Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムとサンスイSP-2005 マルチアンプシステムのサウンドが変わりました

2020年12月31日 | ピュアオーディオ


自宅システムとサンスイSP-2005システムの、マルチアンプシステム用のチャンネルデバイダーはSONY TA-4300Fを使っています。従来はBASS BOOSTは「6」レベルで使っていました。昨日、どちらのシステムも「0」の位置にしました。サウンドが変わりましたね。


TA-4300Fの使い始めは、「低音の量感が出ない」(ふん詰まり+活性化不足)ので止むを得ず「BASS BOOST」を「6」レベルにして、量感を出していましたが、「これで良いのか?」と疑問に思い、「0」レベルのサウンドを確認して見ました。同じ低音のボリュームレベルでは「6」レベルの方が聴き易いですが、「0」レベルで低域のボリュームを中・高音とバランスを取ってやるとこちらの方がサウンドがストレートで「変な細工」を感じません。BASS BOOSTは「サウンドパラメーター」と呼ばれるSWです。


こちらのSP-2005システムでもBASS BOOSTを「6」レベルから「0」レベルに変更しました。それに伴い低域用のボリュームを大きく上げました。中・高域とバランスを合わせました。出てくるサウンドはそう変わりませんが、「どこか作った」感じが消えて、ごく自然な感覚になりました。変なパラメーターは使わない方がより自然に聴こえます。

コンプレッションドライバーの内部配線

2020年12月30日 | ピュアオーディオ

JBL#2420様にご注文いただいた「シルバースターシリーズ」のコンプレッションドライバー内部配線。長さ12cm以下のこの配線を交換されたそうだ。結果は「激変」で有ったとお電話いただいた。そこで、この上の「ゴールドスターシリーズ」の内部配線も欲しいとの事で先日発送した。ちなみに、私のシステムではすべて「ゴールドスターシリーズ」で内部配線にしている。本当はもう1段上のケーブルを使いたいが、取り回しや太さ・強度で内部配線に使うには「無理」が多く、「使えない」と判断になりました。何処でも思う様には行きません。今回のゴールドスターシリーズの配線は写真を撮り忘れました。最も、「秘密アイテム」ですので、これまでも1回も写真をお見せした事は有りませんでした。

この配線(内部配線)を良い配線材に交換すると、今までのドライバーのイメージが変わります。音数が多く、質感も繊細でエネルギー感も有り、別の高級品のドライバーを使っている感覚になります。

サンスイSP-2005 マルチアンプシステムが良い塩梅に仕上がって来ている

2020年12月29日 | ピュアオーディオ


いつもはD208システムやCORAL FLAT6フルレンジを鳴らしているサブシステムの部屋。久しぶりにサンスイSP-2005システムのサウンドを確認して見た。JAZZをメインに色々聴いて見たが、なかなかの塩梅に仕上がっている。


ただ、チャンデバのTA-4300Fの「活性化度」が低い。時々中域のRchから音が出なくなる。音量が大きいと直ぐに復帰するような感じです。取り敢えず「音楽を楽しむ」には事欠かない状態の様です。当分は電源を入れてお守りしないといけません。3台のパワーアンプを使った効果は有りますね。

マルチアンプシステムで「音が出ない」等のトラブルが出ると、パワーアンプの性に考えがちですが、チャンデバの不具合もあるので、本当のトラブル原因を特定しないと対策を誤ります。

マッキントッシュ MX-110 プリ(チューナー付き)のサウンド

2020年12月28日 | ピュアオーディオ

もう15年以上前に使っていたプリアンプ、マッキントッシュMX-110。オーディオに興味を持ち出し、ファーストシステムを組んだ頃に、マッキントッシュC22より良い音の「幻のプリアンプ」が有ると、オーディオ店の店員さんに聴いていた。


なかなか時間がたった割には程度の良いブツを手に入れた。サウンドは「トロリ」とした艶やかな音色のプリアンプだった。


自作のモノラルパワーアンプ(ムラードEL34pp)を組み合わせて、タンノイ「レクタンギュラーヨーク」(HPD385)を鳴らしていた。ブラームス:交響曲第2番等聴き惚れるサウンドを出していた。この辺で止めて置けばよかったものを・・・ついつい「万能型SP」を目指して、アンプもスピーカーも変えてしまった。


当時は「サウンド追及」を目指していたので、この様な緩やかにのんびりと音楽を楽しむ事を避けていた。当時のニーズと現在の心境から考えると、「急ぎすぎたな?」と反省しきり。

ALTEC604系とタンノイの「同軸ユニット」は非常にシンプルなユニット構成で、これだけでそこそこのサウンドを出して来る。ここで満足できれば、JBLやALTECの「コンプレッションドライバー」を使ったシステムに行くこともなかっただろう。

何故「MD」を使っているか?

2020年12月27日 | ピュアオーディオ

私のシステムでは「MD」をメインソースとして使っている。メインシステム2台にはDENON DN-991を使い、DITTON15システムにはDM-9090×2台を、サブシステムにはMJ-D7×2台を使っている。


他にも10台を超えるMD機を購入した。ただ残念なのは、「生きているMD機」が少ない事。動かない・再生できない等の不具合な機器が10代くらい眠っている。これらは処分せざるを得ないと思っている。おそらく「電源部のコンデンサー」を交換すれば生き返るのも有ると思うが、機械的なメカニズムを持っているので、長く使わないでいると「固着」して動かなくなる。


自宅システムのDN-991RもMD「バッハ大全集」(リヒター版)で大活躍。


現在は電電部のコンデンサー劣化で使えなくなったDN-998F。


自分でピックアップ部を修理して使える様にしたが、特定のMDは再生できるが、再生できないMDも多く、とうとうジャンク品で手放した。


何故?MDがメインソースとなったかと云うと、①「FMエアーチェック」したサウンドが「CD」と遜色ないサウンドである事。 ②録音・再生操作がカセットデッキ並みに簡単 と云うのがその理由だろう。既に4年ほどの間に約1000枚程度のMDソフトが出来上がっている。アキュフェーズのFMチューナーT-1000では「ノイズ」が全くない・・・これも大きな要因となっている。


毎日鳴らす事の意味

2020年12月26日 | ピュアオーディオ

お遊びシステムの3セットのシステムも毎日鳴らしています。現在は「生き返らせる」為の鳴らし込みです。50年も前のアンプでしかも埃を被って「眠っていたアンプ」ですので、すべてのパーツに電気を流してやることが必要です。扇風機の様に「ファンが回ればよい」ぐらいの感覚ではオーディオは語れません。意外と簡単に考えている方が多いと思います。


このアンプ群も約半年経ちますが、まだまだ「生き返らせる」為の鳴らし込みを続けています。基本的な「音出し」には不自由は有りませんが、高級電源ケーブルやラインケーブルに対応できるようになるには2000Hrの鳴らし込みが譲れません。大概の方は機器が活性化する前の状態で聴いていると思います。本当に機器が「活性化」すると非常に滑らかな音のバランスと音の出方をします。


こちらのアンプ群はまだ鳴らし出したばかり。毎日2時間程しか鳴らせないのが厳しい。4~5セットのシステムを同時に「お守り」するのは至難の業です。とにかく時間が必要。一度活性化させると、数日鳴らさなくても数時間で元のsoundを取り戻せます。2000Hrの鳴らし込みをするには、毎日2時間程度の使い方では2~3年かかります。一般の方は多分「待てない」のだと思います。ここをじっと辛抱して鳴らし込んでやる事で「その先の音」を手に入れられます。

私が目指しているオーディオ

2020年12月25日 | ピュアオーディオ

私が目指しているオーディオは、「大型システムを10畳以下の狭い部屋でも安心して聴けるシステムにする事」です。JBLの2インチコンプレッションドライバー+ホーンシステムを8畳前後の「ニアフィールド」で聴くことになります。


オリンパスの部屋が縦長7.5畳、自宅システムが10畳ですので、どちらかと云えば自宅の方が私の理想に近いと思います。現在どちらのシステムも「3ウェイマルチアンプシステム」にして、7SPユニットをドライブしています。聴取位置は3m前後の処です。

この状態で「音が面で出て来る」様な音数の多さです。ステレオなのにモノラルの様に「定位」がしっかりしていて、耳に突き刺すようなピーキーな音は皆無です。初めて聴く方は違和感を覚えるかも知れません。非常に柔らかいサウンドで「質感の良さ」に拘っています。最後は楽器の音の「質感」をあげる事になるでしょう。オリンパスシステムをもう少し間隔を広げたいと思っています。そうすれば「録音された場所のステージ」が表現できるようになるでしょう。

「自動復帰?」した自宅システム

2020年12月24日 | ピュアオーディオ

12月12日にトラブルが発生した自宅システム。その後、低域用のパワーアンプかチャンデバがおかしい事が2回有りましたが、その後は何のトラブルもなく「自動復帰」しています。この内容だと、原因は「チャンデバの内部の活性化」が原因の様です。鳴らし込みも10ヶ月位経っています。現在もTV音声として連日5~6時間鳴らし込んでいます。


最近は22時から1時間程はMDで「バッハ大全集」を楽しんでいます。漸く高域もこなれて来た様で、バイオリン系の質感が上がって来ました。まだまだ安定的に安心して鳴らせる状況ではないと思っています。


「最後は1セット」と思っていますが、こちらのオリンパスシステムとどちらを残すか?非常に難しい選択になりそうです。こちらのシステムも毎日2時間は鳴らしています。現在の完成度ではこのオリンパスシステムに自宅システムは遠く及びません。

現在の「お遊び」システム

2020年12月23日 | ピュアオーディオ

SPシステムが3セット(①SP-2005 ②D208システム ③Flat6フルレンジ)になりました。D208システムとFlat6のみSPケーブルの繋ぎ変えで聴いています。SP-2005は3ウェイマルチアンプシステムです。


先日、中域用のTA-3130F(50W/ch)がトラブりましたので、TA-3140F(35W/ch)に入れ替えました。TA-3200F×1台、TA-3140F×2台の体制です。現在は、アンプを「生き返らせる」ための鳴らし込みです。4月くらいまで無事に使える様であれば一安心です。このマルチアンプシステムもなかなかのサウンドを出して来ます。国産スピーカーを鳴らしているとは思えないほどのサウンドです。シンバルの打音も余韻もJBLと遜色ないサウンドになっています。

コーラル Flat6 16cmフルレンジのサウンド

2020年12月22日 | ピュアオーディオ

コーラル Flat6 16cmフルレンジSPを畳に直置きで鳴らしています。本来はチャンとしたSPスタンドに載せて使いたいのですが、置き場所が有りません。専用のスタンドを作ってやりたいですね。


ドライブしているアンプは、写真上段のTA-2000+TA-3120A(50W/ch)・・・D208システム用と共用しています。


出てくるサウンドはJBL LE8Tと遜色ないサウンドです。低域のエネルギー感は若干劣りますが、高域が伸びていて、フルレンジとしての完成度は高いですね。私の処では、ケーブル類を「自作」して一般のケーブルより遥かに高い伝送能力を持った配線にしています。音の厚みとかをケーブルで補っていますので、かなり分厚いサウンドを出して来ます。