルも同じ事だ。

ステレオの「出音」はステレオ機器とケーブルの総合力で「音質」や「表現力」が変わって来る。安物と高価な品物には当然「付加価値」が違う。

それに対してオーディオ業界の取り組みは「差別化」が全く進んでいない。個人的にはソース機器、アンプ、SPについては10段階ぐらいのグレード表示が必要だと考える。

SPの付いては8㎝ユニットと38㎝ユニットでは表現力やポテンシャルに大きな差がある。これが一律に述べられようか?

オーディオ業界全体として「消費者に対して正確な表示・グレード分け」をする事に無関心で来た感がある。これから消費者の利便を考えて、機器やケーブル類のグレードを「何か?」の指標で識別する必要性があると思う。それが今後のオーディオ機器の発展に寄与できると思う。

サブシステム2セットが絶好調

2019年02月20日 | ピュアオーディオ


先日、サブシステム用のCDPが帰って来ました。その時に、CD用にNo1グレード、MD用にNo2グレードのラインケーブルにしました。CD用は元々No1グレード、MD用はNo4グレードでしたので、変わったのはMDラインです。



JAZZが録音されたMD50枚、前回のNo4グレードのラインケーブルを使っていた時は「寂しい音」でしたが、ラインケーブルのグレードを上げただけで「豊かな音」に変身しました。更にNo1グレードに上げればもっと良くなる事は分かっていますが、費用と手間と機器への負担を考えて、現在はタイミングを待っています。サブシステムを処分しようと思っているのにこれでは増々手放せなくなってしまいます。






自宅SPのユニットを色々入れ替えて楽しんでいる

2019年02月19日 | ピュアオーディオ


先日自宅システムのパワーアンプをクレルKST-100からWE101Dppアンプに戻しました。その結果、7SPユニットシステムなのに4SPユニットシステムにせざるを得ません。ローインピーダンスの為です。すべて鳴らすと左右のバランスが壊れたり(左右にフラフラする他)、Lchの#375が突然音消えしたり、プリアンプがおかしくなったり・・・と色々と不具合が出て来ます。



KST-100は1Ω負荷にも対応する様で、7SPすべてを鳴らしても不具合は出ませんでした。しかしWE101Dppアンプでは確実にトラブルが出て来ます。出力もKST-100が100W/ch有るのに1.4W/chしか有りません。ところが不思議な事に「低域のドライブ力」はWE101Dppアンプの方が有るのです。WE101Dppアンプで鳴らすと低域のD130が鳴っていると感じます。

もともと私のシステムは、常用の音量なら0.1W以下で済みますので1.4Wも有ればそつなく鳴ります。低域はD130の1発ですのでこのユニットと中域の#375、高域の#2405は外せません。この3つのユニットで低域・中域・高域をキープします。これで3ウェイになります。

SP-707J+αシステムには、沢山のフルテック最高級SP端子を使っています。当然ネットワークにも沢山使っている事も併せてですが・・・。金額で云うなら¥10万円くらいかかっています。それぞれのユニットの取り付けや取り外しが簡単に出来る様になっています。

他のユニットは①ハイルドライバー ②デッカリボンツィ―ター ③175DLH ④ビクターリボンツィ―ター になります。これらの内、出来る限り沢山一緒に鳴らしたいですね。



初日は、3ウェイ+ビクターリボンでしたが、今日はデッカリボンを一緒に鳴らしています。もう1台WE101Dppパワーアンプを持ってきて全てのユニットを鳴らしてみてはどうかと考えています。WE101Dppパワーアンプは1号と2号の2台を持っています。