Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

BC‐Ⅱシステムの「オールルシファー化」開始

2009年11月06日 | ピュアオーディオ

5番目のEC-138システムの「オールルシファー化」が完了し、1週間経ってその本領が出て来ています。そうなると最後に残ったBC‐Ⅱシステムが寂しいサウンドに聴こえ始めます。困ったものです。

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仕方がないので最後のBC‐Ⅱシステムもいよいよ「オールルシファー化」させないといけなくなりました。
現在の進捗は ①SP内部配線 ②SPケーブル ③電源タップ(R1)及びタップ内配線 が完了しています。

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本日、壁コン~電源タップ間の大元の電源ケーブルが「ルシファー化」しました。これだけで「高域のうるささ」がなくなっています。電源の大元に余裕が出来ると出てくるサウンドにも「余裕」が出て来ます。

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続けて、機器の電源ケーブルから全て「ルシファー化」させて行きたいと予定しています。


レバイン指揮 モーツァルト 交響曲25番の確認

2009年11月06日 | ピュアオーディオ

「ジェームズ・レバイン指揮 モーツァルト 交響曲25番」はJBL#4343時代には「つまらない」演奏に思え、今まで棚の隅っこに放りやっていた。

4343の時のシステム構成はCDPにティアックP1/D1、ルボックスB226、マッキンC29プリ、MC2500の組み合わせに、ケーブルはオルトフォンの8N、7N、6,7Nの組み合わせで聴いていました。

この時の「ジェームズ・レバイン指揮 モーツァルト 交響曲25番」は、「バイオリンをはじめとする弦楽器群」が耳に突き刺さるようなサウンドで、5分と聴いていられませんでした。

今夜、改めて現在のシステムで聴いて見ますと「弦楽器がしなやかに多彩な表現をしてくれ、オーケストラの配置や奥行き間が判る」様な鳴り方です。当然「居眠り」が出来るような質感になっています。

モーツァルトやハイドン、ヘンデル、バッハやバッハの子供たちの時代の演奏では「弦楽器群」が旨く鳴ってくれないと「音楽」になりません。

JBL#4343と決別して「音楽」にたどり着けました。自宅のシステムも基本的には同じJBLですが、普通の方には理解できないJBLのユニットの性能だと思います。荒々しさは微塵もありません。有るのは「しなやかで艶やかな弦楽器群の響き」とJBL本来の切れの良さです。

「レバイン指揮 モーツァルト 交響曲25番」もこうして聴き返しますと「名演奏」だと思います。いままで「つまらない」CDだと思っていたのが実はオーディオ装置が未熟で「CDの中の情報」をすべてとは思いませんが十分引き出せていなかったのだと思い知らされました。

皆さんも是非試しください。