Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

UREI#525チャンデバが修理を終えて帰って来た

2011年04月30日 | ピュアオーディオ

今週月曜日に修理に出したUREI#525が修理を終えて帰って来ました。早速不具合のF-15Lと交換して音出し確認をしています。低域のM-100のゲインをMAXで使えますので音の押し出しが正常化した様です。

Urei525

今回の#525の不具合は、修理表で確認しますと
1)Rch出力トランス半田割れにより発生。→ 半田修正
2)他基板内タンタルコンデンサー容量不足。→ 交換
3)各SW・VOLクリーニング及び動作チェック

となっています。〆て修理代は¥24444円。(高いか安いかは本人の満足度次第)

Rcabox_system

修理前と違ってゲインコントロールの感触が全然違いますね。サウンドも安定してしっかりと音が出ている感触が有ります。

#525及びF-15Lの不具合でこの3日ほど鳴らすのを控えて、その間ALTEC#612Aを聴いていました。612Aのサウンドもなかなかのものと思いますが、RCA箱システムのサウンドが耳にこびりついていますので#612Aでは物足りなくてさびしい感じがしていました。これで安心して楽しめます。#525の追い込みは来月になってから少しづつ進めて行く予定しています。更に音質アップしてくれると思います。下見は完了しています。

次はF-15Lを修理に出さなければなりません。信号ラインと電源ラインが繋がっている様なので何処に出そうか?・・・自宅のSP-707Jシステムのマルチアンプ化はまだ当分先の話になりそうです。


自宅からRB46を追い出せない・・・

2011年04月30日 | ピュアオーディオ

4月14日のブログに書きましたが、サトリのアンプへの内部配線の交換はその後も続けていました。ようやく私の基準で「合格」を出せる所まで来ました。

Sca75111_3

その合格したサトリのアンプを使ったシステムが「自宅RB46システム」と「BC-Ⅱシステム」です。そのサウンドが非常に気に入っているのです。

201104_4

4月26日に「2セットのシステムは厳しい」と自宅のシステムの事を書きました。そこでメインのSP-707JシステムとRB46システムを交互に聴き比べて、RB46に「宣告」をしようと何度も試みているのですが、それがなかなか健闘していて外せないのです。

音数的には絶対値はメインシステムが多いのですが、音楽(CD)やTV、DVDを見る時は何ら遜色を感じないのです。またその質感もメインシステムに肉薄しています。逆にメインシステムを追い出そうか?と云うサウンドなのです。

大きさやかけた金額はメインシステムには遠く及ばないのですが、これだけシンプルなシステムで音質的に互角に伍していくとは予想もしませんでした。何事も決断が早く直ぐに行動に移す自分ですが、今回はゆっくりと「嫌になるまで」使い続けて行こうと考えなおしています。

同じ様にBC-Ⅱシステムも音質が上がり、メインのオリンパスがなくても楽しめるグレードに上がっています。


新作トレール 2種類目 JBL#4429専用 地震対策仕様

2011年04月29日 | ピュアオーディオ

4月にはもう1セット「地震対策仕様」のトレールを完成させています。JBL#4429専用のサウンドトレール(SPスタンド)です。

Stm27a

こちらは前後の角材に「彫り込み」を入れて、SP本体の位置を固定しています。彫り込みの中にスッポリSP底面が入りますのでズレを規制しています。もちろんSPの底面四隅をスペーサー受けして点で受けています。このトレールの特徴は「高さ」を合わせながら「深深とした」低音の質感に有ります。初めて使われる方はビックリするくらいの音質アップをします。

Stm27d

今回はオーナー様のご希望で高さを50cmにしています。耳の高さに中音ユニットが来るようになります。しっかりした低音を得るにはしっかりした質量の有るスタンドが必要です。


新作サウンドトレール JBL#4430専用トレール 地震対策仕様

2011年04月29日 | ピュアオーディオ

東日本大震災の後、「地震対策仕様」トレールの注文をいただいています。今回はその第1段 JBL#4430専用のトレールを紹介します。SPスタンドとして「音質」と「地震対策」を最も重要視しています。

Sts1571

JBL#4430は袴(台座)を持っていますので、この袴をトレールの中に内包して、地震等のズレが発生する時は「ストッパー」としての機能を持たせて、トレールから脱落する事を防止しています。袴の位置・形状に合わせる工夫が大切です。

Sts1573

トレールは基本設計的に「地震に強い」設計になります。必ずSP底面の寸法より大きく作ります。(ピラミッドの安定効果) これは「音質対策」でSP底面の「四隅を点受け」する為にどうしても大きくします。次に「サスペンション効果」を得る様に3段のサスペンション機能を入れ込んでいます。更に自在キャスターにより、地震の横揺れの力を削ぐような効果を入れています。

「音質対策」と「地震対策」は並立します。「音質対策=地震対策」でも有ると考えて良いと思います。


ジュリアーノ・カルミニョーラの演奏

2011年04月28日 | ピュアオーディオ

先月NHK教育TVの「芸術劇場」で演奏会の放送が有ったジュリアーノ・カルミニューラとベニス・バロックオーケストラの演奏を録画していました。何度か録画した演奏を自宅で楽しんでいます。演奏の曲目はビヴァルディ、タルティーニ等でしたが、非常に新鮮な演奏に感じました。

Photo

演奏が気に入りましたのでCDを購入しました。今回は4枚同時に注文しました。順次聴いていますがビヴァルディの「四季」をはじめ、「調和の霊感」の演奏は非常に勢いが有って、音が豊かで楽しめます。

ビヴァルディの「四季」は40年前一番最初に買ったLPです。この時の演奏はイ・ムジチの演奏でした。その時の演奏に比べると録音技術も良くなっているし、演奏者も違いますので別の曲を聴いている様な部分も有ります。

タルティーニやロカティッリとあまり知られていない作曲家の曲もなかなかの「佳曲」です。当分はこの4枚を楽しんで見たいと思っています。


チャンデバ2セットがトラブル

2011年04月27日 | ピュアオーディオ

RCA箱システム様に準備したチャンデバ 2セットがトラブルしていますので、現在RCA箱システムは「鳴らない」状態です。

UREI#525は入荷当初から「Rchの音が出ない」不具合で、使い込むに付け「復帰」するのではないかと思いしばらく使っていましたが、どうしても低域が戻りません。今週月曜日(25日)に修理に出しました。

入れ替えにやって来たF-15Lは私が電源電圧を間違えて(うっかり)117Vに接続した為、ブレーカーが落ちました。その後100Vに接続し直して確認しましたら、低域のパワーアンプに異常が出ている様で、ゲインMAXで使えません。片chならMAXでも問題ないのですが、両chではパニックになります。F-15Lから低域のパワーアンプにリーク電流が流れている様な・・・。この為、#525が直ってくるまで休止としました。おかげで淋しい日々が続きます。

Urei5251

修理に出す前にURE#525の内部を確認しています。基板1枚になっています。

Urei5252

XLRバランス変換用にトランスが6個並んでいます。使って有る配線材は「細い」ですね。


2セットのシステムは厳しい

2011年04月26日 | ピュアオーディオ

自宅の10畳の居間に2セットのSPシステムは厳しいですね。2セット目を無理やり入れ込んだおかげでメインシステムの定位が真ん中に来ません。現在センターから右側に30cmズレています。サブシステムを入れたおかげで、メインが聴けなくなっていますので本末転倒な状態です。

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サブシステムでも音楽は十分楽しめますので、もうしばらくはこのままで楽しみたいと考えています。

サブシステムの良い所はシステムが非常にシンプルな事で、アンプの熱を気にする事もなく使えます。SPのサウンドもSWを追加したおかげで豊かな低域の上に引き締まった音数の多い中高域が乗っています。真夜中に聴く事が多いのでこの圧迫感の無いサウンドは非常に聴き易いのです。

欲張ってシステムを増やそうとしても問題が出て上手くいかないもんですね。


スーパーウーハーの活用

2011年04月26日 | ピュアオーディオ

以前YST-SW1000を使った事が有りましたが、その時は使いこなせていませんでした。メインSPの低音と質感が異なる事に閉口しました。

しかし、現在のケーブル類を見直した状態で組み合わせたサウンドに違和感は有りません。SWウーハーを組み合わせた効果だけを享受できるようになっていると感じています。

私の作ったJBL3大ホーンシステムは、3ウェイの帯域毎に複数のユニットを組み合わせています。一つのユニットでは全ての音を変換できないからです。「音変換ロス」と呼んでいます。メインとなるSPユニットと正反対の特性を持つユニットを出来るだけ組み合わせるようにしています。

高音域はツィーターの追加で割と簡単に誰でも出来ます。ホーン型にはリボン型のSPユニットが正反対の特性のように思います。音の品位が揃わないとといけません。その点中音域で一番苦労しました。JBL#375を中音ドライバーに使っていて、クロスを500Hzにしていますので500Hz以上の帯域をカバーできる「リボン型SP」を探すのに手間取りました。現在はハイルドライバーを使う事で解決しています。3セット揃えるのに非常に苦労しました。

次に低音域の複合ユニット化で現在色々と試行錯誤をしています。38cmウーハーと20cmクラスのウーハーの組み合わせをして来ました。LE8TやテレフンケンRB46の500Hz以下の帯域等を組み合わせてきました。かなり改善は出来るのですが、期待した効果は得られていません。そこで今回の「スーパーウーハー」になりました。

今回スーパーウーハーと組み合わせ実験を色々なSPシステムとやっています。自宅でのRB46との組み合わせは非常に素晴らしい性能を出しています。同じく自宅のSP-707JやALTEC#612Aシステムでも確認をしています。

今回新に自宅のSP-707JシステムにもYST-SW45を1台導入しています。その結果サウンドは非常に滑らかになり、音の隙間が埋められたような感触を持ちました。また最低域が広がり量感も増えて音楽性が向上したように感じています。もうしばらくサウンドの変化を確認して見たいと思っています。


不具合のUREI#525 チャンネルデバイダーを修理に出す

2011年04月25日 | ピュアオーディオ

今回3セット目のチャンデバ アキュフェーズ F-15L を購入したので、入れ替えてUREI #525を修理に出しました。

Rchの低域の音が「出たり・出なかったり」の症状ですのでCR類かボリューム類の不具合と思っています。修理はいつもの㈲エイブルさんに出しました。

F-15Lを使い出して、パワーアンプのM-100(低域用)のアッテネーターを絞ってやらないと使えない状況になりました。午前中に別の壁コンから電源を追加で取る様にしましたが症状は変わりません。まだ根本原因を掴めていません。

サウンドは低域の音量に合わせて中・高音域も合わせていますので使用する分には差し支えありません。出て来たサウンドはUREIとさほど変わらないサウンドグレードです。直出し電源ケーブルですので、インレット化すれば良い電源ケーブルが使えるようになりますので更に音質アップする事は理解できます。

もう少し気長に原因の調査とUREIのチャンデバを正常化してから音質比較をしたいと考えています。時間はたっぷりありますのでのんびりやりたいと考えています。


F-15Lの基板が到着・・・トラブルが・・・

2011年04月24日 | ピュアオーディオ

RCA箱システム用のチャンネルデバイダー F-15L のクロス基板が入荷しました。早速取り付けて音出し確認をしています。

F15l

クロス周波数は500Hzと8000Hzです。本当は7000Hzが欲しかったのですが今後探して行きます。

Urei525

UREI#525もサウンドは悪くありませんが、「低域が出たり・出なかったり」のトラブルを持っています。今日も確認していましたが30分程でRchの低音が出なくなりました。O/Hに出すしか有りません。

F15l2

早速#525とF-15Lを入れ替えです。交換して早速聴いています。全ての帯域が安心して聴いていられる安心感は良いのですが、直出し配線の電源ケーブルそのままで聴いていますので「音数」が足りません。それにいやにナローに感じます。しばらく馴染ませてから手を入れて行こうと考えています。このRCA箱システムは「オール・アキュフェーズ」で組んで見ようか?と考えています。後プリと中音用のアンプを交換すればオール・アキュフェーズになります。

と、今後の事は良いとして、問題が発生しています。今までは1個の壁コンからRCA箱システムの電源を取っていましたが、どうも供給不足になっている様です。低域のM-100がフルパワーで使えません。現在出力を6db程絞って使っています。別の壁コンからも取れるように壁コン工事を行いました。

F-15Lを接続した途端ブレーカーが落ち、M-100のSWを入れると発振してキーンと云う音が出て来ます。メーターも動かなくなりました。‐6dbに下げると正常に動作をします。チャンデバの入れ替えぐらいでこの様なトラブルとは考えにくいのですが、根本原因を探さないといけません。単なる壁コンの追加で済むかどうかは判りません。