Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

バイクのお守りも大変

2015年03月31日 | ピュアオーディオ


22年前から乗り始めたバイク。10年前から眠りがちになり、何度も冬場にバッテリー上がりにしてしまい、要らぬ出費に悩まされてきました。その為冬場もバイクのお守りをしています。月1回はエンジンを回してやらないとバッテリーが上がってしまいます。

今年は3月に入ってから、この冬1番の寒気が来たりと寒い日が続いていましたが、17日にやっと穏やかに暖かい日が来たのでやっと3ヶ月振りに乗ってきました。久しぶりですので近場で済ませます。この日は「星野村経由うきは市つづら棚田」を目指しました。写真は「星野村の棚田」の有名なところです。



うきは市の「つづら棚田」を目指していたのですが、道をまっすぐ来たために知らない林道に入り込んでしまいしました。



数日前の雨の為山水が流れていて、ガレ場やヌタ場があちこちに有りました。おかげでバイクの底面やフロントバンパーは泥まみれになりました。オフロードのバイクですので、舗装されていない道を走れるように出来ています。気楽に知らない道の冒険が出来ます。



結局、入り込んだ林道は山の中で「行き止まり」でした。間伐材の切り出しが行われていた様で、山の新鮮な空気が吸えてリフレッシュ出来ました。帰りは元来た道を引き返します。ガレ場やヌタ場をまた通って帰りました。その為時間がかかり、「つづら棚田」には寄れませんでした。3年前の水害で星野村もつづら棚田も大きく変わっていました。

技術やノウハウを考えない人ほど高額な機器を買いたがる

2015年03月30日 | ピュアオーディオ
色々なオーディオマニアの方と接して来ましたが、「原理原則」や「技術やノウハウ」を考えない人ほど高額な機器を買いたがる様だと感じています。高額なお金を出される訳ですから、それなりに考えて努力されていると思いますが、やはり「電気機器」ですので「オームの法則」ぐらいは理解していないともったいないと思います。

雑誌の影響で「機器の入れ替え」ばかりしていて、ここらで「最終版」と思って、思い切って高額商品を手に入れ、「オーディオの泥沼」を卒業しようと考えてた事が有りました。26才位の時で、当時の花型SP JBL#4343を手に入れ、「もうSPはこれで最後」と思っていました。#4343を27年間使いましたが、自分の欲しい境地まではいかない事が判り手放しました。

「高額商品=音質が良い」と云うのが一般的な考え方です。これに従って私も含め皆さんもオーディオ機器を選択されて来たと思います。しかし、ここに根本的問題が有ります。本質の問題だと思います。

「自分の求める音とは?」が、初めからしっかりできるはずは有りませんが、長い経験を重ねるとそれがおぼろげに見えて来ます。

サブシステムのSPセッティング完了

2015年03月29日 | ピュアオーディオ


セッティングを変更してサウンドの確認をしてました。ほぼ予測通りのサウンドになりました。



JBL#4311はSTM-22 SPスタンドに載せて、低域のぼやけた質感が消え、自然なサウンドに近づいた様に感じます。低域の伸びが出て来た為、高域の伸びも出て来て、レンジ感も広くなり、サウンドもよりシャープになって来ています。内部配線交換の効果が最大限引き出せるようになりました。音の拡がり方が良い方向へ大きく変わっています。



D208systemは以前の#4311のセッティングにしています。こちらは#4311の30cmウーハーに対し、20cmフルレンジで低域を欲張っていません。その為かトレールを使わなくても「低音のキックバック」は感じません。こちらもシャープなサウンドを確保出来ました。

これからはどちらのシステムも外観・外見を良くする事とケーブル類のグレードを上げて行く事になって来ます。これからはのんびりやって行こうと思います。

JBL #4311にSTM-22の組み合わせ

2015年03月28日 | ピュアオーディオ


JBL #4311にSTM-22を組み合わせました。今回の計画の最終版になります。元々この#4311の為にスタンドを用意しました。これは私のオーディオ人生の「原点回帰」の一環です。



42年前、一番最初に買ったSPがJBL L-100センチュリーです。ユニットは#4311とまったく一緒です。ネットワークも私の調べる限り一緒です。違うのは箱とユニット配置が天地逆になっている事ぐらい。



JBL#375を使ったメインシステム3セットを作った今、42年前のシステムが懐かしく思い出してました。当時は「鳴らし切る」事が出来なかったSPを、「今持っている技術で鳴らしたらどんなになるのだろうか?」が確認事項でした。



上の写真が昨日までのセッティングでした。この状態では「低域の制動」が若干弱く、ベースの木材盤との距離が取れず、「低域のキックバック」を感じていました。正規のスタンドSTM-22に載せますとこの低域の制動がモノの見事に効いて、「低域の制動」が出来ています。単純に云うと「低域がスッキリ」ヌケています。音の厚みはそのままに低域の制動が効いてより軽やかなサウンドになっています。ほぼ満足出来るサウンドになりました。

現在JBL L-100を手に入れようとしても、サランネットが溶けている(加水分解)状態で、奇麗なモノは手に入りません。それなら同じユニットと同じぐらいの箱サイズの#4311を手に入れた方が、奇麗に作り直す事が出来ると思いました。当時も殆ど差の無いサウンドだと思っていました。「原点回帰」して見て、改めてJBLの良さを感じています。

サブシステムも機器達が揃って来た

2015年03月27日 | ピュアオーディオ


サブシステムもスタンドが入荷してほぼ機器や道具が揃って来ました。これで一応購入する機材は無くなりました。

これからは「不具合点の修正」になって来ます。まず見なおして行きたいのは電源部です。サブシステムでは、「壁コン→タップ」と云うシンプルな構成です。ここに「パワートランス」を導入したいと考えています。物は有るのですが「修理」をしないと使えないのでまずは修理になります。

その次は「ケーブル類」のグレードをメインシステム並みに上げたいです。カセットのFX-6やチューナーのST-5150Dはショボイ直出し電源ケーブルの状態です。ここはインレット化して3P電源ケーブルにしてあげたいですね。その次はラインケーブル類やSPケーブル類。こちらもグレードを上げてやればまだまだ音質アップのノビ代が有ります。

当分は予算が有りませんのでのんびりやる事にします。どんなに頑張ってもメインシステムには届きませんので急ぐ必要は有りません。自宅のシステムも合わせると4セットの「お守」をしなくてはなりません。出来るだけイージーなシステムにして、「お守」が簡単にできる様にしないと「お守疲れ」してしまいます。

スピーカースタンドが入荷

2015年03月26日 | ピュアオーディオ


上の写真は昨日までのもの。D208システムのスタンドは貧弱に見えますね。元々このスタンドは10cmクラスウーハーのミニSP用のモノ。



こちらが今日の新規写真。何が変わっているかと云うと・・・。



正規の専用スピーカースタンドを導入しました。



ブックシェルフタイプ用のSTM-22と云うサウンドトレールです。



STM-22にD208システムを載せて音出し確認をしました。音の拡がり方が断然違います。今までも簡易型のスタンドに載せていましたが、サウンドは一変しています。「朗々と鳴る」と云う表現がぴったりだと思います。



低音の出方やスケール感が圧倒的に良くなっています。音の拡がり方は絶品になりました。そうなると「音楽を聴く」のもまったく違った印象になります。ブックシェルフタイプのSPで有りながら、38cmクラスの大型SPが鳴っている様な雰囲気だと云えます。



畳の部屋の非常にデッドな部屋ですが、そんなのは関係なく「朗々と音が広がって」います。D208の軽い低音でチョッと低域が弱く感じていたものが、殆ど不満なく聴けてしまいます。予測通りの完成度になりました。

私個人は、「スピーカーのセッティング」は必須だと考えています。その原理を考えて、大型SPでも小型SPでも必ず正規システムには導入します。

JBL#4311のセッティング変更

2015年03月25日 | ピュアオーディオ


現状のJBL#4311のセッティング状況です。



変更後のセッティング状況。何が変わっているかと云うと、D208システムと高さが変わらなくなっています。



木材ベースの上のスペーサーの高さを変えて、低域のヌケを改善しています。



スペーサー(インシュレーター)は普通1セットのみ使うのが一般的ですが、このスペーサーは「本革」を両面に貼っていますので、重ねて使う事も出来ます。革同士が密着して殆ど一体化してくれます。



SP底面は「点受け」にしないと自然の響きを殺してしまいます。その為径の小さいスペーサーでピンポイントで受けています。今回50㎜上げましたので、音の拡がり方も少し良くなりました。

サブスピーカーのセッティングについて

2015年03月24日 | ピュアオーディオ


現在サブスピーカー達は「仮セッティング」にしています。#4311は栢の木の175mm厚の碁盤の上にスペーサー(インシュレーター)で点受けして使っています。ウーハーが上で、ツィーターが下の正規のセッティングですが、現状でも高音は隣のD208システムの外側の上の方から聴こえています。しかし、これでは基本的な高さが足りません。D208システムも「簡易型トレール」に載せていますが、「強度」と「質量」が足りません。



イメージ的には上の写真の様なスピーカースタンドを使って、椅子に座って眼前で演奏の場が広がる様なサウンドを目指しています。写真と同じスタンドを先月発注していました。もう間もなく一手間かけて到着の予定です。まずはD208システムで使い出したいと思っています。D208の低域不足を補って且つ、音の深みや雰囲気が一変します。既に何セットも同じスタンドで音出しをして、その変化の仕方を掴んでいますので迷いは有りません。場所を選ばない処も使い易いです。既に使っておられる方も多いですが、お持ちのSPのスケール感が激変します。上のサイズのSPに匹敵する様になりますので、満足度の高いサウンドになります。

レスピーギのCD

2015年03月23日 | ピュアオーディオ


物欲を抑える為、レスピーギのCDを4枚購入しました。レスピーギで有名なモノに「ローマ三部作」(松・噴水・祭り)が有ります。これらのCDは既に持ってました。欲しかったのは「リュートの為の古風な舞曲とアリア」。ロッシーニの「弦楽のためのソナタ」も非常にお気に入りの曲ですが、「リュートの為の古風な舞曲とアリア3番」も非常に気に入りました。イタリアの作曲家はこんなサロン的な美しい曲も作って居るんですね。



同じ写真を拡大。一番下の写真はレスピーギでは有りません。チャイコフスキーの「1812年」のテラーク盤です。先日オフ会の時に友人がこの曲のLP盤をかけていましたが、例の「大砲」の音の処でトレース出来ませんでした。その時に「CDならどうだろうか?」と友人が云ったので、取り寄せて確認して見ました。

この「1812年」をメインのオリンパスシステムで、コタツに仰向けになりながら、大音量で聴いていましたら、「大砲」の炸裂する部分では「身体が浮き上がるほどの」低音に圧倒されました。快感ですね。身体が床面から浮く様な感じは・・・。

「1812年」の様なエイ・エイ・オー的な曲はもう随分と前に卒業しました。でも久しぶりに聴いても良いですね。

メインのオリンパスシステムもづっと鳴らし続けています

2015年03月22日 | ピュアオーディオ


ブックシェルフタイプSPの改造をやっている時も、メインのオリンパスシステムはづっと聴きつづけていました。こちらのノウハウをブックシェルフSPに持って行った訳ですので、やはり本元には絶対にかないません。使っているケーブル・機器のグレード等もまとめる為の年数等含めて、手間暇の掛け方がまったく違います。



2TR38のデッキも2セット「お守」を続けて来ました。TEAC A-7400RXもどうやら目覚めて来た様で、かなり調子が良くなって来ました。毎日1巻づつは再生しています。



10号テープも2TR38の録音や2TR19の録音で20巻ほどに増殖しています。昨年の10月からオープンテープを再開していますので、3巻/月ぐらいのペースで増えています。しかし、まだ保存方法や場所の問題を解決していませんので、これからは増殖をSTOPさせます。



オリンパスシステムのメインソースは、従来CDでしたが、現在ではチューナーを使ったFM放送になっています。FMが約6割・CDが2割・オープンテープが2割と行った処でしょうか。FMは通常音量域ならノイズは気になりません。色々なお話や演奏を演奏者を変えて聴く事が出来ますし、CDの様に1枚終わったらまた取り替える必要もないので、ボーっとしたい時など安直に楽しめます。現在のFM放送の音質はCD以上に良くなっている様にも感じます。

チューナーの上にはSuperTrail化した「窪田式MCフォノイコライザー」(SPU用)が載っています。C-290にはフォノイコを載せていませんので(純正のAD-290や2810は音質的に使い物になりませんので)こちらを使うつもりで所有しています。まだ当分使う当ては有りません。