Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

アンプメーカー・パーツメーカーに要望したい事

2019年08月31日 | ピュアオーディオ
アンプメーカーは「回路開発」にしのぎを削っている。「回路」も大事だが、製造業には4つのMが要素としてある。「電気回路」はメソードでしかない。他にも材料(マテリアル)・機械(マシン)・マン(人)の要素がある。

材料については「大容量伝送」と「低抵抗」の材料を考慮して欲しい。CDの中の情報をすべて取り出すためには上述内容が必要だ。材料の吟味(特に配線関係・プリント基板も入る)を十分にして欲しい。

また、使われている電子パーツ類は一般の「汎用性」パーツを使っている。ゼネラルオーディオなら仕方ないが、ハイエンドクラスの電子部品も一般的な「汎用」パーツを使用してある。価格的に言えば、1台のアンプで¥10万円を超えることはない価格だ。これが、シャーシを付け、端子・ソケットを付けると¥数百万円になっている。私が言いたいのは「適正価格」というものの考え方が出来ていないという事だ。確かに数量が少ないので受注生産や数量限定生産になり易いので多少の価格アップは理解出来るが、「過ぎる」価格は普及力やファンを無くす。

パーツメーカーについては、「オーディオ専用パーツ」を生産して欲しい。どこのアンプやソース機器でも「一般の汎用電子部品」しか使っていない。需要が少ないので作るのが(ラインを作る経費が億単位になる)大変なのは分かっているが、一般家電とハイエンドのパーツは別なグレードとなるべき。例えばカーボン抵抗器のリード線は精々φ0.5㎜程しかない。これをφ10㎜以上にして欲しい。こう云った内容はアンプメーカーの要望でなければ実現しないだろう。他にも1本数十円の「ガラス管ヒューズ」を平気で数百万円のアンプに使っている無神経さ。どこに良識を感じられるのかな?

現在電子部品は「極小化」が激しい。スマホや携帯電話に使われる物に需要が大きいのでそちらが中心になっているのは理解で出来るが、「極小化」の弊害(寿命が短い)には罪悪感を感じてほしい。自分もTr部品の製造に携わって来た。トレンドとして「ミニ化」(小型化)がその会社のハイテクラインである。QA検査をするとどうしても一般サイズのものに劣る部分が出てくる。オーディオの場合は逆に「ビッグ」な方が「音質」が良くなる傾向になる。需要は少ないかも知れないが「ビッグ部品」も一つのバリエーションではないか?

少しづつ是正して行く

2019年08月30日 | ピュアオーディオ

自宅システムは特殊な「ネットワーク方式」による3ウェイシステムです。パワーアンプをW化させて無理やり完了させました。その後「鳴らし込み」を続けて状態を音質確認しながらの「ながら確認」をしています。

毎日「鳴らす」事で音色や質感が少しづつ変化して来ています。ドラマチックな表現をしてくれますが、ただ根本的に「低域の豊かさ」が不足している様な気がします。もう少し低域の豊かさが出てくれれば・・・その対策方法は有る事は確認しています。「音の重心」を1オクターブ下げれば良いと思います。

スピーカーシステムを3ウェイにしているので(4ウェイ・5ウェイにする事はしない)現在のネットワーク方式では限界もある。WE101Dppパワーアンプの出力も1W/chしかないのでこちらにも限界がある。少しづつ手を入れて完成度を上げて行きます。本当に使いたいシステムはこの自宅システムだからです。D130の音色・能力を最大限引き出して楽しみたいですね。

音楽を聴きたくない日もある

2019年08月29日 | 写真・カメラ・林道ツーリング
この5日間ほど雨が降り続いている。昨夜から今朝にかけてとんでもない雨の降り方をしてる。最近5年の間に「50年に一度・百年に一度」の大雨が3回も来ると嫌になります。

雨音が激しいので5時に起きだし朝食を済ませ、6時に家の前を見ると、家の横に幅1.5mの水路が有るのですが、水位が1.5mぐらい有りました。(通常は10㎝)当方の自宅は石垣で2m以上の高さが有りますので水害とは無縁な環境です。水路の水位が1.5mだと、下流側では石垣など有りませんので「床下・床上浸水」します。

音楽部屋は自宅から3Kmほど離れた高台(自宅より標高が20~30mは高い)にある。そこに行くべく何時もの道を自動車で行くと、中間地点の信号を左に曲がろうとしたら、いきなり赤ポールが並べてあり入れなくなっていた。「どうしたの?」と塞いでいる方に質問すると「冠水です」との事。(この道の先には山の井川が有り、長さ7mぐらいの橋が架かっている。この川が橋の所で溢れたのだと直ぐ理解しました)

仕方がないので、もっと上流に行けば川幅も狭くなるので行けるかな?と思って八女市街の方に向かいましたが、またまた「冠水」の為引き返さざるを得ませんでした。Uターンして「しっかりした橋」の有る道を通って「音楽部屋」に行きました。橋の部分では橋げたすれすれに泥水が轟轟流れていました。

音楽部屋に着いていつものようにコーヒーをドリップして煎れ、サブシステムを鳴らしてゆっくりとコーヒーを飲んで一息入れました。ただ朝TVを入れ見た風景は、佐賀駅が冠水している場面でした。こんな日は「音楽を楽しむ事」はないですね。気分が音楽を楽しむ気になれません。



現在の優先事項

2019年08月28日 | ピュアオーディオ
自宅システムが完成し一息付いている状態だが、サブシステム辺りの「余分な機器」や「余分なパーツ類」が場所を取っていて、少し(バッサリと)整理をしたい。


写真には写っていないが、LE8Tシステムや#4311システム(片ch)も有る。もちろん予備アンプ類も4セット程眠っている。他にSPユニット達も眠っている。とにかく沢山色々なものを揃えている。場所を取るのと「お守り」しなければならない事がネックとなりつつある。不用品の処分を優先させないといけない・・・今までズルズルと決断を延ばして来たがそろそろすべき事をする番だと感じる。

個人的には整理整頓して「シンプル」な状態にしたいと思っている。散らかっていると「音楽」を楽しむ雰囲気になれない。サブシステムも#4425を使う事に決めたので、D208システムも処分する事にした。

とにかく部屋をスッキリさせて次の目標(オリンパス部屋の洋間化及び拡張)に向かいたいのです。

オーディオの世界には知らない機材が多すぎる

2019年08月27日 | ピュアオーディオ
オーディオ雑誌のカタログを見ていると、知らない機器が多すぎる。それだけ種類も豊富にあると云う事でもある。

例えばM・レビンソン氏が起こしたCELLOの「リファレンス」と呼ばれるアンプ群やHQDシステムなど実際に聴いた事のある方等非常に少ないのではないだろうか?

金額的に一般庶民には「天文学的な価格」であったり、出回っている数量が少なくて田舎ではまず出会えない様な事も有る。

オーディオ機器は実際に自分で使って見ない事には本当の事は分からない。「音」は伝達する事が難しい。一般のTVやラジオでは「・・・の様なもの」の「音」なのである。

「音質追及」に明け暮れた15年間で有った。使ったアンプやソース機器、スピーカー等の入れ替えで家1件建ちそうな金額を使ってきたが、それでも世の中のオーディオ機器をすべて聴いた訳ではない。多分に「井の中の蛙」的な部分が有ると思う。これは仕方の無い事だと自分では諦めている。

「自分の求めるサウンド」に到達すれば「完了」させても良いのでは?と思う様になった。「止まれ」ば「進化」は無い事は分かっている。しかし、いつまでも「挑戦」し続ける事は出来ないだろう。どこかで折り合わないと・・・。

メインスピーカーをどう選択したか? その1

2019年08月26日 | ピュアオーディオ
50歳当時、メインスピーカーとしてJBL#4343を使っていました。4343は26歳の時に購入しました。ですので24年間ほど使っていたことになります。その間にアンプやCDPのグレードアップやケーブル類も揃えてきました。

JBL#4343は最後のSPとして購入したのですが、長く使っていると色々と気になる部分が出てきます。そのまま使っていても良かったのですが、2インチドライバー(JBL#375)を使ったシステムのサウンドを聴くと、#4343では「スケール感」が縮小版に聴こえてしまいます。

新たなメインスピーカーを作ろうと思い、どんなSPが良いだろうかと考えた時に、自分でアセンブルしいて「成長できるSP」にしようと考えました。成長させるSPのベース機として、和室でも洋室でもモダンなデザインで合う菱目格子の「JBL:オリンパス」を選択しました。



JBL:オリンパスシステムも調べてみると幾つかのユニットの組み合わせがあったのです。一般的にはS8Rシステムが有名ですが、S1やS6,S7、S8、S7R等のユニットの組み合わせがありました。S8とS8Rの違いは「ドロンコーン」が有るか無いかの違い、Rが付いているのは「ドロンコーン有」になります。

個人的には「ドロンコーン」が好きではないのでシングルウーハータイプの箱を探しました。D130と175DLHの組み合わせ(S6仕様)の箱を探して、たまたまその箱にはLE15Aが付いていました。前オーナーがLE15A+ガウスHF-3000に交換してありました。



自分で「アセンブル」してSPシステムを作る・・・と考えていましたので、他のユニット(#375・075・2405・LE85)やLX5や3105のネットワークも買い揃えました。一番悩んだのが「#375用のホーン」です。HL88(蜂の巣)、HL89(ゴールドウィング)、HL90(お化けホーン)のどれにするか?・・・非常に悩みました。最後の結論は「3つとも揃えてしまえ」でした。・・・結局その3つのホーンを使った3つのメインシステムが出来ました。・・・長くなるので今日はこの辺で・・・





サブシステムの異常が出なくなった?

2019年08月25日 | ピュアオーディオ

先週から今週にかけて(一昨日まで)、1時間ほどかけていると「ノイズ」の発生と「Lchから音が出なくなる」症状が出ていたが、昨日はまったく「正常」な状態である。私のシステムではこの様な事が度々ある。


何故なら「電源ケーブル」と「ラインケーブル」で2回の活性化をさせるから。一般のケーブルでは「活性化」は起きない。とんでもないグレードのケーブルにすると「機器の内部配線」や「パーツ」部分で「ふん詰まり」してイレギュラーな動作をしてしまう。特に「パーツ類」の処で「伝送対応」出来なければ「異常な音」や「故障」と思えるような症状を呈す。

今回のトラブルの元はNo1ケーブルのラインケーブルにあると思う。No1グレードのケーブルにしてから「異常」(故障?)が出始めた。だからNo2グレードのケーブルに「グレードダウン」して使い出した。No2グレードのケーブルにして約1週間・・・漸くこのグレードのケーブルが使えるようになったと云うだけ。今すぐにNo1グレードのラインケーブルにすればまた不具合な症状が出てくると思う。

今しばらく(1~2か月)はNo2グレードのケーブルで「慣らし」てやろうと思う。年内にNo1グレードにするぐらいの気持ちが必要だろう。急いでも機器の方が対応できない。しばらくはこのまま様子見しようと思う。

サブシステムの不調の原因は・・・?

2019年08月24日 | ピュアオーディオ

サブシステムの不調の原因はどうもC3プリアンプにある様だ。それも「ルーズコンタクトモード」にも似たような感じだ。この現象は以前から有った現象だ。その為2回も修理に出した。使うに付け何処かのパーツが「消耗」して来て、頻度が上がって来た様だ。


前回も同じ様な症状が見られて、RCA端子のぐら付きと強度不足を対策したが、根本原因ではなかったと云う事になる。「ルーズコンタクトモード」は非常に厄介な症状だ。短時間では症状が出てこない場合もあり、出たりでなかったりもある。

今回の症状も1時間ぐらいは正常に動作しているが、急にノイズが出だしてLchの音が消える。もう少し症状を見極める必要がある。古い機器にはパーツの劣化は十分考えられる事で、ひとつづつ対処して正常化していくしかない。

メインシステム2セットは特に問題もなく使えるので困ることはない。のんびりと修理していこうと思う。

サブシステムがおかしくなった

2019年08月23日 | ピュアオーディオ

サブシステムが安心して聴けなくなった。どんな症状かと云うと、①Lchから突然音が出なくなる。②同時にブーンというノイズが発生する。


プリアンプは共通のC3。JBL#4425システムをドライブしているパワーアンプはM4。D208システムをドライブしているのはディネッセンのパワーアンプ。同じ様な症状なので「プリアンプのOUTPUT」でのリークではないかと推測している。その原因が、極太No1ケーブルの硬さと重さにRCAソケットが耐え切れない様な感じ。OUTPUTの1or2を使っているのでG側の接触不良の可能性が大と予測。もしくはCR類の不良。

仕方がないのでどちらもNo1グレードのケーブルでアンプ間を接続していたけれど、No2グレードに落として様子見している。一応まともに使える様だ。No2グレードでもアンプには相当な負荷がかかる。(外部・内部共に)

C3プリアンプがだめなら再度修理に出し、RCA端子類をすべて交換とチェックをしてもらう予定。その間はサトリのミニプリで代用する。

使用するケーブルの硬さや重さで使える機器が限定される処が辛いところです。メインシステムはその点を理解して作ったり、仕様を確認して「使える」機器を選んで使用している。その点トラブルはない。今回のC3は再三云っていたように私から見れば「端子」が弱いのだ。当然内部配線も弱い。・・・私のケーブルが「常軌を逸している」関係もあります。


1セットの機器のお守りでも大変

2019年08月22日 | ピュアオーディオ

自分に必要なシステムはオリンパスシステムと自宅システムだ。この2セットのメインシステムをお守りするだけでも大変だ。何しろオリンパスシステムには4つのソース機器が有る。CD機・MD機・DAT機・チューナーと4種類のソースがある。回転系を持ったソース機器は使ってやらないと故障の原因になる。どのソース機器も1日に1回・1時間は回してやる。


自宅システムもソース機器は4種類。アナログプレーヤー・CD機・MD機・TVを繋いでいる。プリアンプのセレクターを回して均等とまではいかないまでも切り替えてやることが「ガリ」を防ぐことになる。


その上にサブシステムも2セットあり、ソース機器も3種類。CD機・MD機・DAT機と有る。他にもサブサブシステムもあり、眠っているアンプもある。どだい機器を持ちすぎていると反省している。少し減らしてやればケーブル類も空いて来て、よりグレードの高いケーブルだけになってくる。・・・贅沢な悩みだと自分でも思う。折を見て少しづつ減らしていかねば行けないだろう。

「音質アップ」対策がすべてのシステムでほぼ完了しているのでなかなか手放せないのだ。体力があり、気持ちが若い証拠か?