この所自宅のSP‐707Jシステムの話題が続きましたので、久しぶりに「RCA箱システム」を今日は楽しんでいます。
毎日午後一番にこのシステムの「鳴らす順番」が来ます。毎日のお守をしています。いつもは「奥の部屋」でとなりの部屋のサウンドを聴く様な形で聴いていましたが、今日は面と向かって聴きました。
個人的には「最強のSPシステム」と思っていますので、SPには全幅の信頼を置いています。問題はCDPとアンプに有ります。現在トランスポートにA727、DACにSD-9500、プリがWE310Aラインプリ、パワーが6L6pp(20W)ステレオアンプです。
本当はもっと上位のCDPを使いたいのですが予算が有りませんのでこれでしばらくは辛抱です。でもA727単体よりレンジが広く、SD-9500単体より音数が多く、温かいサウンドで聴きつかれしませんし、音数にも不満は有りません。この辺は「オール・ルシファーケーブル」の効果が出ていると思います。アンプやケーブルの馴染みが進んでいると感じました。
出ているサウンドは開放的で音の密度も十分で「生演奏」の雰囲気そのものです。シャフラフノフトリオが目の前で演奏している様な錯覚に陥ります。片側D130×2発+LE8Tの低域と#375+HL90の低域と中域は良い具合につながり、音が弾みます。これに175DLH+#2405+ビクターリボンで7000Hz~100KHzまでをカバーしています。
奥行き表現や音の厚み、音のキレ・ヌケが有り、音場が広いのです。「うるささ」をほとんど感じません。38cmウーハーの「波動」も飛んで来ませんので椅子がビリビリ震える事も有りません。低域にLE8Tをパラレル化する前は、試聴用の椅子にビシバシと「波動」が飛んで来ていました。