Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムは「何か?」足りない

2021年10月31日 | ピュアオーディオ

自宅システムを聴いていると「何か足りない?」感を持っています。現在6SPユニットシステムにしている。1個のユニットを鳴らしていない。しかし、それが原因ではない…と思っている。アンプの負荷を落としている。


音のバランス的には「限界」的なレベル設定。高域のパワーが全く足りていない様にも感じる。「鳴らし込み」で解決するのか? やって見なければ分からない。常に「誰もやった事のない世界」なので手探りです。

「質感」がもう少し上がって欲しい気がする。オリンパスシステムで出ている音が出ていない。「何か?」が分かるまで聴くしかないか? 或いは、「こうすれば良い」事は分かっているが、億劫に感じて触れないでいる自分がいる。もう少し頑張らないと「満足」は得られないだろう。特製の管球アンプが2台まだ眠っている。

Nさん宅と相互訪問

2021年10月30日 | ピュアオーディオ

Nさんが昨年から「音質アップ」に動き出している。一昨年4月にレビンソンのパワーアンプを導入し、昨年8月から3ウェイマルチアンプシステムにされて来ている。現在はSPユニットの組み合わせやSPケーブルのグレードアップをされている。写真は今回も突然で、古い写真しかない。レビンソンのパワーアンプとプリアンプの中にSONYのチャンデバ(TA-4300F)と30Wクラスの小型パワーアンプが有ると想像していただければ良い。



現在、最終の高域用SPケーブルを当方から貸し出している。低域・中域用もスーナーケーブルです。高域用も当然スーナーケーブルです。今回の試聴で初めて「エッジの立った音」になりました。それでいて「ヌケ」ているので、聴き辛さが無い。情報量も多く、SPが完全に消えて、「音が面出て来る」様になった。当方の2つのメインシステムと同じ出方になった。


当方の現在のサウンドも聴いていただいた。一種独特の音色と音の厚みや表現力に感心されていた。Nさんは、当方の自宅システムを参考に、機器の選択や、ケーブル類の交換をされて来ています。実際に「実音」を聴くと理解出来るでしょう。

マルチアンプシステムの高域に使うアンプは・・・。

2021年10月29日 | ピュアオーディオ

自宅システムは3ウェイマルチアンプシステムにしています。中・高域にWE101Dppパワーアンプを使っています。多分こんなシステムで鳴らされている方は非常に少ないと思います。


一月以上前はTr型アンプを使っていました。出てくるサウンドはイメージとしてかなり変わります。キレが有って伸びているのはTr型アンプの方ですが、音の厚みと音色では管球アンプの方が上です。どちらを選択するかはオーナーの好みの問題です。音楽を楽しむ面では「質感」が決めてくれるでしょう。質感ではTr型アンプは勝てません。


オリンパスシステムを最近は聴いていない

2021年10月28日 | ピュアオーディオ


10数年かけて作り上げたOLYMPUSシステムだが、最近は聴く時間が取れないでいる。その代わり、自宅システムは午前中と夜に聴いている。「音質アップ」の途上は、付きっ切りで聴いていたものだが、完成するとモチベーションの維持が難しくなる。

気候が良くなったので、日中はウォーキングに忙しい。連日3万歩越えの連発で有る。むち打ち症の後遺症で全身の筋肉が硬直化していた時期が有る。ストレッチでかなり良くなったが、まだ肝心な部分が硬い。それが沢山歩くと緩んでくるのだ。毎年沢山歩いても、冬には気温が低くなる性で元に戻ってしまう。今年こそ可逆しない様にと願って、コツコツ積み上げている。


ブルックナーやマーラーの交響曲が好きだったので、システムが完成したら、一生懸命に聴こうと考えていたが、完成すると興味が薄れて行く。久しぶりにマーラーの巨人(花の章付5楽章)を聴いたが、さすが!!!と思わせる表現力を持っている。JAZZBer2012もかけて見たが、低域の再現は普通のシステムでは出ないサウンドだ。このまま死蔵するのは勿体ない気がする。


エレキギター2台は点検修理を終えて帰って来たけれど・・・

2021年10月27日 | その他

先週、エレキギターの修理・点検を終えて引き取って来ましたが、#903Pはどうもしっくりしない。#912Pの方は特に問題なし。


何がしっくりしないかと云うと、①ノイズが載っている ②音の出だしに金属音がする ③音が抜けていない(曇っている) と云う処です。昨夜、その状況は、点検修理してくれた方にTELでお知らせした。なかなかまともにならないなあ・・・。本来のサウンドが出て来ていない感が強い。



また修正に出さなければならないでしょう。

1W/chアンプの世界

2021年10月26日 | ピュアオーディオ

正直、今時1W/chのアンプが使えるか?・・・SPユニットの能率が100dbを越えないと使えません。SPの能率が90db程度では、全く駆動力が不足するでしょう。


現在はTr型アンプの時代。安物のエントリークラスでも100W/ch位の出力が有ります。低能率(90db以下)のSPでも楽々と駆動出来ますが、「安物の音」では音楽表現が不足します。SPユニットの能率を考えて1W/chの管球アンプを組み合わせると、思いがけない「音色」の付いたサウンドが得られます。

だからと云って、「管球アンプ」を今の方にお勧めはしません。「良い球」はもう殆ど「死蔵」されているか?・・・稀にしか出てきません。出て来ても価格が高くて手が出ない水準になってくるでしょう。自分もWE300Bのアンプが欲しくて、20年程前に数セットの300Bアンプを持っていましたが、肝心のWE300Bが手に入らなくて諦めました。10年程復刻版を待ちましたが出てきませんでした。300Bも国産や中国製のモノは手に入りますが、音質が伴いません。2~3流の球を使うぐらいなら、止めた方が良いと判断しました。

私の2つのメインシステムはTr型アンプと管球アンプの良い所取り

2021年10月25日 | ピュアオーディオ

私の2つのメインシステムは、Tr型アンプと管球アンプの良い所取りをして、作り上げています。


低域のコーン型ウーハーにはTr型アンプを組み合わせ、瞬発力を確保しています。高能率のコンプレッションドライバーには管球アンプを組み合わせ。音の厚みと音色を確保しています。


基本的な考え方は全く同じですが、音のトレンドは違う方向にしています。


「求める方向」の違い(表現の違い)を変えています。オリンパスシステムには「プレイバックモニター」の様に「リアル」さを、自宅システムには「音色に酔わせる」(聴き疲れしないでいつまでも聴ける)を求めています。どれも同じ方向の音では面白くないでしょう。

使っているケーブル類はほぼ同じグレードですが、オリンパスシステムには「XLRケーブル」(平衡回路)、自宅システムは一般的な「RCAケーブル」で揃えています。但し、とんでもない「太さ」(断面積)です。「全ての情報を伝送する」事を基本にしています。Tr型アンプが抵抗体になっています。管球式アンプは内部配線を特殊な銀線で極太線に仕上げています。

自宅システムは良くも悪くも「管球アンプ」の音

2021年10月24日 | ピュアオーディオ

昨日の記事で、ノラ・ジョーンズのファーストアルバムを聴いていて、「甘ったるい音」と書きましたら、自分の装置ではそんな音はしないとコメントをされた方がいます。自宅システムは、管球プリに2台のWE101Dppパワーアンプの「音色」の世界です。独特の「音色」の世界かも知れません。ご近所のNさんも「宝石みたいな音」と云われていました。


WE101D球との出会いは、WE101D球を使ったプリアンプの「音色」を聴いてびっくりしました。「妖艶な」と云う表現が似合う球の「音色」でした。周波数特性がどうとかいう前の「独特の音色」には魔力が有ります。それから、WE101Dを使ったアンプを集め始めました。同じWEでも101D球系統の球でないと出ない「音色」なのだと思います。



英国STC4033Lシングルアンプも非常に良い音色とサウンドですが、WE101Dppパワーアンプの「妖艶な音色」には及びません。この辺は好きか?嫌いか?好みの分かれる処でしょうが、「魔力」に取りつかれた私にはWE101Dのアンプを選択します。折角2台も持っているのですから、自宅システムで使いたくなるのも無理からぬ事です。

管球の球の種類は非常にたくさんあります。私とて、すべての球を聴き比べをする事はまず無理でしょう。他にもWEやSTC、欧州の古典管がいっぱいあります。「ほれ込む」様な「出会い」が無ければ、絶対に手を出せない世界です。

自宅システムで「ノラ・ジョーンズ」

2021年10月23日 | ピュアオーディオ

最近は自宅システムでヴォーカルものを良く聴きます。昨夜と一昨夜は「ノラ・ジョーンズ」。彼女の甘ったるい歌声が非常に心地よく聴こえる様になりました。一般のオーディオマニアの方からすれば驚異的な「小音量」で。


チャンデバのレベルは前回の記事のまま、低域1レベル、中域2レベル、高域MAX10レベルの状態です。一番出力の無い縦型WE101Dppパワーアンプー1号機を中域に使っていますが、わずか2レベルで使えるとは思ってもいなかった。


高域用に使っている横型WE101DppパワーアンプもDECCAのリボンツイーターをかろうじて鳴らし始めている。このDECCAリボンツイーターが鳴り出すとヴォーカルや弦楽器の音が格別です。

SPの存在が消えて、面で音が出てきます。いつまでも聴いていられるサウンドになっています。

修理・点検に出していたエレキギターを受け取って来た

2021年10月22日 | その他

修理・点検に出していたエレキギター2本を受け取りに、熊本まで往復4時間かけて行って来た。ついでに、自宅で練習用に使用しているシェクターのギターも、気温の変化が大きいので調子の悪い処が出て来たので調整していただいた。これで3台のエレキギターが揃った。


修理・点検に出していたYAMAHA SESSION Ⅱ #903Pと#912Pが漸く手元に帰って来た。実際に弾いて見るのは明日になりそうだ。


セミプロさんの評価では、#912Pの方が#903Pより音質が良いそうだが、自分はまだ判断するのは早いと思っている。#912Pの方が先に入手した分、「起き出して」いると思っている。#903Pはまだ眠っていると思うので、使ってやる事で「寝ぼけた音」を「目覚めさせる」事が必要だと思っている。オーディオ機器も同じ事が言える。