Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

かぶせられた・・・

2017年01月31日 | ピュアオーディオ
昨夜も某オクで機器を入手しようと思いましたが、落札時間が深夜で起きて付き合う事が出来なかったので、予定価格を入札してそのまま寝ました。朝起きて結果はどうなったのか?と気になりチェックして見ると、被せられていました。残念!!!
たった二人で競り合って、最後にかぶせられたようです。

欲しい機器を手に入れるには「競争相手」に競り勝たなければなりません。この処、いつも競り負けて2番手に甘んじてしまっています。だからと言って「相場」を無視してまで競るつもりはないので、気長にオクを楽しみたいと思います。

機器集めも最終段階に来ていますので、無理してまで集めなくても良い・・・と言う心に余裕が有ります。熱くなって競り続ける様な馬鹿な真似はしない様にしなければと思っています。(過去にそのような経験が沢山ありました)

昨夜はガッカリ

2017年01月30日 | ピュアオーディオ
昨夜は久しぶりに本格的なパワーアンプを手配しようと某オクに参加していたが、予定価格を上回り、更に上限価格も上回った為諦めた。良い出物が有ると皆さん競合して来ますので、その競争に勝たなくてはなりません。なかなか思うようにいかないモノです。こんな時は縁が無かったと諦めるのが良いでしょう。

最も無理してまで「拘る」事まではなかったアンプですので潔く諦めました。それより+10万円出してもっと良い物を買った方が良いと云うのが私の結論です。オクで買い物をする時は自制が必要です。

一度使ったことの有るアンプの場合、音は判っているのですから、後は程度と使用頻度の問題です。なかなか程度が良く、大事に使われていた・・・と判る出物でないと食指が動きません。その内、また別のアンプを手に入れたいと思っています。

本格的パワーアンプが欲しいが・・・

2017年01月29日 | ピュアオーディオ


JBL3大ホーンシステムを持っているが、それぞれ別の場所でCDP~パワーアンプまで違う機器でシステムを組んでいる。RCA箱システムは現在オール管球システムでアンプを組んでいる。それも全てアンプ内部配線を特殊な配線に交換して使っている。3ウェイマルチなので、低域はGE6550pp、中・高域用はGE6550シングルアンプで初段管を替えている。一応音の厚みや質感は揃っている。



このRCA箱システムは現在息子に使ってもらっている。このシステムは以前にハーマンサイテーションXX、マッキントッシュMC2500やMC2600、レビンソンNo331LやNo431L等で鳴らしていた事が有る。低域をD130(16Ω)のWウーハーにしているので、能率がすごく高い。10Wも有れば十分にドライブできる・・・と思って、GE6550ppの約20Wのアンプを組み合わせている。



ただ、低域に関しては、相手がコーン型のユニットで有り、TR型のアンプの方が音のキレ(シャープさ)が数段良いと言う事は判っている。そろそろ彼も「音のキレ」で不満を持っている様なので、ここいらで本格的なアンプに入れ替えてあげたいと思っている。予算と相手の有る事なのでうまく手に入れば良いのだが・・・。




久しぶりに本格的に聴きました。

2017年01月28日 | ピュアオーディオ
この処、聞流す様な「・・・ながら聴き」ばかりしていましたが、昨日は久しぶりに「本格的」な聴き方をしました。精神的に集中出来る時と出来ない時が在ります。集中して聴く時は、機器の粗やソースの粗さえ気になります。



昨日はMD機のDN-991とDN-980を聴きました。ソースはFMチューナーから録音したジェームズ・レバイン指揮/ウイーンフィルで「チャイコフスキー:くるみ割り人形抜粋・白鳥の湖抜粋」。短い曲が数曲連続演奏されます。

バイオリンの質感が非常に艶やかで、ゴーイングの様や指の動きも判るくらい解像しています。タンバリンも革の部分の音と周りの金属の音がリアルに聴こえます。ハープの音も非常にキレが良く、良く響きます。ファゴットも聴き惚れてしまいました。メインのCDPラインにも劣らないサウンドの様に聴こえました。私のシステムでは前後左右に音が広がります。(現在は左右幅が取れない為イマイチですが・・・) 前後方向(前に出てくる音と奥に広がる音)はなかなか良く再現できています。奥で鳴っている楽器は奥で鳴っています。

MD機も時間的に500Hrを越えて来て、「活性化」して来た様で、これからが本当に聴くのが楽しくなります。

最近は写真に凝っている

2017年01月27日 | 写真・カメラ・林道ツーリング


今年の正月までデジタルカメラは、NIKON D90,D300,D2Xs,D800EとフジX-PRO1を持っていた。APS-cのD90、D300、D2Xsは処分を考えている。ようやくD2Xsを処分したがまたNIKONの一桁機を欲しがっている。現在はD5の時代、しかしアマチュアの素人には価格的にチョッと手が出ない。取り敢えずD3SかD4辺りを考えている。もちろん程度の良い中古を狙っている。



カメラを増やす前に、D800Eをフルに使う為にレンズを購入した。AF-S24‐70mmF2.8GEDNのナノクリレンズを入手した。当然次は70‐200mmF2.8G VR Ⅱ(ナノクリレンズ)が欲しくなっている。物欲が尽きない・・・情けないなあ・・・。70mm以上は余り使わないので180mmf2.8のマクロやSP90mmマクロ、300mmF4が有れば取り敢えず我慢できる。

X-PRO1にはHexanonARレンズを主に使っている。このレンズのシャープさ、解像度の良さ、色ノリの良さが気に入って、殆どマニュアルで使っている。他にもNIKON AI‐sレンズ、MINOLTA MCレンズでも24mm~300mmまでを所有している。マニュアルレンズは合計すれば50本くらいあるだろうか?毎日とっかえひっかえして花の写真や風景を撮っている。

毎日午前中と午後の2回カメラを持ちだして歩き回っている。歩き回って疲れている時にオーディオを聴いている。それが最近の毎日の日課になっている。

SPのセッティング のつづき

2017年01月26日 | ピュアオーディオ
昨日のブログで「SPのセッティングで音数が増える」と書きました。良いセッティングにすると①「外に音漏れが少なく」②「部屋の中の音数が増え」③「音が前面に出て来ます」となります。何事も100%にするのは難しいので6割達成できれば相当な効果になります。

SPのセッティングについては、メーカー製SPでは「袴」や「スパイク」等の対策を一応取られるようになって来ましたが、まだまだ6割の努力の境地にないと云うのが私の実感です。

SPセッティングの為に色々なインシュレーターが販売されていますが、地震等への安全対策が考えられているモノはごく一部に限られます。特に金属製で作られて滑り止めもないようなお粗末なインシュレーターが高値で販売されているのには呆れています。

インシュレーターは大きければ良いと云うものでは有りません。SP箱をうまく「自然に響かせる」為にはそのサイズも重要です。私は「太鼓の革の原理」でSP箱を鳴らすべきだと発送しています。特にSP底面は「太鼓の革の原理」でなければ上手く鳴らないと感じます。太鼓の革の内側に何か接触するものが有れば太鼓は響きません。この太鼓の革の内側部分にメーカー製の「袴」や「スパイク」が取り付けられています。当然「響かない」のです。実際にドラムの革の内側にチョッと手を触れただけで振動(響き)が死んでしまいます。これと同じ原理で「ドラムの内側」に触れるものが有ってはいけないのです。

ではどこで受けたらよいのか?・・・「太鼓の革を貼る位置」が重要です。SPに例えるなら「箱を構成する縦板」に相当するでしょう。この場所しか「支持するポイント」は有りません。大体縦板の厚みは20~25mmぐらいの厚みのSPが多いです。こんな処に50mmのインシュレーターを敷いたら「太鼓の革の内側」にまでかかってしまいます。そうなると響きが死んで「死んだ音」になってしまいます。

インシュレーターは基本的にφ25mmからφ30mmぐらいのモノが間違いありません。残るは何処に敷くかです。先ほどの「縦板」のお話がここで生きて来ます。縦板の下なら「太鼓の革の内側」にはなりません。縦板の下ならどこに敷いても構わないと思います。合理的な位置として「SP底面の四隅」になるでしょう。

ここで問題点が出て来ます。SP底面の4隅にスペーサーを敷き込んでも1点は必ず浮いています。三脚でも判る様に、3点でないと普通はガタなく安定しません。4点だけでは「ガタ」が発生します。このガタを取る為には「木材のしなり」を使う手も有ります。そうやってSPのセッティングを詰めて行きます。上手く考えデザインすると「理想のセッティング」をシンプルな形にまとめる事が出来ます。

音数を増やすためにはSPのセッティングをおろそかに出来ない

2017年01月25日 | ピュアオーディオ
大型SPシステムを床面にポンと置いて(直置き)使っている方が殆どだと思う。メーカー純正の「袴」や「スパイク」を使ったセッティングに疑問を持たないのだろうか?

それらの「袴」や「スパイク」及びその位置は、個人的見解で言うなら「取って付けた様なもの」で、メーカーで音質を確認したと云うより、「置き見栄え」を図った根拠のないものだと思っている。自分で「SPセッティング」を追求して感じた事である。

「SPから床面への振動の伝播」で床面に音エネルギーが「振動」として伝わっている。この振動の伝播を防ぐ方法として「サスペンション方式」(クッション・制振)をして、床面に振動が伝わりにくくする事を対策すると「音数」が増えて来る。それも「前面に音が出て来る」様な鳴り方に変わる。当然「音数」も増えて来る。中型・小型SPにも同じことが言える。

SPのセッティングで最も理想と思えるのが、床面に設置しない事だと思うが、その為には「吊るす」事が必要になって来る。しかし100Kg近い重量を吊るすには相当な安全対策と吊るす支持ポイントを確認しないといけない。低域に関しては箱を含めた重量の問題でほぼ不可能な内容になるだろう。中高域のホーンシステムなら、重量的にも何とかなる重さで有り、吊るすポイントや方法も何とかなると思う。

「吊るす」事で得られるメリットは、「自然な振動(響き)」ではないだろうか?・・・これを床面に設置する方法で原理を考え実践すれば相当な「音数」の増加につなげる事が出来ると思う。大型SPには床面への振動の伝播を極小化させる工夫が求められる。決してメーカー任せでは得られない豊かなサウンドが得られると思う。

音質アップは音数の増加から

2017年01月24日 | ピュアオーディオ
今まで色々な対策をして「音質アップ」をして来ましたが、その中で一番の指標は「音数」の増加だと思う。例えば「CD」の中にどれくらいの情報量(音数)が入っているのか?・・・そのすべてを取り出してシステムから出す事を考えていた。皆さんが思っているより遥かに多くの情報がCDの中には入っている。何処まで情報量を増やせるか?が課題です。

CDラインの完成に私は10年近い歳月を掛けて来て一応満足の行く音数になっていると思っている。しかし、まだ上には上があると思っている。尽きる事はない。

CDラインへの対策は①ヒューズのグレードアップ(ガラス管→オーディオグレードヒューズ) ②電源ケーブルのグレードアップ ③ラインケーブルのグレードアップ ④CDPのセッティングのグレードアップ ⑤ライントランスの導入 ⑥その他システムの基本的部分へのグレードアップ(プリ~SPユニットまで)となると思う。

それぞれの項目への対策が一度で終わった試しはない。何度も何度も各部毎のグレードアップを繰り返してやっとたどり着いた。CDPの場合、まだ一人であーだこーだとやれるからまだ良い。大きく重いパワーアンプやSPユニットへの対策は一人ではできない事が結構ある。慣れた人が最低二人はいないと対策さえ実行できない部分がオーディオにはある。

オリンパス部屋の機材がまだ多すぎる

2017年01月23日 | ピュアオーディオ


オリンパス部屋の機材を眺めているとまだ機材が多すぎると思う。ソース機器を試していたのでまだその残骸が残っている。機器を減らして「お守り」の負担を減らしていかなければ・・・と思う。しかし、数を減らすのも思い悩む処でもある。



この別置きのソース群は要らないなー。そろそろ処分してしまおうかな?



サブシステムの方にも余分な機器や音質が合わない機器が有る。こちらも処分を考えなくては・・・。

私の機器の場合、機台数を減らせば電源ケーブルやラインケーブルが浮いて来ます。機器の金額よりケーブルの金額の方が遥かにコストに効いて来ます。ケーブルを増設するにも材料代がかなりかかります。出来るだけ今持っているモノで最高の組合せで使いたいですね。機器が多くなるとどうしても格下のケーブルを使わざるを得なくなります。(残すか手放すか決まらないうちは最高級のケーブルは使えません。

毎日の日課

2017年01月22日 | ピュアオーディオ


毎日オーディオシステムを「お守り」するのが日課になっている。20個近いSWを毎日ON/OFFさせる事はもちろん、ソース機器も順番に鳴らして行く。



チューナーを鳴らして次はDATを鳴らして・・・その次はMD機を2台ならして・・・DN-H4600Nを鳴らして・・・最後にCDPラインを鳴らして・・・。







アンプ類も毎日欠かさず鳴らしています。SPも毎日ならしてやらないと「錆」が発生します。振動する事で錆を防ぎます。



全ての機器の電源を毎日ON/OFFするのは、「BV」(逆耐圧)による機器の破損を防ぐため。常時電源をONしっぱなしだと、予期せぬ「停電」が発生した時に「BV」で機器が破損してしまう。電源SWの接点をいつも綺麗にして置くことが重要。半導体関係の電子部品は殆どが「BV」に弱い。

以前半導体関連の電子部品の工場に努めていた時に、常時24時間体制で稼働しっぱなしの機器を、5月の連休、お盆の連休、正月の連休の時に電源を落としていましたが、その度に、機器の内部に使って有る半導体の電装基板が機器の約2割で「復帰不能」になっていました。それらの機器にも「半導体電子部品」が使われています。電源SWを切る事で「BV」が発生し、その時点で「壊れて」いました。それを知らずに連休期間に「電源を完全に切って」オーバーホール等やったら一巻の終わりです。まず殆どの機台が動きません。そんな事例を何度か見て来ています。

自分はそんな例を見て「何故だろう?」と疑問に思い、完全に電源を切らずに「バイアス」状態にする様に工程の機器を維持していました。だから工程の機器がトラブる事は更に1/10以下に減って、無用な故障を防いできました。そんな経験から「半導体」を使った機器は、電源のON/OFFを毎日しています。「BV」はサージ電流(突入電流)とも呼ばれる「ピーク電流」によって引き起こされます。SWの接点に「酸化膜」が厚く付けばそれだけサージ電流が高くなります。毎日ON/OFFすることで接点を磨いています。いつも綺麗にして置けば「抵抗」を低く抑えられ、サージ電流そのものの値を低く抑えられます。