Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

パイプダクトの取り付け

2015年02月28日 | ピュアオーディオ


高域ユニットへの接続の問題点は、ワニ口クリップを活用する事でクリアしました。

中高域のユニットを付けてからパイプダクトを取り付け様と考えていたが、パイプダクトを先に付けないとダクトが取り付け出来ない事が判り、接着剤が乾燥するまで一晩寝かせる事にしました。



今日は一応中高域ユニットを取り付けて見ましたが、パイプダクトの件で再度取り外しました。その間に次の作業の準備に入ります。現在片chのみユニットを外していますので、もう片ch外して行きます。

SPを1台分解して組立ますと、色々な注意点が判ったりトラブルが出て来ます。ようやく#4311のノウハウを掴みましたので、これから先はスピードが速くなります。既にネットワーク配線も終わっていますので、1週間もかからないと思います。

ネットワークをエンクロージャーへ取り付け

2015年02月27日 | ピュアオーディオ
昨日完成したネットワークをエンクロージャーへ取り付けです。硬くて太いケーブルを使っていますので、ゴワゴワしています。何とかエンクロージャーにネットワークを取り付けました。最終的に配線の長さを確認します。中域用に30cmで作っていましたが、50cm必要で20cm延長する事になりました。他の配線は長さ的には問題なし。



次は、「SP端子~ネットワークIN」間の配線をSP端子側に半田付けします。言葉では簡単ですが、狭い所で明かりも取りにくい所ですので作業は中々進みません。移動型スポットライトをエンクロージャー内に入れて、ようやく明かりを確保して作業は進みました。半田付けする処が見えていれば作業の確実性が取れます。少々の事では外れない半田付けになりました。



いよいよユニットへの配線の取り付けになります。その前にユニットへの音質対策をします。ツィーターは構造的に特に出来ませんが、中域と低域用には「モール線がSP端子に接続」されている所の「鉛半田」を「鉛レス半田」に入れ替えします。たったこれだけでそのユニットは生き返った様な鳴り方になります。



ウーハーとスコーカーはSP端子が付いていますので、そのまま配線の先端を差し込めば終わりますが、ツィーターは「ワニぐちクリップ」になっています。最初はこの部分を半田付けするのが良いと考えていましたが、そう簡単には半田付けできません。半田付け強度が取れません。やむなく「ワニぐちクリップ」端子を使わざるを得ない状況です。それでも配線とワニぐちクリップをどの様に強固に接続できるか工夫が必要です。現在、この点で作業がストップしています。ここも「延長」方式が良さそうだと思っています。明日トライして見ます。


ネットワークへの組み付け

2015年02月26日 | ピュアオーディオ


配線作りが完了しましたのでネットワークへの組付けです。



作った配線は、太くて硬いケーブルですので取り付けには気を使います。強度の無いラグ端子など簡単に壊してしまいます。上の写真では、JBLオリジナル配線と組みつけた改造品を並べて比較して見ました。一発勝負の半田付けです。配線の取り回しを考えて、手順を決めて配線を組みつけていきます。



1日かけてネットワーク基板に組み付けました。配線の強度が高いので半田部の強度も高くしないと簡単に取れてしまいます。

大型SPではスペース的に余裕が有るので、配線に困る事は有りませんが、ブックシェルフタイプやミニSPサイズでは、配線の強度と太さの関係で難しさが非常に高くなります。安直な半田付けなどはねつけてしまいます。



JBL#4311用箱内配線の作成完了

2015年02月25日 | ピュアオーディオ


一昨日から交換する配線作りをしています。端末処理や方向合わせ・3本の合わせ作業と半田付けをしながらやります。使った半田の量もφ1mmの糸半田を3mは使っているでしょう。



ようやく4セット×2台分(左右SP分)の作業を終わりました。出来たケーブルには全て方向性が有りますので、組み込む時には注意が必要です。とにかく面倒な細かい作業が多いので大変で疲れました。ケーブルを丸めていた為、指先が痛くてたまりません。

これからネットワークに組付ける事になります。そしてネットワーク配線を完成させます。SP箱に組付けるのはそれからです。

SP箱内配線作り(SuperTrail仕様)

2015年02月24日 | ピュアオーディオ


SP箱内配線作りに入っています。配線仕様によってグレードを使い分けています。今回は自分的には最高グレードの配線を作っています。使っているのはすべて同軸ケーブルの銀線です。芯線もメッシュ線も材質は銀線です。1本のケーブルは3本のケーブルで出来ています。その関係で「端末処理」に膨大な時間を取られます。その数は4×2×3×2台=48箇所、ケーブルの向きの統一、それにプラスして合わせ作業8本×2台となります。数字の上では簡単そうに見えますが、なかなか根気のいる仕事です。多分8時間ぐらいは没頭しないと完了しません。



作るケーブルは、
1)SP端子~ネットワークIN間(40cm仕様)
2)ネットワーク~低域間(50cm仕様)
3)ネットワーク~中域間(50cm仕様)・・・*30cm→50cmへ修正済み
4)ネットワーク~高域間(30cm仕様)

の4種類の配線を先にネットワークに取り付けます。その後ネットワーク内配線をします。配線の太さがφ6mmぐらいになりますので、取回しを考えながら「強固」な半田付けになる様にします。配線の作業手順は非常に大事です。

こう云う配線作業は、人によって「音の差」が出る処です。同じ仕様で作っても人それぞれの「癖」や「性格」で違う音になります。丁寧に作る事を心がけています。


JBL #4311ネットワークへの対策開始

2015年02月23日 | ピュアオーディオ


土日は来客が有るので基本的には「作業」は出来るだけしない様にしているのですが、待ちに待ったネットワークが来たので作業を開始しました。



昨日の段階で、オリジナル配線が付いていましたが、全てを取り除きました。現在残っているのはコンデンサーのリード部だけになります。ここまで来ますと作業の半分は終わった様なものです。JBL#4311は1972年頃のSPです。当時は鉛入りの半田が使われています。鉛入りの半田は抵抗値が高いので「伝送ロス」の元になります。この半田を半田吸い取り器で全て取り除きます。



各端子から奇麗に鉛半田を取り除いた状態です。これから配線に入ります。4311の配線を見て行くと、高域のみ「逆相」になっている様です。ウーハーはダイレクト配線で、コンデンサーは入っていません。中高域のみコンデンサーによって低域をカットして有ります。(6db/oct)

今週中には1セットのSPを完了させて、音出ししたいですね。

ようやく#4311ネットワーク到着

2015年02月22日 | ピュアオーディオ


注文して1週間してやっと#4311ネットワークが土曜に到着した。アッテネーターの動作具合を確認した。こちらの方がより正常だと思う。入手したSPに付いていたアッテネーターはちょっと堅い感触だったが、こちらは2台ともスムースな回転。



「いよいよ配線の交換を開始出来る」と、思ったら土日に当たってしまった。土日は出来るだけ作業をしない様にしている。慌てる事はない、出来るとこから少しづつやって行けば良いと思う様にした。



同じ色の配線になるので、低域・中域・高域の識別と+と-の識別が居る。その為に赤黒のマジックは欠かせない。



半田こて、半田(鉛レス銀入り半田)や半田吸い取り器も使う。出来るだけシンプルな配線にして、最短距離になる様に考えて配線をする。来週には2台共完了出来るだろう。コツコツと面倒な事を一つづつ片ずけて行けば自ずと作業は終わる。


物欲が止まらない・・・が・・・

2015年02月21日 | ピュアオーディオ
昨日は機器の「お守」に付いて書きましたが、「お守」も大事な作業です。現在ではこれ以上機器を増殖させる事は、予算の問題や置き場所の問題、それにお守の問題も有り控えたいと考えてはいるのですが、某オクを見ていると、「使って見たいユニット」等が沢山有り、ついついウォッチリストに留めてしまう。一度ウォッチリストに載せてしまうとなかなか消せない。

毎日「物欲」との戦いになります。これとこれを組み合わせたらこんなサウンドになるだろうな?と考えてしまいます。でも最後の最後で「もうこれはいいや・・・」と思わないとなかなか諦められません。現在も古いSPユニットや安価なアンプ類が有ると付い食指を動かしてしまいます。

「お守」に疲れて色々な機器を鳴らしては手放して来ているのに、まだ「物欲」が渦巻いている。どんなに頑張ってもメインシステムのサウンドにはなかなか到達できないだろうに・・・と云う事は判って居る。メインシステムに「投資」を集中させて、更に上のサウンドを求める事も考えて入るが、機器の入れ替えをすれば1年間の「苦行」が待っている。おいそれとは手を出し難い。しばらくはじっと我慢して「物欲」を抑えたい。こんな時はCDを買って気を反らしています。

毎日「お守」に忙しい

2015年02月20日 | ピュアオーディオ
以前はシステムを6セットくらい作って「お守」をしていた。「お守」に疲れてメインシステム3セットにしたのに、またサブシステムを増殖させて「お守」に忙しい。同じ事の繰り返しの様に見えるが、中身は随分と違う。



「音楽部屋」のメインシステムだけでも、CD、チューナー、オープンデッキ2台を毎日変わりばんこに鳴らしている。毎日SWのON/OFFをしている。これだけでも半日がつぶれる。



サブシステムも2セット有り、現在#4311の1セットは「改造中」の為聴けないが、D208systemは鳴らし込みに入っている。



アンプも2セット鳴らせるように準備して、おまけに予備パワーアンプも2台有る。今回のサブシステムは明確な目的が有り、どちらか片方を残すつもりである。どちらも「自分用」に特別な思いを込めて作っている。自分が満足出来る状態まで追い込んで行く予定である。



自宅に帰れば、自宅のメインシステムが待っている。オーディオ三昧な毎日である。20才頃夢見ていた生活を送っている。しかし、こうもオーディオ三昧にどっぷり浸かってしまって良いのだろうか?と思う時が有る。他にも毎日1万歩のウォーキングや下手ながらもカメラ、バイクもやっている。現在ではバイクもメインカメラも眠りがち。春になって暖かくなればカメラやバイクも使い出すので忙しくなる。

D208systemが鳴り出している

2015年02月19日 | ピュアオーディオ


2月6日に仮組して鳴らし始めて約2週間。アンプ類やケーブル類も固定化を図っています。



現在のD208systemSP。EVのツィーターとは音色が合わないので使っていません。



現在6畳間の座敷に設置していますが、これ1セットで家中をまかなえる音量が出ています。



メインのCD・アンプシステムもようやく出来上がりました。今出ているサウンドは一般の家庭ではメインSPとして十分通用するサウンドです。D208はD130系の20cmユニットですので重低音は期待できませんが、十分な低音の量感が出ています。音の太さ・厚みは自宅のD130wo使ったSP-707J+αsystemと遜色有りません。

D208systemの特徴は「中音の厚み」です。シンバルの音などコンプレッションドライバーの音ではないかと錯覚するほどキレの良いサウンドで「リアル」です。JAZZだけを聴くならこのままで一級品で十分に通用しますね。クラシックの弦楽ストリングスも明るく力強く、繊細に鳴らし込んでくれます。欲を言えば高域をもう少し伸ばしてやりたいですね。2ウェイでここまで鳴ってくれれば十分なサウンドだと思います。