Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

次は3ウェイマルチアンプ遊び

2019年05月31日 | ピュアオーディオ

今月上述写真のチャンネルデバイダーを某オクで落札しました。一応電気は流れる様なので「お遊び」をして見たいと思っています。現在ケーブル類を集めています。


SONY TA-4300 チャンネルデバイダー。どノーマルな状態。45年ほど前にオーディオ評論家のS氏が使っておられたので「さぞかし良い音がするのかな?」と思っていました。あまりにも古いので今まで敬遠していました。

チャンネルデバイダーは主にアキュフェーズ製を使って来ました。F5→F-15L→F-25→F-25Vと新しいものにするたびに「音質改善」されているのを確認して来ました。現在F-25(息子宅)とF-25V(オリンパスシステム)の2機は使用中。

SONY TA-4300はF-5よりも古い機種で食指が動きませんでしたが、ダメ元でも構わないから聴いて見ることにしました。

取り敢えずサブシステムの2セットのSPシステムを使って3ウェイの実験をしようかなと思って準備しています。最初から過大な期待はしていません。

連日聴き続けるのは辛くなって来た・・・

2019年05月30日 | 写真・カメラ・林道ツーリング
オーディオ・音楽三昧の日々にして15年、毎日聴き続けるのが辛くなって来た。精神的な限界はまだはるか先に有るが、体力的な限界が有る。

リクライニングチェア+オットマンを使って、足を投げ出す様にして聴いているが、「腰」に来る。2時間聴いたら2時間歩く・・・をもっとうにして来たが、最近は1時間聴いたら2時間歩くのが必要になって来た。

健康の為毎日1万歩以上歩く事は27年程継続しているが、最近は1万歩では足りない事が判って来た。自分の場合、落ち着いてきたら2万歩くらい必要だろうと推測する。現在は2.5万歩~4万歩を実際に歩いている。1時間に6000歩くらいがピッチである。4万歩歩くには6~7時間歩く。

現在は午前中に1万歩、午後に1万歩、夕食後に1万歩の計算で過ごしている。これを半年程続けて、筋肉をつけてから2万歩に下げようと考えている。

運動だけでなく、筋トレ・ストレッチも組み合わせると音楽を聴く時間(椅子に腰かけて)は1時間が限界。しばらくは体力作りに励みたい。

最近はどのシステムも鳴りだした

2019年05月29日 | ピュアオーディオ

最近はどのシステムも鳴りだした。昨年5月から8月上旬にかけて電源ケーブルとラインケーブルをNo1ケーブルにグレードアップした。その効果が出て来始めているのだろう。やはり1年間鳴らし込み時間が必要である。漸くアンプ類が対応を始めた様だ。メインのオリンパスシステムも演奏者のタッチやペダルの有無まで判る様な表現力を出して来ている。ONの音とオフの音が瞬時に切り替わり、表現力が一段と増している。


サブシステムの2セットも満足な鳴り方をしてくれる。LE8Tシステムでオーケストラをかけても不満がなくなって来た。スケール感は20㎝サイズのユニットが鳴っているとは信じられないくらい。音の緊張感も素晴らしい。元々ヴォーカルは得意だが、凄味が増してきた。
D208システムは「低域不足」が唯一の悩みだったが、それも感じなくなって来ている。かなりまとまった演奏をしてくれる。一般の方ならこれだけ鳴りっぷりが良いとメインシステムにしてもおかしくはないと思う。


自宅システムもWアンプ化→高域用アンプ入力へのATT取付で、低域とのバランスが取れ、音が生き生きして来た。輝きの有るピアノの音やバイオリンのしずるを引く様な質感が出始めている。こちらはもう少し鳴らし込みが必要だろう。

どのシステムもご機嫌なサウンドを奏で始めている。8月くらいになればもう少し鳴らし込む時間を減らしていっても良いだろう。

ようやく自宅システムも「合格」レベルに達した

2019年05月28日 | ピュアオーディオ

一昨日、高域用アンプにアッテネーターを接続して、低域と高域の「音量調整」を実施できる様にした。ATTはMAXから-3クリックで良いバランスになった。その後も前後に少しづつ動かしてバランスを確認したが、-3クリックぐらいがベターと判断。


この位置だと(ATT)低域がぐんと沈んで明瞭に聴こえる。腰高な音のバランスが低重心な音のバランスに変わり、高域の張り出しに隠れていた低中域が張り出して来た。あまりにも良いバランスで聴き易く、音場の広がりも十分で、「音が面で出て来る」感じ(SPの存在が消える・・・オリンパスシステムに近くなった)になって来た。当方としては、45年前のアンプでこんな状況が作れるとは予測できなかった。それで昨夜は真夜中の3時までリビングで音楽を楽しんでいた。家人には迷惑かも知れないが、空気自体が緩やかに震える様な音の出方なので嫌な音にはならない。

自宅システムの高域用アンプにアッテネーター設置

2019年05月27日 | ピュアオーディオ

写真が間に合わなかったが、2段目のディネッセンのパワーアンプ横に「入力調整」用のアッテネーターを設置した。

今までやや高域が出過ぎていましたので、低域や中域が隠れてしまっていました。アッテネーターもMAXから3段ほど絞ったら丁度良い塩梅だと感じます。(ATTは23段階調整可能)
漸く、低中域と高域のバランスが取れ、音に輝きが出て来ました。ATTを設置したのが今朝で、本格的な試聴は今夜の予定。


ATTは上述写真。内部の配線を自家用に改造。


裏面は入出力のみ。


オリジナル配線。


改造後。ケーブルのグレード・太さが全く違います。使っているのは特殊な銀線です。これで伝送ロスを極小化しています。

D208システムが歌い出した

2019年05月26日 | ピュアオーディオ


毎日サブシステムも鳴らしています。D208システムは「低音」があまり下の方に伸びていませんが、C3+自作GE6550ppの組合せで鳴らしますと低域不足を感じません。

先日このシステムにTechnics SL-P777 CDPを接続しました。まだフルノーマルの状態ですが、かなり質の高いサウンドを聴かせています。曲の緊張感などは直ぐに合格点を出せる程です。まだ来たばかりですのでそのままで聴いていますが、①電源のインレット化 ②ヒューズのグレードアップ をすれば高級品並みのサウンドに変化するでしょう。

頭の中が「自宅システムのWアンプ化」でいっぱいなので、手を付けるのは自宅システムが安定してからでしょう。その自宅システムは「アッテネーターなし」のパワーアンプを使っている為調整が効きません。その為、音のバランス的に「腰高」な感じに聴こえ、低域のドライブ感を感じにくくなっています。高域のアンプ出力側にアッテネーターを準備したいと思います。以前制作したアッテネーターを使う予定。

同じ曲をオリンパスと自宅システムで聴き比べ

2019年05月25日 | ピュアオーディオ


自宅システムはWアンプ化したばかりでまだ「鳴らし込み」が不十分な状態。しかし、質感や音色は合格点が出せると思う。そこでオリンパスシステムと同じ曲をかけて、「イメージ」がどの様に違うか比較をして見た。


比較試聴したソースはシューベルト:楽興の時1~6番/P)ブレンデル。オリンパスシステムではピアノの弦のユニゾンや弱音ペダルの有無等まで分かり、演奏者がこう演奏している・・・表現している・・・と云う処まで出ている。これに対し、自宅システムは、ただ「音が出ている」ぐらいの差が有る。甘くとろけるようなピアノの音色と響きは有るが、まだまだオリンパスのレベルまでは遠い。

とにかく今は「鳴らし込み」でM4の受け持つ帯域を「ヌケル」様な音にする事が優先だと思う。この部分が少しもやがかかった様な感じだ。この靄が抜ければ「音の見通し」が違ってくる。オリンパスシステムではこの靄が一切ない。音が透き通っている。

今は自宅システムだけに関心

2019年05月24日 | ピュアオーディオ
先日、自宅システムをWアンプ化しました。ケーブル類を徐々にグレードアップして行きほぼ完了。この状態で音色や質感には合格点を出せるがまだ不満な点も・・・。


不満な点は、M4でドライブしているサウンドがまだすっきりした見通しが出ていない事。イマイチ「ヌケ・キレ・ノビ」を感じられない。鳴らし込みによって変わるのか?はまだ確信が持てない。

Wアンプ化で注意すべき点は「ネットワークは1個だけ通す」と云う事。どのユニットも1回だけネットワークを通ります。3ウェイの場合、低域用のネットワークのHFから中・高域用のネットワークのIN側に接続するのが一般的ですが、これだとネットワークを2回通す事になる。デッカリボンツィーター等は7000Hzのネットワークを内蔵しているので、こちらは高域用のネットワークのINの処で接続し、どのユニットも1回しかネットワークを通らない様にしている。特にデッカリボンは「どこから取るか?」でサウンド全体が変わって来る。

まだまだアンプ類も含めて試行錯誤中です。WE101Dppパワーアンプを自宅に持って帰ろうかと考えています。

機器を落ち着かせなければ・・・

2019年05月23日 | ピュアオーディオ


自宅システムのアンプのW化が完了しました。サウンドは思っていたより遥か上のサウンドになりました。ただ如何せん・・・まだ交換し、ケーブル類も接続したばかり。機器やケーブル類を落ち着かせなければ・・・。

昨夜、何の問題も無く音楽を楽しんだのに、今朝はLchから音が出ない不具合が出た。その原因は、プリアンプの電源ケーブルの差し込みが不安定であった。(抜けかかっていた)プリアンプの電源ケーブルのインレットを深く差し込んだら治った。

アンプやケーブル類の接続工事をしたら1週間くらいは「様子見」をしなければなりません。重くて硬いケーブルを使っているのでやむを得ない事です。曲がりとか差し込み部が「形状記憶」して安定してくれれば後は楽しむだけです。

サウンド的には、「圧迫感」が無く、ピアノやバイオリン・チェロの音色が素晴らしくなりました。ちょっと妖しい音色です。これくらい質の高い音色でないと満足はできません。現在は80%の出来だと思っていますが、十分合格点は出せます。他のアンプの組合せも試して見たいですね。

ネットワーク方式で「Wアンプ化」は今までやった事が有りませんでしたので、パワーの有るアンプを高域側に使うとツィ―ターを飛ばしてしまうのでは?・・・とか色々心配もしていましたが杞憂に終わりました。ソースの情報量や音のバランスは100%しか有りませんから、それを分割したに過ぎません。高域側の7000Hz以上の音は、オリンパスと同じ5%程しか出音の比率になりません。

3ウェイチャンネルデバイダーも入荷しましたが、こちらも古い機種なのでオーバーホールしないと使い物にならないと思っています。ゆっくり進めます。


自宅システムのWアンプ化完了

2019年05月22日 | ピュアオーディオ


自宅システムに「Wアンプ化」(2台のアンプでネットワーク方式ドライブ)を導入して3日経ちました。昨日、残っていた「ケーブルグレード合わせ」を完了しました。


低域と中高域用の2ウェイ用をM4パワーアンプでドライブしています。こちらは最初からNo1グレードのラインケーブル・SPケーブルを使っていました。ですので、今回はこちらは触って居ません。



ディネッセンのアンプでJBL:#3105(7000Hz)でカットして7000Hz以上をドライブしています。こちらのラインケーブルはNo2グレード、SPケーブルはWE 16GAの細いスズメッキ線を使っていました。この状態では「音圧」と「音数」、「音の線の太さが細い」・・・等で、M4でドライブする音に比べ「寂しい音」でした。この3日程は「つまらない音」でヘキヘキしていました。(初めから予想はしていた)・・・また聴きたい気分にならない。

とうとう我慢できず、3日経って最終バージョンに交換しました。交換後のサウンドは低域から高域まで「質感」が揃い、「音圧」も揃い、高域のノビや艶やかさ、音数の増加を得る様になりました。音数はオリンパスシステムに匹敵します。

もうしばらく鳴らし込んで馴染ませてやれば更に良くなってくれると思います。当初、アンプの違いで違和感が出ないか?を心配していましたが、80%くらいはOKですね。残りの20%を鳴らし込みで解消できれば「自宅システムの基本的完成」になるでしょう。