Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムのヒアリング

2012年05月31日 | ピュアオーディオ

今日は久しぶりにお休みを取って自宅で休養をしていました。午前中に自動車を2台洗車してワックス掛けをしました。午後は運動靴を3ました。さすがに疲れて2時過ぎから自宅システムで音楽を楽しんでいました。昼間なのでいつもより音量を上げて楽しみました。

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いつも聴く音量はC40のボリュームで10時の方向ですが、今日は1次の方向まで上げて見ました。聴いた曲は鮫島有美子「世界の愛唱歌」からダニーボーイ、追憶等。この曲は以前JBL4343のシステム時代まったく聴く気になれない程高域がキツク感じられ楽しめなかったモノです。現在のシステムでは軽々と耳当たりも良く、高い音域も苦もなく再生して楽しめます。次にショパンのP協2番をアルゲリッチ/ロストロポーヴィッチで楽しみました。2楽章のトレモロとピアノの掛け合いの部分が、いつも聴く音量ではトレモロが薄く感じられ、「こんな録音なんだ」と思っていましたが、音量を上げて聴いて見るとトレモロがしっかり分厚く聴き取れます。音量でCDの中の評価が変わってしまいます。短絡的に決めつけてはいけないと思いました。

Amp_system1

くつろいで聴くにも3時間が限度です。これ以上はお尻が痛くなります。


自宅システム

2012年05月30日 | ピュアオーディオ

707j3

自宅のシステムは現在、今までで最高のサウンドになっていると思います。質感がすこぶる良くなりました。

Amp_system1

4月にマスタークロックを外部入力とし、先月クロックケーブルをケンタウロス(ゴールドスターRCA)に交換しています。

Emt9811

ルビジウムクロックを外部クロックから入れています。ルビジウムクロックを入れてから低域の下限の部分の分解能がかなり良くなっています。低域のD130から今まで出せなかった音が出ています。

C40

パワーアンプのWE101Dppアンプも本領を発揮し始めたようで、多分現在はMAX 0.7Wぐらいしか出ていないと思うのですが、プリアンプのボリューム位置は10時の方向です。

WE101Dppアンプの入力トランスを1:1(500Ω:500Ω)の状態で使っているので、本来の設計の1.4Wが出ていません。設計では600Ω:10KΩになっています。一応元々付いていたトランスが有るのですが、サイズが小さく音質的にもあまり良くない為使用しなかったのです。先月その交換用のトランスを新品で入手していますので、時間が取れ次第交換を考えています。

We101dpp

その理由は、WE310ラインプリを持って来たい為です。現状ではC40の出力ゲインが高いので0.7Wでも使えますが、WE310ラインプリの出力ゲインが若干足りないので1.4WのMAXパワーが欲しいのです。


ロッシーニの「弦楽の為のソナタ」

2012年05月29日 | ピュアオーディオ

ロッシーニの「弦楽の為のソナタ」は以前からFMで聴いて知っていましたが、なかなか買えないでいました。午後のティータイムにかける曲としてFMでは紹介されていました。(かなり昔の話)

Rossieni

やっと念願かなってCDを購入しました。買おうとすればいつでも買えるはずですが、なかなか順番が来ませんでした。この曲は色々な処で使われていますので皆さんもご存じだと思います。

今回購入したのはクラウディオ・シモーネ/イ・ソリスティ・ヴェネティの全曲盤。弦楽の為のソナタは6曲ある事を初めて知りました。有名なのは第3番ですね。このCDはなかなか良い演奏と録音だと思います。ただ私の知っている演奏では有りませんでした。またCD探しをする事になりそうです。昔聴いて頭の中に入っている演奏を探すと思います。


2セット目の無垢材ケース

2012年05月28日 | ピュアオーディオ

A730専用無垢材ケースの音の良さにつられて、2台目のA730かD730を購入したいと考えています。その為に2セット目の無垢材ケースの作成に先週から取りかかっていました。

彫り込みを完了し、今日その仕上げを終えて明日塗装に出そうと予定していたのですが、1週間の仕事が一瞬でパーになりました。・・・良く乾燥していなかったのでしょうね。ものの見事に割れてしまいました。

無垢材の選択は非常に難しいモノが有ります。①無垢材の材質 ②縦横高さのサイズ ③良く枯れているか? ④木目は大丈夫か?(向き・樹齢) ⑤材にクラックはないか? ⑥節はないか?・・・等チェック項目が有ります。写真でその材を見ただけでは判らないものも有ります。

また加工に付いても一発勝負ですので、削り過ぎは致命傷になります。作業手順も良く良く考えてしないといけません。まったく同じ木目は有りませんので、1個1個がまったく別の加工方式になるくらい、良く考えて作業に当たらなければなりません。木目に沿ってノミを入れても、予測と違う処まで割れて行く場合も有ります。無垢材の加工は予測不能ですので収率が悪くなります。


昨夜は定例OFF会

2012年05月27日 | ピュアオーディオ

昨夜は30年継続している「オーディオ同好会」の定例会でした。今月はATCのSPをお使いのIDさん。

Atc_system

ATCのSPを2セットお使いですが、こちらはメインのSP。艶やかな音色がしています。

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DENONのSACDとビオラのプリ(カデンツァ)+パワーアンプ(シンフォニー)の組み合わせでお使いです。ドライブ力十分で音の厚みが有り、管球アンプの様なしなやかさも有ります。

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SAECのタップとカデンツァの電源部。ラックをお使いで無いので、床面に直置きにされています。

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今回はSPに接続されていませんでしたが、2系統目のCDPとアンプ。アキュフェーズのSACDとゴールドムンドのDAC、ATCのプリ、アキュフェーズのパワーアンプと揃えられています。こちらは「専用部屋」が出来てから活躍する事になる様です。

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なんとも贅沢なシステム群です。どの機器もそのままポンと置いただけの状態で、柔らかく暖かみのあるサウンドがしています。

前回お訪ねした時よりもサウンドに力が有り、且つ柔らかくしなやかなサウンドに仕上がっています。この状態なら気楽に音楽が楽しめると感じました。見えない部分で色々工夫されていますね。


久しぶりにカメラ話題

2012年05月26日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

今日は久しぶりに早起きして、ご近所の花を写真撮りに出かけました。バラの花が奇麗だったと思っていたら、盛りを過ぎていた様でチョっと残念。それでもこの季節でないと会えない花達をカメラに収めました。

オーディオばかりをやっていまして、カメラは防湿庫で眠ってしまっています。時々は出して使ってやらないとカメラも調子悪くなりますし、レンズのグリスが偏って廻り方がぎこちなくなります。

花の写真を撮っていて思うのですが、銀塩写真の方が色の出方は奇麗な様に感じます。最初期頃のデジカメの写りは、「色のりが薄い」様に感じていましたが、最近のデジカメはかなり良くなっている様に思いますが、それでも「彩色」は銀塩の方がまだ及ばない様に思います。銀塩カメラも2台有りますので、こちらも使ってやらないといけません。


CDの音質アップの次の手は・・・

2012年05月25日 | ピュアオーディオ

CDの音質アップのキーポイントが段々判って来ましたので、実践に移して行きたいと考えています。今回のCDPのベース(台・ケース)もその一つです。次は「マスタークロック」をもう少しまともにして置きたいと思っています。

Sync3

オリンパスシステムではエレハモの安物クロックジェネレーターでごまかしていますので、本格的なジェネレーターに交換したいと考えています。マスタークロックの実験は自宅システムで続けて来ましたのでほぼ効果も掴んでいます。自宅のシステムも良い質感になって来ています。


A730 水平化ケース最終調整

2012年05月24日 | ピュアオーディオ

A730_case

21日の入荷時点では無垢材ケースにそのままA730を載せていましたが、直ぐに「本革」(10mm×20mm t=1mm)を6か所に敷いて、浮かせるような使い方にしていました。

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前方から見るとこんな具合です。以前べニア板で水平化ケースを使っていた時と同じ場所に敷きこんでいます。

A730_case2

横から見るとこんな具合です。中間と後側が良く見えていませんが、6点に敷きこんでいます。

サウンドの方は、「本革」を敷きこむ前は、やや甲高い音がして、振動を感じていましたが、「本革」を敷きこんでからは非常に落ち着いた質感になり、SN比の良さを感じます。無垢材の響きの良さも加わり、音のバランスが良くて反応が早い、音数の増加、音のキレの良さとほぼ狙って質感になりました。

A730ノーマルの斜めのセッティングはモーターに負担がかかります。ゴギング(片縁、片擦り)をサウンドに感じていました。その為に「ナロー」なサウンドに聴こえていたと思います。水平にしてしかも響きの良い無垢材のケースを使った事で、形的な不自然さや質量の増加で外来の振動に強いセッティングに出来ました。A730が別の高級なCDPに変身しました。


TB SP-W3-593SG 超小型SPの塗装完了

2012年05月23日 | ピュアオーディオ

先週A730無垢材ケースと一緒に塗装に出していた「TB SP-W3-593SG 超小型SP」も塗装を完了しています。

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上の写真は塗装前のMDFの素地そのものです。

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こちらが塗装上がりの状態。初めは「赤茶色」を予定していましたが、A730のケースの色と同じ色にしました。

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最終的な配置にセットを完了しています。落ち着いた雰囲気になった様に思います。サウンドは8cmユニットから出ている音とは思えない程、しっかりしたサウンドが出ています。来店されたお客様がビックリされます。小口径のフルレンジが空中からポッと鳴りだす雰囲気が良いです。


A730 無垢材ケースの完成

2012年05月22日 | ピュアオーディオ

先週塗装に出していたA730専用無垢材ケースが塗装を完了して帰って来ました。

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希望の色には届きませんでしたが、自家用なのでこれでも良いと思います。

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木目も美しく品位の有るケースになりました。重量が13Kg程あるのですが、あめ色にしますと重量感を感じません。

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サウンドの方は試着した時と同じサウンドが出ています。非常に響きが豊かで繊細でスケール感が大きな再生音がします。音のキレ込みの良さや情報量のアップが顕著です。今週いっぱい鳴らし込んで行けばセッティングの馴染みも取れてくれるでしょう。

オーディオの再生音は機器ばかりではなく、ラックやベースを変えても、それらのセッティングを変えてもサウンドが変わります。何をやってもサウンドは変わりますが、「良い方向か?悪い方向か?」の見極めをしないといけません。